異人たちとの夏
この映画のスレ、いつも必ずラストの名取の場面の話になる。飽きた。 >>14
僕はこの映画大好きなんだけど、
最後の名取裕子はいらないと思います。
あれさえなければ最高の作品なのになぁ〜。
削れなければせめて順序を逆にして
例えば異人の怖さを先に見せておいて
両親も恐いのか?と思わせて泣かせる、とかね。
>>14さんはどう思いますか? >>15
僕もこの映画大好きなんだけど、
最後の名取裕子はいらないと思います。
あれさえなければ最高の作品なのになぁ〜。
削れなければせめて順序を逆にして
例えば異人の怖さを先に見せておいて
両親も恐いのか?と思わせて泣かせる、とかね。
>>15さんはどう思いますか? >>12
リメイクじゃなくて、そこの部分カットすればいいんだよ。完全版として 俺も期待しすぎたせいか全くダメだった。
この頃はもう大林監督の作品はどれも同じに見えて
きてしまっていた。
尾道シリーズは大好きなんだけどね もうちょいで始まるよ!
◆異人たちとの夏
○07/15〜
12:30/4:30/8:30〜終10:20
◆瞳の中の訪問者
○07/15〜
10:30/2:30/6:30
洋画「眺めのいい部屋」でも同じ曲が使われていたけど、
あれがプッチーニですか? 大林さんオカルトの表現がヘタと思う
あの「ハウス」を思い出した。
いつも話題になるラストの名取は
山田太一の原作がもつ異空間的な雰囲気が
おどろおどろしさだけになってた。
でもお話はとても好きです。
この原作を浅田次郎がいろんな短編でパクってますね 名取のシーンは全部オエ!だけど、あれがないと
自分より若い両親と再会してしみじみするシーンの
良さが引き立たない。おぞましい反面があるから
ノスタルジックなシーンの良さが際立つわけで。
「おまえの事をね、誇りに思ってるよ」というシーンで
毎回どうしても泣いてしまう。 >山田太一の原作がもつ異空間的な雰囲気が
>おどろおどろしさだけになってた。
脚本家が別だからねえ、別物になってしまった部分もあるかも。
いくら市川さんとはいえ… 音楽もすごく良かったね。プチニではなくて。ただのBGM。
すごくチープなのだけれど、やさしくて、あたたかくて。
癒されます。流石にサントラCDないんだろうなぁ・・・ 正直、家族のシーンで泣きました。DVD化されてないのかな?出てたら欲しいタイトル >>30-31
サントラもDVDも出てるよ
CD : B00005H0KL
DVD : B00005MMLK ええーマジですか。DVDは持ってたけど、CDはあきらめていました。早速探してみます。
やー、やっぱり最後の名取のシーンが効いてるよなぁ。
アレがあるから、この映画がひきしまるんだよ。 同意。はじめは余計だと感じたけど。名取は必要と今なら思える。
めっさ思い入れがあって、確かキネマ旬報ベストでトトロに負けて
2位だったのに、驚いた。アニメに負けるのかよってショックだった。
どっちも好きな映画だけど。 「何も言うな、もう何も言うな。。
。。。だめらしいゃ・・も〜会えねぇだろうな・・・」
今半でのこのスキヤキシーンは泣けますな。
鶴太郎のチャキチャキ、風間のヌボッとした感じ、いなせな秋吉。
不思議な感覚を体感できる映画ですね。
>>35
地下鉄のトンネルで異次元に踏み込んでしまうし、
名取も異人だったわけでしょう。
この男にとって色んな部分で自分を問い返してみる時期だったのかも。
男の更年期だったんじゃないでしょうかw 名取のラストは用不要の問題ではなく、見せ方の問題でしょ?
あれじゃ「ねらわれた学園」の峰岸徹と変わらない。 鶴さんと秋吉さんがすごく綺麗に消えたから、
同じ異人なら名取はんにももう少し
綺麗に消えてほしかった。
でも、それにしてもあの映画は良かった。 ビデオ整理してたら異人たちとの夏が出てきた。久々に見るか。
時期的にも丁度いいだろう。 年齢設定って、どうなってたっけ?
「現在の自分(風間)より若い両親(片岡、秋吉)に会って…」
という解説をどこかで読んだような。 片岡鶴太郎と秋吉久美子までの間はよかったけども、
ラストが陳腐というかチンケ
最後で駄作になった。 >>46
ラストというと、あの浅草のアパート跡に行くところか?
日本の怪談のオチはああでなきゃいかんとオレは思うんだがなー。
「今半」で、母・秋吉が「気が急いてうまく言えないけど……おまえを大事に思っているよ」
と言うのを聞いた息子・風間が小さい嗚咽をかみ殺してまるでこどものように「行っちゃうの?」
と尋ねるところは何度見ても泣きそうになる。 >>47
違うだろ。どう考えても不評な、名取裕子の浮遊シーンのことだよ。
聞き飽きた(俺も言い飽きた)けど。 >>46
>>48
もう会えねぇだろうが、本当のラストシーンを忘れねぇでくれよ。
体に気をつけるんだよ。 ところで、何で主人公はあの夏にあんな経験をしたんだろうなあ。
死んだはずの両親が復活して、アパートに住んでる。
自殺したファンの女が自分の部屋にたずねてくるようになる。
しかもどちらも生身だし、触ることができる。
いったい何がきっかけで、あんな夏になったんだろうね。
強いてあげれば、地下鉄銀座線の新橋駅で奇妙な体験をしてからかな?
もうあの夏は彼には戻ってこないのかな? いろいろあって(離婚とか)、精神的にちょっと参っていたから、かな? 対談で淀川氏に「最後のドタバタはいらなかったね。両親との別れで終わらした方がよかった」と言われ
大林は「いや日本映画は、あれを入れないとダメなんですよ」と不可解な反論してた。
不可解ってことはないだろう。
両親との別れだけで終わらしたら、従来の月並な日本映画のままだ。
表現の仕方に賛否はあるが、大林が撮るからには、ああなったのは理解できるがなあ。 この間ケーブルテレビでやってたね、個人的には名取さんは静かに消えた方が
いいんじゃないかな、と。
朝、風間氏が起きるといるはずの名取さんがいない、管理人に尋ねると
「え?彼女・・・1カ月前に亡くなりましたが・・・。」みたいな感じで。
ま、ありきたりといえばありきたりなんだが。
最後の線香をあげてから爽やかにポイ捨てをする所はちと笑えた。
山田太一の原作を読むと桂は
「お前はそのつまらない人生を生きるがいい!」みたいな実に意地悪な
言葉を残して消える。まさに主人公を取り殺せなかったせなかったことを
悔しがる悪霊って感じ。
この方が悪霊の冷酷さと親の霊の暖かさの対比が鮮やかでいいし怖いと
思うのだけど何故、原作を変えちゃったのかな?
みんないい人で終わりたかったのかな。
あんなに血を浴びせていい人も無いもんだ、と思う今日この頃。 今日のPM8時からテレビ東京で放送していた
「幸せ!一週間の食卓&仲間たち 俳優、風間杜夫が落語?お笑い?
ダイエット?浅草思い出の味に涙」
は花やしきでベンチに座って母親との思い出を語ったり
風間本人が個人的にも小さい頃からの思い出があるらしい
「今半」のすき焼きを食べるシーンがあったり
この作品を匂わせる風景がたくさん出てきてちょっと良かった…。
(実際、キャッチボールやすき焼き家での両親との別れのシーンも流れたし…。) TVドラマでもあったよね、鶴太郎が原田役に扮したのが。
こっちのほうは両親との別れで終わっていたけど。
鶴太郎が消え始めた両親に向かって
「おとうちゃん!!」「おかあちゃん!!」
と泣き喚くシーンが忘れられません。 >51
俺もあんまり霊とか詳しくないけど、離婚問題とかやはり精神的に波長とかが
狂い 霊的な波長とあったんじゃないかな、僕は主人公は、作者 山田氏
だと思う 自分の中でいつも自分をたしなめたり 勇気ずけてくれた
両親を自然に心求めて その波長によって悪霊まで呼んでしまったんでわ
俺も 下町育ちだから この映画 好きだし昔の下町浅草に郷愁を
おぼえます。 「お父さん、今日はお多幸で熱々のおでんを食べよう。」 >>59
同じくドラマ版なんて記憶にない。
好きな作品なんで、あれば絶対観てるはずなんだが・・。
>>55
>>最後の線香をあげてから爽やかにポイ捨てをする所はちと笑えた。
そのあと拾うシーンがありますよ。
>>67
いかにも泣けそうな感じしますな
59はこのドラマ指してるのではと推測してみる 鶴太郎が自分を過大評価した作品だと言うことと
秋吉久美子がアカデミーで主演を取り損なった作品だと言うことは
知っている あらら、個人的には邦画1の作品なんだが意外に評価低いのね…
フライング名取は確かにチープだったけどあの壮絶さがあったからこそ
ラストシーンの爽やかさが生きてくるとか思ってたんだが 先日両親と浅草のフグやに行ってきました。「ふぐ刺し、すきなだけ食べていいよう」と言いつつ財布の中身が心配な自分でした。かっこ悪い・・・・。
最後の女オバケには哀しさを感じたな。
両親も子供に対したときにはただただ優しかったけど
女オバケの執着にも、両親の優しさと通底するものがあると思った。 “ラストのドタバタ”はワインの夜、主人公に拒絶された女の哀しみや恨みつらみをぶつけ、その後プッチーニの流れる中を女幽霊が「取り戻せるわ、貴方なら…」とはかなく消えて行く画面といい大変良い場面と思え。作品全体の流れとしても不自然さはなかった。 DVDゲットし、十数年振りに見た。
学生時代に見た時と、親父をなくし、自分自身が父となった今では感慨が違うな。 今ふと思ったんだが、原田がやつれていったのは、両親に会いつづけたせい?
それともケイに会いつづけたせい?両方?
鶴太郎の「何で俺たちと会うと死んじまうんだい?」みたいな台詞があったのと
両親には殺す理由がないような・・・
あるいは理由と無関係に幽霊界のお約束でしょうか? アイスクリーム食べるシーンが好き
「このアイスクリームほんとにおいしい、ほんとに甘くなくて」
って言う時風間杜夫の声が少しだけ詰まる、そこがいい
あと背中に乗った秋吉久美子が落ちてきて思わず風間が動揺するとこも
鶴ちゃんのシーンはどれも最高
名取裕子は・・・幽霊だったというのは全然アリなんだけど、
同じオチでももうちょっと他に見せようなかったのかな >>85
異人さんは、生身の人間が接触すると
知らず知らずのうちに生気を吸い取ってしまうのではないでしょうか?
母ちゃんはなぜラジコンに興味を持ったのかなぁ? 食べ物がおいしそうな映画だったな。
名取と食べるちびたチーズ。
「灰をまぶしたヤギのチーズ。傲慢」とかさ。
アイスクリームも。母ちゃんがとりあえず出してくれる
きゅうりの味噌も。
ところで、腑分けの絵がたくさん出てくるのはなぜだったんだろう。
名取の部屋にあったんだよね。
何か意味があったのかな。 >>85
牡丹灯篭の話から引用してるんだろうね。
まあ、この世にいない両親とわかってて、会っているわけだから、罰は当たるわな。 >>29
亀レスだが
そこはひらがなで「ぷりんぷりん」の方がいいんぢゃないかと思う
「もう済んだの」「そりゃどうも」 いい奴だ←ポン引きが? 「冷たいからハンカチか何かで持ってろ」
「ハンカチなくていいんですか?」
「 俺は平気だよ 」
…この後の風間杜夫の表情がなんとも言えん… >90さん、フォローありがとう。
まさかこんな間を置いてコメントいただけるとは思っていませんでした(笑)。 タワレコでサントラ買ってきたよ(VPCD−81240・VAP)
音楽だけでも泣けるね〜
明日はプッチーニを探しに行きます 主人公が最初に浅草に向かうシーンで立ち寄る鰻屋。「小柳」
だったんだね。今日明日にでも訪ねてみよう。 はじめ、ガツガツ食ってるんだけど
年配のお客さんの様子を見て
「おっと…」という感じになるんだよね
やべえ鰻食いたくなっちまった 山田太一は、丁寧に原作を書いてる。
ブコフの100円コーナーに並んでるんじゃまいか?
秋吉と片岡は34歳で、名取が31歳。でも、秋吉のほうが幼く見える。 さて、そろそろ浅草でウナギでも食いにいきますか。
連休中日、今晩またDVD観ます。泣きます。 俺は鶴太郎がゲージツ家面しているのが大嫌いなんだが、この役だけは
例外的にいい。悔しいけど泣けてしまう。 ラスト近くの親子別れのすきやき屋のシーンにぐっときた。ここで終われば
名作だったのに。
んで、すきやきって言えば秋田の畠山鈴香も自分の娘を川に突き落とした
夜はすきやきだったらしい。 浅田次郎原作で今秋映画公開が決定している「地下鉄(メトロ)に乗って」を
読んでみた。こちらの方は主人公が『自分が生まれる前の父親(いくつかの時
代)にタイムスリップして対面する』という話。「異人たちとの夏」には遠く
及ばない愚作だった(泣)もうすぐ盆。この時期になると俺は毎年「異人たち
との夏」をDVD観賞する。そして毎年泣く。変な話だけれど、この原作を読み
映画を観てからは「(寿命を終えて)死ぬ」ことが、以前に比べて怖くはなく
なった。 あの両親は、主人公が浅草にきたから甦ったのか、甦ってたから主人公を呼んだのか、
どうなんだろうな。演芸場で、落語家が声に反応してるし、今半でもちゃんと3人分出て
くるから主人公だけが見た幻でもないだろうし。
どういう種類の幽霊なんだろう。名取裕子のと同じ種類なのかな。 >>111
幽霊というよりは、この小説の表題そのままに『異人』であったという解釈は
いかがでしょう。もしもどこかの惑星(ほし)に、私たちが会いたい人々が実
は存在していて、日常の何かのきっかけから遭遇することができるとしたら。
夢があると思うんですよ。
ストーリーの流れからいえば、ふっと時間をみつけて単独行動を主人公が予定
外なものとして選択した。その御褒美として両親がいた、という気がしなくも
ありません。 自転車事故で死にきれなかったご両親が
期間限定で生き返っていいっていう条件で
神様が「浅草で待ってなさい」って言ったんじゃない?
だから鶴&久美子も久々の再会を当然のように対応してた
あらかじめ秀雄の姿も知ってたはず
で、NGワードが「今半のすき焼き」だったのでは?
それでもご両親は息子の好意に甘える事にした
再び別れがくる場所になる事も知った上で
バックが夕陽というのも哀しい、
親子愛が引き立つきれいなシーンですね…
まあ、幼い頃に両親と死別してれば、誰でも一度は会ってみたいと思うが。
その両親に、お前はいい子だ、今までよくがんばったなあ、と言われたら泣くしかない。