女番長 野良猫ロック
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日活ニューアクション末期にひっそり咲いたあだ花
「野良猫ロック」シリーズについて語ろう。
ドラッグでトンでるシーンが1作につき1度は出てくる。
ヤバ過ぎ。 この前NECOで「セックスハンター」を観たけど
強烈だった。パンチが効きすぎ。
バッキャローーーーーーーーーー!
やってやろうじゃないかさ。ズベ公らしく。 オパーイのガスバーナー焼きシーン最高。
モップスの貴重な演奏シーンもあるよ。 シリーズ第4作「マシン・アニマル」と
「セックスハンター」が双璧で面白い。
「ワイルド・ジャンボ」はあまり面白くない。
チイチイのリーゼント姿が拝める貴重な映画ではあるが
辛気臭くていただけない。 お願いですから、野良猫シリーズのDVDを発売してください、日活様。 このシリーズは繋がってないのね
バロン死んだのにまた出てるもんね 伸びないね〜このスレ
あんまり観た人いないのか??
それにしてもこのシリーズは
アメリカンニューシネマの影響を感じさせる乾いた演出と
当時の若者文化や風俗を存分に楽しめる
隠れた傑作だと思う。今だからこそ再評価されて良いはず。 1『女番長、野良猫ロック』
2『野良猫ロック、ワイルドジャンボ』
3『野良猫ロック、セックスハンター』
4『野良猫ロック、マシンアニマル』
5『野良猫ロック、暴走集団71』
1、3、4は長谷部安晴作品。2、5は藤田敏八作品。
長谷部作品は皮ジャン、サングラス、カー・バイクアクション、
当時のアメリカ文化、風俗を取り入れている。
藤田作品は世間的常識への適応を拒否した若者の追い詰められていく姿を軽やかに描く。
当時は藤田作品の若者の状況の描き方が新鮮で、評価、支持が非常に高かった。
藤田は、これ以降、日活が崩壊してからの作品は軟弱になった。 当時のGSサウンドからニューロックに移行していく日本の
ロックシーンの貴重なドキュメント映像でもある。
歴史的価値は非常に高い。
第4作「マシン・アニマル」で女性キーボーディストのバンドが
演奏するシーンがすばらしくカッコよい。
鍵盤をパーカッションのように叩いてリズムを出す奏法はインパクト大。 梶芽衣子がシリーズを通して主役もしくは準主役として
登場するのだが、その鋭い眼光としなやかな肢体
独特の雰囲気には抗い難い魅力がある。
タランティーノが魅了されるわけだ。
第4作「マシン・アニマル」のLSDパーティのシーンの
不気味さは筆舌に尽くしがたい。
私はこれを観てドラッグにだけは手を出すまいと
思いました。 はっきし言って最初はゴーゴー喫茶のシーン目当てで
見た映画だったけどカー&バイクアクション、梶芽衣子
の可愛らしさ、サイケなファッシヨン、気だるいながらも
二ヒルな雰囲気がありなかなか魅力的な作品群だと思う。
やられちまうぞ・・・。
テメエらのナオンはみんなあのハーフどもにやられちまうぞ!
とかヤバイセリフが目白押し。
よくこんなの製作できたよね。混血児狩りとかタブーに抵触しまくり。
『女番長・野良猫ロック』・・・・・MXテレビで見た
『野良猫ロック、ワイルドジャンボ』・・船橋のビデオ屋で借りた
『野良猫ロック、セックスハンター』・・ビデオ注文して買った
『野良猫ロック、マシンアニマル』・・・埼玉テレビで見た
『野良猫ロック、暴走集団71』・・亀有名画座の藤田敏八追悼
企画で見た
ナオンってのが時代を感じさせます。
ところであの混血児バーのシーンだけ画面がスタンダードに
切り替わるのはなぜ?演出なの?
>>18
ラストの決闘に見られるように、長谷部+大和屋コンビは、西部劇がやりたかった訳ですね。
いささか強引だけど、混血児は白人と先住民の間の子だということ。
ところが、西部劇だと征服者である白人側の視点になるけど、ここではひっくり返して、
被征服者である先住民(日本人)たちが葛藤する話になっている。
ちなみに参考にした1本が、西部劇ではないが、ダグラス・サークのメロドラマ「悲しみは空の彼方に」
だとか。まあ、混血児の話ではあるけれど・・・。
>>21
何かで読んだけど、その日、手違いでアナモフィック・レンズが現場に無かったとか。
「じゃあ、このまま撮っちゃおう。後でスタンダードのまま焼きつければいい」
となったと聞いたけど、本当ですかね? 凄く後味悪い終わり方だった>セックス・ハンター
途中の送入歌「黄色いサクランボ」を歌ってるのが
「ゴールデン・ハーフ」ってのもトンチが利いてるわ(w
70年当時の横浜の風景が強烈だった。 大和屋ってルパン三世の脚本家の?
どうりでなんか虚無的でニヒルな雰囲気がただよってる
わけですね。 >>23
あれは、横浜ではなく立川では? ロマンポルノに姉妹編的作品「セックス・ハンター 濡れた標的」
(脚本=大和屋竺 監督=澤田幸弘)がありますね。
立川は大和屋氏のお気に入りなのか、藤田敏八「エロスは甘き香り」でも使っていますね。 >>25
−・・・脚本は大和屋の第一稿に藤井鷹史(長谷部安春のペンネーム)が手を
入れ、それをさらに大和屋が直す形で完成した。
長谷部によると、脚本の最初の打ち合わせでは、米軍が引き上げた後の立川を
舞台にすることだけを決め、あとはダグラス・サークの『悲しみは空の彼方に』
など混血児が登場する映画の話になったという。この時に大和屋と長谷部は
混血児狩りについては話していない、それだけに第一稿を読んだとき、長谷部は
混血児狩りというアイデアを持ち出してきた大和屋の過激さに驚いたという。−
(「荒野のダッチワイフ 大和屋竺ダイナマイト傑作選」1994 フィルムアート社より)
>>22では、少し誤解を招く書き方になりましたが、西部劇における、
征服者(白人)×先住民(インディアン)×混血児 (主に劇を動かすのは白人と混血児)→
征服者(米軍兵・黒人)×先住民(日本人)×混血児 (動かすのは日本人と混血児)
と置き換えている。さらに、直接の征服者である黒人も、背後にいる白人もほとんど登場せず、日本人
と混血児ばかりが葛藤している。こう図式してみると、非常に意味深ですね・・・。 ケン・サンダースって実写版ワイルド7の第十二話
「悪魔のライダー」でゲストの悪役やってましたね。
ジミヘンみたいな顔だな〜と思ってみてました。
ちなみに実写版ワイルド7は長谷部安春監督による
傑作エピソードがけっこうあります。
ランク付けをすると
1「セックス・ハンター」
2「ワイルド・ジャンボ」
3「マシン・アニマル」
4「女番長」
5「暴走集団’71」
ってなところですね。
いいじゃないか いいじゃないかぁ〜〜〜〜〜
モップスの「御意見無用」が聴ける点で「暴走集団」に1票。星勝がモップス解散後
裏方へ回ってしまったのが惜しい気もするが、そうでなかったら陽水は「アンドレ・
カンドレ」のまま立ち消えとなり、もうこの世にはいなかったに違いない。
>>28
このスレの主旨とはちょっと違うけど、『ワイルド7』ネタで……
郷^治がスナイパー役でゲスト出演した時に口笛で吹いてた曲が、『キル・ビル』
の中でダリル・ハンナが吹いてた『密室の恐怖実験』のテーマだったってマジですか?
あ、そういえば、双葉十三郎先生が、最近出た新書版の本の中で野良猫ロックを
誉めてましたね。あと、長谷部監督のことも。
>>30
あの当時モップスは四人編成だったはずなのに
「御意見無用」演奏シーンではカウベル叩いてる
アフロの兄ちゃんがいて五人なのね。誰だあれ?
ま、レコードと違って英語バージョンの歌詞で唄って
るのがイカすのね。
一作目の『女番長・野良猫ロック』って評価低い?
CB750K0&フェロー・バギーの歩道橋→地下街チェイス
なんてまさにロック!シリーズ中一番過激なシーン
でないの? 一作目、和田アキ子が若くてキモイ
(若い頃の映像を見ると萎える女性タレントって・・・)
いや、決して”今 が い い”というつもりではないので バイクに乗った女の流れ者が、悪いヤツラやっつけて、
またどこかへ去っていく----なんて話、洋画も含めて、
他に例が無いんじゃない?
あの着想の良さは、もっと評価されるべき。 >>29
たのむからそう結論づけないでほしい。
1 ワイルドジャンボ
2 暴走集団71
3 セックスハンター
4 女番長
5 マシンアニマル
だな自分は。藤田敏八のかったるい青春映画好きです。暴走集団とかいいながら,
自転車で伊豆の廃坑に行くところ,のどかでいい。
藤田作をとるか長谷部作をとるかで,ランク付け分かれますね〜。 藤竜也のあの「うひゃひゃひゃ」って感じの笑い声が好き。
梶芽衣子はワイルド・ジャンボでのキャラが明るくて好きかな。 ドラッグやってるシーンがやたら多いけど
この当時ってまだLSDとか違法じゃなかったのか? 当然違法だけど、ベトナム帰りのアメリカ兵から
ばんばん流れていた、ということで
野良猫ロックは基地の町が舞台なのだ。
つまり「野良猫ロック」と「地獄の黙示録」は地続きなのである。 スリーNがよかった。
でもソニー演歌の騎士が一番出番少なかったような・・・・・・ ビデオまとめて買いたいんだけど、みなさんどこかいいとこ知りませんか? 「ワイルドジャンボ」の現金護送車が運んでる金は宗教団体のブツらしいが、
あれってどうみてもモデルは層化だよな。ペリカンクラブのメンバー達も
その団体の青年部を名乗って浜辺でキャンプしていて、騒ぎを起こすと
駆けつけてくる白木マリの看護婦や内田良平の警官もメンバーらしいとこ
が不気味。この頃はホリプロも層化支配の手が及んでいなかったと見える。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています