「昭和残侠伝・血染の唐獅子」はいい映画だった
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「昭和残侠伝・血染の唐獅子」は、何度見てもいいね。
高倉健、藤純子。
この二人の絡みはワクワクドキドキですね。 おれは八作目の「吼えろ唐獅子」が好きだな。松方弘樹と
光川環世の添い遂げられない恋物語が切なかった。
そして二人の仲を引き裂くばかりか無惨にも殺害に及んだ
憎っくき親分(葉山良二)に、健さんの怒りが爆発する。
そりゃもうカタルシスですよ、あなた。 「吼えろ唐獅子」は、佐伯清監督ですよね。このシリーズの生みの親で、他では1〜3、9作目と5本を作っていますか。
ここでは、松原千恵子さんが可愛かったですね。健さんの殴り込みは「待ってました!」の世界ですからね。
私は、アクション場面なら、「唐獅子牡丹」の刀がぶつかるところで火花が散る場面が強烈に印象に残っています。
時間と見る意欲があったら、もう一度、「昭和残侠伝・血染の唐獅子」を見でみて下さい。
最高ですね。藤純子さんの出てくる全ての場面は、マキノ雅弘の世界そのものです。女の色気、初々しさという観点からも。
私自身、最初みたときは、特に、いう感じだったのですが。見れば見るほど、その世界に惹かれていったところがあります。 一作目もいいよ。わたいは一作目がいっち好き。
でも高倉健が一番はまったと思ったのは、主役じゃないんだけど
「緋牡丹博徒」と、その三作目の「花札勝負」でゲスト出演した
ときだな。この二作の高倉健はほんとに素晴らしかった。 マキノ雅弘監督『昭和残侠伝 死んで貰います』(1970)に感動しました。
銀杏の木の出会い、山本麟一さんのカッコ良さ、素晴らしいです。
高倉のゲスト出演ならやっぱ「侠客芸者」が良かった。
『昭和残侠伝 死んで貰います』の銀杏の木の下の出会い、思い出します。
健さん、純子のコッテリした絡み。良かったですね。
この当時、全学連などで、任侠映画ブームになっていて、彼らがどっと押し寄せたような記憶があります。
東大駒場祭での橋本治さんのポスター「止めてくれるなおっかさん。背中の銀杏が泣いている。男東大どこへ行く!」
が有名になったのは、この頃ですか。
また、脇で登場する健さんもいいですね。「緋牡丹博徒」はもとより、「男の勝負」なども思いだします。
いいとこどりですかね。 いいとこどりってことで言うと、菅原文太主演の「懲役三兄弟」かなあ。
あれは健さんがおいしいとこ全部持ってった感じ。
この映画が撮られたのが昭和44年で、てことはまだ文太も東映では
ぺーぺーだったわけで、当時日本の映画界をしょって立ってた健さんに
おいしいとこ持ってかれたのもむべなるかなってとこなんでしょうね。 「懲役三兄弟」は、文太主演でしたか。すっかり忘れていましたね。
昭和44年だと、前年の11月に「緋牡丹博徒・一宿一飯」で悪役をやっていましたね。その後の映画ですから、まだ東映では、これから、という感じでしたね。
インタネットで検索したら。これも「昭和残侠伝」と同じ佐伯清監督。そして健さんがかっこいい、とありました。
はまるはずですね。健さんと文太の道行きと、いうのは他にありましたかね?
記憶にないですね。 これって津川雅彦がどもりで出てるやつ?
死ぬ前の最後のセリフをどもらないのに
マキノらしさを感じてとってもグッドです。 そ、そ、そうです。(ドモってどうする?)
少し、思い出しましたか?それが「昭和残侠伝・血染の唐獅子」です。
タケ(津川雅彦)が、いい味を出しています。健さんと池部良の殴り込みに付いて行き、
「三社祭りの馬鹿踊りだ!」と言って、二人に刀を差し出すところなんか
絵になっていますよね。まさに、マキノさんの粋なところですか。
気がつかなかったけど、最後はドモッていなかったのですか?
なるほど?? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています