笠原和夫
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>>33
あんまりよくなかった
「ドラマはいらない」って澤井が言って、笠原が怒った 熱望してたけど、実際に大島と組んだらどうなってたかな? 最終作は三国志なんだね。アニメだけど。
オーディーンとかじゃなくてよかったw 公開時期が違うのかな?
でも実際に最後に書いて、映画になったのは福沢 深作欣二も山下耕作も笠原と別れてからは傑作無し。
笠原和夫、偉大なり! 個人的に組んでほしかった監督は、増村保造・岡本喜八・今村昌平・神代辰巳
悪口言いながらも山本薩夫にはシンパシーを感じていたみたいね。
加藤泰とも組めたのだから、共産党ものとかで組んでもらいたかったなあ。
深作との「実録・日本共産党」の準備の同時期、山本もスパイMの映画化を企画していたんだよね。 >>42
「実録・共産党」はシナリオとか公開されてるのでしょうか?
すんごく読んでみたいなぁ・・・ 「実録・共産党」がどこをどうすれば「いつかギラギラする日」
になったんだかわからんよ。 「実録・共産党」て御大の作品の中でも一番過激な作品だよね。
「昭和の劇」でも語ってたけど、かなり力入れて作った作品だし
ヤバくて書けなかった事もいっぱいあるとか。
題材が共産党だけにメチャクチャ読んでみたいな。 映画芸術2003年春号 第403号
特集 笠原和夫と深作欣二 残侠の譜
これに載ってるよ 角川映画で大森一樹と組む企画があったらしいんだけど、知ってる人いない?
(ちょうとその頃、月刊シナリオで大森と対談している)
矢野徹・原作で、無人島に生きる(?)ロボットを描くSFだったという話で、脚本は完成していたらしい。
矢野徹の小説は読んだことないんで、原作が何なのかも分からない。
>>42
>深作との「実録・日本共産党」の準備の同時期、山本もスパイMの映画化を企画していたんだよね。
ちょうどいま、↓を呼んでるところなんだけど、原作はこれじゃなかったっけ?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167459027/250-8317622-8579461 立花隆の「日本共産党の研究」を読んで勝手に期待していたのだけど
ホンの方には大森ギャング事件も、スパイMも、ましてリンチ殺人事件も出てこない。
共産党員にチケット買ってもらいたい思惑からかメロドラマっぽい構成になっている。
当時真っ先に脚本を読んだ笠原シンパの竹中労でさえ不満を述べたのも
「仁義なき戦い」ほどの高度な政治映画としての過激さを感じなかったからかも。
もっとも山本薩夫の「スパイM」が実現していたとしても
歴史を歪曲した共産党讃歌になっていたのはあきらか。
まあ共産党が滅ばないかぎり、これら面白い題材は映画化できないだろうね。
>>47
未読だけど、小林峻一って人は立花の「日本共産党の研究」執筆の
協力者のひとりではなかったかと。
だとすると山本とは立場を異とするので違うのでは?断言はできないけど。
脚本は井手雅人が執筆していた記憶があります。これも不確かだけど。 >>44
実録・共産党→角川に企画が移る時点でタイトルがギラギラする日になる→ぽしゃる
→深作、アクション映画の企画を松竹で立てる→奥山が角川にタイトルだけもらいにいく >>47
多分86年に角川から文庫で出た「ロボット」というタイトルの小説だと思います。
内容は・・・20年近く前に読んだきりなので覚えてません、スマソ >47
SF板矢野徹スレにその質問をコピペしてみた所、
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1003889466/120
という事です、>52さんと同じ回答みたいですね。
>>47
(スレ違い気味だが)松本清張の「スパイMの謀略」が原作らしい。
当時、山本は同じ清張の「白の謀略」の映画化も企画していて
こちらは占領下の米軍の暗躍を描くものらしく、まぎらわしい。 >>48
自殺した渡辺政之輔を、官憲に射殺されたように描けと
代々木から強要され嫌気がさして頓挫したように語っていたけど
脚本を読んだ菅原文太が、「こんなATGみたいな映画に出られるか!」と言って
出演を蹴ったこともダメージとしては大きかったみたいだ。 55
吉永小百合主演は決まっていたみたいだね。
去年の『ザ・ワイド』の深作欣二追悼特集で、市川森一が言ってたけど、作さん、
2002年頃にも『実録・共産党』への意欲を燃やしていたらしいね。
見たかったなあ。
今話題の「世界の中心で、愛をさけぶ」を観たがシナリオ骨法十か条が
完全に行使されていたよ。勉強してるんだなー 『福沢諭吉』、爽やかで、哀感があって、良かった。
笠原師が最後に書いた世界が、教育と青春の清々しいドラマであった事に、師の
青春への熱い思いを感じた。
>>58
『福沢諭吉』のクライマックスには驚いた。上野の山で戦争をしているのに、背を向けて
自分たちは学問をしましょう、と素読に励む諭吉たち! これって脚本もそうなの?
皮肉なのかマジなのか悩んだ・・・戦中派の笠原さんと桂千穂は、戦うよりも勉強
でもしている方がまだマシだ、と本気で思っていたんでしょうか?
悪名高い経済界の佐藤正忠が財界から集めたカネで、見事な非戦映画を作った、と
いうことなんでしょうね。 笠原は途中でなげて桂が尻ぬぐいした仕事でしょ。
骨法なんて関係ないよ。 >>59
それ本当の話だよ。
上野の方で大砲がドンドンなっているのに塾の授業続けたのは。
非戦じゃなくて、攘夷のためにいま内乱をするべきじゃないという考え。
今で言うところの右の人たちに連なるような考え方だから。
朝鮮初の新聞のスポンサーは福沢諭吉。これは共栄圏的な思想。
けど、朝鮮の宮廷が近代化の妨げになっていることから、
征韓論を唱え始めた。当然笠原大先生も知っていただろう。 >>59
それ本当の話だよ。
上野の方で大砲がドンドンなっているのに塾の授業続けたのは。
非戦じゃなくて、攘夷のためにいま内乱をするべきじゃないという考え。
今で言うところの右の人たちに連なるような考え方だから。
朝鮮初の新聞のスポンサーは福沢諭吉。これは共栄圏的な思想。
けど、朝鮮の宮廷が近代化の妨げになっていることから、
征韓論を唱え始めた。当然笠原大先生も知っていただろう。 >>59
それ本当の話だよ。
上野の方で大砲がドンドンなっているのに塾の授業続けたのは。
非戦じゃなくて、攘夷のためにいま内乱をするべきじゃないという考え。
今で言うところの右の人たちに連なるような考え方だから。
朝鮮初の新聞のスポンサーは福沢諭吉。これは共栄圏的な思想。
けど、朝鮮の宮廷が近代化の妨げになっていることから、
征韓論を唱え始めた。当然笠原大先生も知っていただろう。 ごめん、三つも送っちゃった。
2chクライアント反応なかったけど送れてたんだね… >>61
ご教示有り難うございます。たしかに、非戦とは少し違うかもしれませんね。あの
時点では、学問に励むことこそが富国強兵だった、ということでしょうから。
その後の朝鮮云々まで含めると、話がまた微妙になってきますね。相当に日本の近代
史の評価については悩まれたでしょうね。
でも、非戦にも見えるように書いた、と思いたい。そう解釈しないと、時代に取り残され、
覚悟を決めて自害した榎木孝明と対照的に、後年の慶應で希望に満ちて講演をする諭吉、
それを目が見えなくなった仲村トオルと、寄り添う南野陽子がじっと聴き入るエンデ
ィングの感動につながりませんから・・・。 >>59
それは笠原よりも澤井がやりたかったシーン >>65
> エンディングの感動につながりませんから・・・。
これも笠原と揉めた理由なんじゃなかったかな。
ただこのエピソードは諭吉ネタでは超有名だから外したらかなり不自然になると思うが。 『人生劇場』のシナリオ、公開・出版希望!『昭和の劇』に少しだけ台詞が引用さ
れてるけど、読んでると、主演予定だった、勝新太郎さん・鶴田浩二さんの声が聞
こえてくるよう気がした。勝さんの飛車角、鶴田さんの吉良常、見たかったなあ。
今日6月16日は、鶴田さんの命日だね。合掌 >>61
その話、出典は何?
司馬遼太郎の「花神」に同じ話が記されているが、
その(「花神」の)エピソードは史実ではないという話を何かで読んだ記憶がある。
(まあ、司馬が書いたことは素晴らしくデタラメだらけなんだけれど)
『福沢諭吉』でそのまんまの場面があったんで、見た時はちょっと驚いた。
図書館に「昭和の劇」があったので借りてきて少しずつ読んでますが、
コレは単なる映画の内幕本としてよりも笠原さんなりの戦後の思想書と
いうようにも読めて非常に面白い。宮崎学氏が評価したのはこれ読んだからなんだろうか・・・ >71
出典はズバリ福沢諭吉『福翁自伝』では?
ちなみに同じシーンが斎藤光正監督・杉山義法脚本の
「五稜郭」にもある。 『総長賭博』『いのち札』や『仁義なき戦い』『県警対組織暴力』
を熱く語る人たちは大作戦争映画になって離れたんだろうか?
舛田利雄、五社英雄との後期の作品は語られないね。
笠原さんもプログラムピクチャアから一本立て大作への
製作体制の変更で魅力を失った作家に入るのかな。 離れたというよりも、
そもそも東映任侠、実録が好きな人たちなんでしょ。
そういう人が多くて不思議はないよね。
俺も一番好きなのは「女渡世人 おたの申します」だけど、
どっちも好きだよ。 203高地とかを好きな人は軍板含めよそのスレで語ってるから。
たぶん人数的には実録より多い。 75
自分も『「妖しの民」と生まれてきて」文庫版買いました。単行本は買う機会を逃し
たので、嬉しいです。
76
『あゝ決戦航空隊』、重厚で迫力がありました。鶴田さんの熱演、強烈でした。 笠原和夫は笠原良三と兄弟かなにかですか?
同じ脚本家なんですが よく知らないので教えてください。 >>80
血縁ではないが、一時期、和夫氏が良三さんのもとに弟子のように出入りしていた
のは事実。自伝やエッセイにその頃のことは少し出てくるよ。
戦後、娯楽映画を職人として書き飛ばした良三さんの内面の屈折も興味深いね。社長や
クレイジーはシナリオからしてデタラメでどうしようも無かったらしい。
あのアバウトな面白さは、もともとがいい加減なシナリオを監督やキャストがなんとか
形にしようと苦心した末に生まれたものだったのか? 良三「『仁義なき戦い』は俺のが一番客が入ったよ」と
まあ連作の客の入りはその作品だけの評価じゃないわけだが… 「映画はやくざなり」読んだよ。
「顔役」で作さんがファビョって倒れたところに
登場する石井輝夫が胡散臭くてワラタ。 >81さん、82さんどうもです。
たしか良三氏の名は東宝の社長シリーズ、成瀬監督の「秋立ちぬ」、「女の
歴史」で拝見したもんだから東映で活躍された和夫氏と姓は同じなのに会社
が違ってるし疑問に感じてました。 >>82
シナリオはかなり練って作っても現場であれこれ口出す人間がいて
それにあわせていじった結果、どんどん駄作になってしまった。
だから脚本を遵守しましょう、という戒めになった作品。
もちろん口だしたのは、馬鹿丸出しの「ハナ肇」。
>>70
でも(あの時代の)勝新だったら現場であれこれ口出しするんじゃないかなぁ
笠原は勝新を「小芝居が過ぎる」なんて言ってたけど
たけしの映画を批判してたけど、勝新の監督した映画と似てるね
二人とも台本を殆ど重視せず現場のライブ感を重視する、って所が >>88
全くその通りで、たけし映画とカツシン映画はそういう意味で似た点がある。編集の
リズムもね(現に「3−4X10月」の編集者はカツシン映画の常連)
ttp://www.jmdb.ne.jp/person/p0264180.htm
批評家はこういう点もきっちり語るべきだろう(もちろんすでに誰かが語っているかもしれないが) >>88
同じタイプに黒木和雄がいる
監督は程度の差こそあれ台本をいじりたがる(多少ルーズなほうが発想が広がる)
笠原もそれぐらいはわかっているだろうが、勝新やたけしは「台本無視」だからなぁ
たけしの『座頭市』はその弱点がモロに出た印象
あのやり方では分厚い娯楽作は作れないと思う 『浪人街』は、笠原・黒木・勝の三者が組んだ作品だね。クライマック
スの勝演ずる赤牛が、自身と中尾彬演ずる木幡を串刺しにするシーンも、
勝の発案らしいね。
連投ごめん。『総長賭博』で鶴田浩二さんの中井が、若山富三郎さんの
松田を襲撃に行くシーンで、鶴さんは「マキノ雅弘監督は子役、使うん
上手いなあ」と小声で言った。山下耕作監督が「小父さん、お父さんは
?」と言わせると、鶴田さんは涙ぐんでたらしい。山下監督は「若山兄
弟(富三郎・新太郎)ってのは四六時中映画のこと、考えてるねえ」と、
二人のアイデアマンとしての才能・直観も讃えてるね。
>>91
あれ、つまんないね。
黒木じゃ押さえられないんだね。 >>93
カツシン版「浪人街」は、当初、マキノ雅弘監督と発表されていたが、やはり高齢で
ムリだったようだ。マキノは「総監修」として名前が残っている。
黒木を連れてきたのは誰だろう? 昔からの知り合いであるカツシンかな? 当時の映画評も、
作りは丁寧だが・・・という歯切れの悪いものだった。実際、マジメなだけで決して面
白くはない。水島道太郎が出てきたことだけは嬉しかった。恐らく最後の仕事だな。 それ以前に、黒木が鳴門組を題材にした映画を撮るという企画があったらしい。
その取材の過程でマキノと交流が出来たんじゃないかな?と思ったんだけど…。 >>95
黒木は以前から山中貞雄を撮りたい、と言っていたので、そのセンも有り得るでしょうね。
未見だが以前、NHKのドキュメンタリーで、黒木が山中貞雄の中国戦線従軍の足跡をたどる
企画も放送されたようだ。黒木さんはいまだに撮りたい言うてるね。 >>88
東映製作で俊藤プロ、鶴田浩二出演となると勝新が現場で主導権を取るのは難しい。
勝と鶴田は相容れない。若山の恩人の俊藤プロの顔を立てて勝が大人しくしているのでは。 『ダイナマイトどんどん』とか『戦場のメリークリスマス』なんかは笠原和夫氏に書いて欲しかった
小林信彦の『天才伝説 横山やすし』にも出てくるよね、笠原氏 俺は『新幹線大爆破』や『ラストエンペラー』を書いて欲しかった
70年代末ごろからやくざ映画を書かなくなったよね
『暴力金脈』や『沖縄進撃作戦』が流れたり不満足な出来だったりで
そういえば、『竜二』をけっこうシツコク批判してたよなぁ(「昭和の劇」にも出てきたし)
なかなかの秀作だと思うんだが 竜二の何がいけないって? 俺も好きな作品なんだけど。 >>99
> 70年代末ごろからやくざ映画を書かなくなったよね
任侠は「女渡世人 おたの申します」で、
実録は「県警対組織暴力」で、それぞれやり尽くした気がして、
その後二、三本書いたけど駄目だったらしい。 小林信彦は『唐獅子株式会社』映画化の際に、どうしょうもなくひどい初稿脚本を読まされて焦って、
旧知の笠原にそれとなく書き直しをお願いしてみたんだけど、
「コメディであっても、もうヤクザ映画の脚本は書かない」と断られたんだとか。 >>102
のちに「ギャラで折り合わなかったから」と自ら訂正。 >>102
「甘いよ、あれじゃあ」と言ってた
俺は五社と組んだ作品に不満が残るなぁ
そもそも五社は「現実的」と「露悪的」をはき違えている気がある
なんでも汚く作れば「リアリズム」ってものでも無いと思うんだが・・・ 『2・26』は、奥山和由プロデューサーから、物語や設定の変更を、沢
山要求されたらしいね。松竹では難しかったのかなあ。東映製作で見た
かった。 >>104
笠原氏が唐獅子〜を評してそう言ったの? >>107
たぶん『竜二』を評した言葉だと思う
「竜二が何をして食っているのか、そういう部分をもっと書き込まないと」とも言ってた >>33
マキノは師匠だし才能に脱帽もしているが、根本で合わないと思う
「マキノさんの『長屋民主主義』はイヤでしょうがない」と言ってるし
加藤泰とも合わないと言ってるし
山下耕作は「彼は非リアリズム派だから俺の書く現代劇はムリ」と言ってるし
中島貞夫は「栗田艦隊」でしょ(w
結局、深作じゃないのかなぁ
『広島死闘編』みたいに興味を持つ人物が異なっても、一番齟齬が少ないと思う
笠原氏は工藤栄一と組んでみたかったそうだが(ただ「集団抗争時代劇」は嫌いだったらしい)
個人的には内田吐夢と組んでほしかった 山下耕作演出の『あゝ決戦航空隊』に感激したけど、笠原氏が当初監督に想定
していたという大島渚の演出も見たかった気もする。ただ、鶴田さんは、「将
軍」こと山下氏の演出の時、一番輝いてるんだよね。 大西中将はともかく、児玉誉士夫を美化している作品を
大島渚が監督する事はありえない。
鶴田浩二とも衝突するような気がする。
>>112
実現しなかったから安心しなさい。
それはともかく,昔,大島渚の「仁義なき戦い」論を読んで感動した。
大島も笠原を高く評価していたことは確かだと思う。 大島が決戦航空隊の鶴田がなぐり込みかけるあの超現実的御前会議場面を演出したら
面白かったなあ。昭和天皇が小松方正だたりして。 大西瀧二郎って「赤目四十八瀧心中未遂」の主役俳優と同じ名前だったっけ 大島となるとスレ違いだが絞死刑鶴田版がみたい。
鶴田を死刑にしようとするんだが、なかなか死なない。
最後に陛下がきて、死刑はついに無事執行されるんだな。 笠原氏が『蒲田行進曲』にノンクレジットで関わっているって本当?
深作がつかの脚本が気に入らなくて、笠原に書き直してもらった、と聞いた
荒井晴彦は笠原の影響で、「おっきいのがやりたい」と言っていた
『この空の下』や『神聖喜劇』を脚本化を進めているそうだ
大河ドラマでやる予定の『坂の上の雲』もやればいいのに
荒井版『二百三高地』としてね 笠原の最高傑作はなんといっても、東映 菅原文太主演 県警対組織暴力でしよう。
田舎警察の暴力的暴力団取調べ、暴力団との癒着 梅宮辰夫本部警部補との対立
外勤警察にとばされ雨の隧道で巡査部長の制服で1人で検問中、トラックに故意に
轢き殺されるラストシーンが哀れを誘った。 >>120
あの映画は893の取材をやってたら警察と893が一緒にバスに乗って
ピクニックに行くというネタから始まったそうですね。
あのトラックって梅宮側の人間が乗ってたと思ってるけど実際笠原さんは
どう思ってたのでしょうか? >>121
俺は、松方の手下たちが、文太を逆恨みして殺したんだとばっかり
思ってたけど。笠原さん自身はどう考えてたのかは気になるな。
誰か知ってたら教えてください。 今日十二月十二日は、笠原和夫氏の三回忌の御命日ですね。
合掌 >>122
供養と思って昭和の劇を買って読んでくれ。
知りたいことは全部書いてある。 >>125
「昭和の劇」は発売と同時に買い読みました。
スッゲー本で、実に面白い本でした。
特に二・二六事件を扱った件は歴史の教科書以上!
>>126
同意。戦争映画を撮るために綿密な取材を行った訳ですがあの辺は
中学・高校生ぐらいの子に読んで欲しいと本気で思ったほど。笠原氏の
史観は物凄い。 東映という会社は凄い
笠原 和夫氏なんていちシナリオライターの域を遥かに超えている。
「昭和の劇」の本を読めば一目瞭然・・
岡田 茂・中島 貞夫・山下 耕作・深作 欣二・高田 宏治・俊藤 浩滋
等、スター俳優の本は出て当たり前だが元社長・監督・脚本家・製作者で
上梓するのは凄い事。しかも内容がこれまた凄い・・
その中でも笠原 和夫氏のようなライターは今後二度と出ないだろうと思う。 >>129
でも買う価値あり。
笠原氏の遺作といっていい。 最晩年の深作欣二が入院中に熱心に読んで、お棺に納められたとか。 昭和2年(1927)5月8日生まれとなってるけど正式ではないらしいね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています