笠原和夫
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三島由紀夫の鋭い批評眼は文学のみならず、映画批評にも影響を与えたようですが、
三島は、公開当初批評家たちから完全無視されていた「総長賭博」(脚本:笠原和夫)を映画芸術の誌面上で絶賛し、当時やくざ物映画を冷遇視していた映画評論家たちの認識を一変させました。
三島は、戦後やくざ映画の「型」の頂点を究め、そのことによって逆に型を越えた人間の裸の感情を露出させたといえる脚本家の笠原和夫の感性をいち早く見抜いた訳です。
笠原はその後、ヒット作「仁義なき戦い」の脚本も書いた訳ですが、この作品の影響を受けた海外映画監督には、マーティン・スコセッジやタランティーノ等がいます。
三島の「総長賭博」の批評がなければ、「タクシードライバー」も「キルビル」も生まれなかったかもしれません。
>>239
タランティーノが東映映画ファンなのは疑いのないところだけど、
あなたは本当に笠原和夫ファン、東映ファンなんだろうか?
「総長賭博」が公開当時に批評家から完全無視されていたなんてことはなかったよ。当時から評価は高かった。
当時の「映画芸術」では毎号必ずのようにヤクザ映画批評が載っていたし、
三島の「総長賭博」評はそういったレギュラー企画の流れの中で三島に依頼され、執筆されたものだった。
(編集長の小川徹は三島の友人だった。また、三島の死の前の最後の対談は、小川とのものだった。
ただし、これは同席した編集者がアホで、テープレコーダーの録音ボタンを押し忘れていて、活字化されなかった)
当時、ああいった長文のヤクザ映画論は珍しいものではなかった。
三島が書いたものは、三島が書いたものだから現在でも読み継がれているというだけのこと。
他にもすぐれたヤクザ映画批評はたくさんある。図書館で評論書で探してみなさい。
でも、それより前に、映画館の暗闇の中でスルメイカでもかじってワンカップ酒を飲みながら、
あるいはアンパンでもかじりながらヤクザ映画を見ることの楽しみを知るべきだね。
コレばっかりは、図書館では学べない。 >>240
すみませんでした。
おっしゃるとおり私は三島由紀夫が好きなだけで、やくざ映画ファンではないです(女なので)
笠原和夫さんを過小評価したつもりはありませんが、お気を悪くされたら失礼しました。
伝聞で書いたのと、私はその当時のことも知らないので細かいことはわかりませんでした。
お酒は下戸で飲めませんが、今度やくざ映画も見てみますね。
>>241
とっても素直なんで感心。
ぜひ、ヤクザ映画をちゃんと見てください。できれば、映画館で。
「仁義なき戦い」は女性にはオススメできないけど、「総長賭博」は良いですよ。
きっと感動します。日本人が忘れた日本的美学と無常感が横溢しています。泣けます。
学生時代に、ガールフレンドを強引に名画座に引っ張って行って、
鈴木清順監督のヤクザ映画「刺青一代」(これは東映ではなくて日活作品ですが)を見せたことがありました。
最初は退屈そうにしていた彼女でしたが、途中から「凄い、凄いね」とつぶやき始め、
クライマックスの殴り込みの場面では「こんな映画があるなんて!」と一目もはばからず声を出していました。
これ又、タランティーノに影響を与えた作品です。御記憶ください。 >やくざ映画ファンではないです(女なので)
自ら女を貶める馬鹿女を見つけた。
無自覚にこう云うレスをする女は、笠原脚本に登場する素晴らしい女たちをどう見るんだろうか。 笠原のやくざ映画と女ということだと、
「女渡世人 おたの申します」で、
三益の母物風に仕上げていたのが忘れられない。 >>239>>241は、女を貶めるどころか、三島も貶めてるの分ってないよ。
別にこうゆう女には仁侠映画を見てほしいとは思わない。 >>185
たけしは著作「場外乱闘」で『あの夏いちばん静かな海』を貶した田山力哉と笠原について書いてるよ。
田山には「バカだと思うので何も言わない。『大誘拐』を褒めた時点で大馬鹿か大嘘つきかどっちかと思った」
笠原には「反論しようと思ったが笠原氏の最近の仕事を見て考え直した。死体を蹴飛ばすようなものだから
人間としてそれはやっちゃいけないことだと思うもん」なんて書いていてとても真摯に受け止めてるとは思えん。
>>242
丁寧なお返事ありがとうございました。是非見てみますね。日本美と無情感というところに惹かれます。
刺青一代もよさそうですね。教えてくださり、どうもありがとうございました。
>>246
「大誘拐」は少なくとも、北野の映画よりも、はるかに面白いと思うが... >>246
確かに、たけしの言ってることは無茶苦茶だし、失礼だが
あの件は、映画芸術の荒井が、わざわざたけしを座談会に呼んでヨイショした後、
別に座談会を組んでボロクソに叩いた(笠原氏の批判も、多分その流れ)
という、「後ろから鈍器で」みたいなアレがあるから… >>248
タイプが全然違うから好き嫌いの問題だよね。
俺は喜八の映画はことごとく駄目。 そもそも「場外乱闘」なんて本はまともに受け取ったら駄目だろ半分ネタで書いてるし
本人が書いているかどうかも定かじゃない たけしの映画論については文春文庫「仁義なき映画論」を読むのがよかろう。
週刊誌に口述筆記で連載してた映画評をまとめたもの。
テキトーなこともたくさん言ってるけど、たまにいいことも書いている。
金をかけるシーンはスパッと搾らないと駄目。そのほうが画にハリが出るとか。 >金をかけるシーンはスパッと搾らないと駄目。そのほうが画にハリが出る
仁義なき映画論を読んでないので呑み込めないのですが、どういう意味なのでしょうか?
搾る、とは何を搾るのでしょう?
釣りでもアオリでもありません。仁義なき映画論を読めば分りますか? たとえば、最近の日本映画にありがちだがw、金と手間をかけたシーンを
「どうです金かかってるでしょう」と言わんばかりに長回ししたりじっくり見せる演出すると
かえって貧乏くさく見えると言うこと。 タケシで思い出したが浅草キッドの話で
浅ヤンのロケでミニドラマを撮りにロケに行ったら
監督のおじいちゃんが舛田利雄で若造のADにボロカスに
扱われてて浅草キッドがADにキレたって話だった。
曰くお前は二百三高地観た事無いのか?
曰くお前は笠原和夫を知らんのか?
曰くお前は勉強が足りない!
正直良い話しだと思った。 今日「任侠列伝・男」見たけど あんまりおもろくないな。
予定調和で。すまん。 浅草キッドの番組 テレビ東京「浅ヤン」の番組内の
ミニドラマの監督として舛田利雄が呼ばれた。
しかし、舛田利雄の事を知らないADが監督を
ボロクソ扱いしたのを見て浅草キッドが
ADにぶちギレ。ADに「てめー二百三高地観た事無いのか?
お前は笠原和夫を知らんのか?映像の仕事に従事する
人間としてお前は勉強が足りない。この人をどなたと
思ってる?」 補足 これで良いかな? それより、「浅ヤン」のミニドラマ監督が舛田って事の方が衝撃的。
ADは>>260なんだからどんなに馬鹿でも驚かないけど。 これまたワケワカラン
ADが>>260とはコレイカニ TVスタッフなんて映画見ないからな。
特にADなんて、自局製作の映画すら見ないよ。 浅草キッドがキレなくても
舛田に半殺しにされてたと思うよ、そのAD 実績云々以前に、自分の親父くらいまたはそれより年上の人間を
ボロクソ扱いする時点で人間として間違ってる。 舛田利雄は既にヨボヨボのおじいちゃんだった
舛田が呼ばれた理由は往年の青春映画風のミニドラマ
を再現したくて呼ばれたそうだ
ミニドラマと言っても所詮ミニコントが狙いなのだが
舛田利雄は監督出来るのが嬉しいのかあくまで丁寧に
きっちり撮ろうとしてロケ時間に追われるADがキレ始めた
若造にボロカスに扱われてもビビる訳でも無く飄々としているので
浅草キッドがこのじいちゃんは何者?と思いそこで名前を初めて
聴いたら舛田利雄だと名乗ったので仰天したそうだ
つくづくTV関係ってカタワ揃いなんだなw
珍滓くらいかと思ってたら、珍滓に失礼だたよ。 それにしても自分の番組なんだから、舛田利雄が出る事くらい知らなかったのか?>浅草キッド
構成台本か香盤表に名前なかったのか? 妄想だが舛田が隠居で「水戸黄門ごっこ」してたのかもなあ。
倅はCXでドラマのDだった筈。
そういえば「浅ヤン」自体に中華シェフでそういう企画もあったなあ。 浅草キッドは師匠が笠原を小馬鹿にした発言(>>246)をどう思っているんだろ?
笠原は正面切った批判でたけしを小馬鹿にしていた訳ではないのに。 どうというほどの感想は無いよ。
たけしの発言なら何でも支持だろう。
アサヤンの件は全部やらせで
水道橋が一人目立とうとしていると推測。
この話、舛田スレですれば? 舛田が「死ぬときは脚本家・笠原和夫ではなく、元帝国海軍二等兵曹・笠原和夫だ」と笠原が言っていたと回想してた。
恐らく笠原の本音だったと思われるが、この感覚はちょっと自分にはわからないな。 軍隊にいってない舛田の対して優越感を示したかったような気も。 同じようなことは舛田に対してじゃなくても著書の中とかで
書いてるじゃん 伊丹十三の映画を批判していたね>笠原
「ディティールばかり凝ってドラマがない」と言っていた
実録路線は仁義シリーズ以外だと
『県警』と『やくざの墓場』の2本だけなんだよね。
もっとやって欲しかったけれど
共産党の企画や浪人街リメイク等、実現しなかったものに
エネルギーを割いていた事は、ファンとしては残念だ。
>実現しなかったものに
エネルギーを割いていた事は、ファンとしては残念だ。
は?
結果として実現しなかっただけだろ。
誰だって映画化するために企画するんだから。
実録共産党はシナリオだって残ってる。 いまさら「実録共産党」を映画化することに意味があるとは思えないし、客も集まらないだろう。
大森ギャング事件とリンチ事件を中心に暴力活劇としてやるなら、面白くなるかもしれないが、共産党の名は外さないとな。 外しても、ありとあらゆる妨害があって、
東映以外では製作は無理だろう。 今の東映なら、なおさら無理だ。
今度の土曜からは渋谷で、笠原脚本作品だけ見てくる。 先日テレ東で放送されていた肉体の門を見た
脚本は悪くないと思うけどやっぱり五社監督は駄目だわ
全体的に出来の悪いコントみたいだった 「肉体の門」は題材が監督にあってないよ。
役者はかなりマッチした人を揃えてるんだけど。
極妻、吉原炎上と日下部、五社のコンビ、
かたせや名取で当ててきたから、
スタンダードをやってみたいってのも分かるけど。
笠原とやるなら、極道者でやって欲しかった。 今チャンネルネコでオーディーンやっとるが
いきなり人類の海軍さんの歴史から始まって
笠原節全開なんだな
しかしラウドネスの主題歌がカッコよすぎww >>157-158
三上真一郎の演じた組長は、本当に在日ヤクザだったのかな?
笠原氏の指摘だけど
貧乏の問題、ゼニカネが犯罪の動機なのは、戦争直後から高度経済成長期まで
愉快犯や異常者の犯罪でなく、ヤクザという職業的犯罪者を描く以上、
当然ではないかと 今更ながら、>154が指摘してることの、何がまずいのか一切分からない。
>154は映研の子かなんか? >>293
いや、まじなんだが。
繰り返しが駄目なの?
原因の一端に貧困が見えるところがマンネリでショボイって事?
>>293
繰り返しじゃなく、オウム返しだったね。
そのオウム返しが多いことと、原因の一端に貧困が見えるところの何が悪いの?
>>295
たぶん、
娯楽作品として、もうちっと目新しい展開やアイディア出せ
とか言いたいんじゃね?
そんなこと言われても、戦後の高度成長期までの時代背景、しかも現役金持ちの息子が、ヤクザやるわけないじゃん
それに、この映画はヤクザ映画であって、サイコ映画じゃないから、快楽殺人鬼なぞ登場されるわけがないだろ
要するに、ワンパターンで、動機が万事金ばかり、というのは、
笠原氏の想像力の貧困が原因と>>293 は考えテルっぽい 二年位前にスカパーで「黒い雨にうたれて」なるアニメを観たが
はだしのゲンの原作者が笠原仁義にインスパイアされたんだな
主人公の名前が「ショウゾウ」で「西条」秀樹が声優出演
もちろんヤクザ「笠原組!」に使いされにされる原爆遺児話が満載
思えばはだしのゲン自体が仁義をトレースしてたりもするな 仁義なき戦いは、ヤクザ映画こえた普遍性もってるから >仁義なき戦いは、ヤクザ映画こえた普遍性もってるから
ジャンルが違うだろう
実録(リアリズム派)と美学(ロマン派)
俺は、「美学」の方が好きだけどね >>299
それ以前に中沢啓治は(現実の)広島ヤクザ抗争の間近に居たわけでしょ。
チンピラヤクザとの喧嘩もしょっちゅうで、当時住んでたアパートの近くに
あったキャバレー“パレス”でのダイナマイト爆発事件なども目にしていた
らしいし。(「はだしのゲン自伝」より)
>>303
中沢は原爆症の殺し屋の漫画も書いてるよ。 調べてみると、連載開始と映画公開が同じ年(1973)だね。
飯干の原作連載が前の年。美能の手記が1965だ。 映画共産党、是非実現して欲しかった....
丹波哲郎が宮本顕二でもやっていたのだろうか 宮本がまだ青年だった時代の共産党の話だよ。丹波は有り得ない。 笠原さんは若い頃背は高いし男前なんだよな
東映ニューフェースに受かって会社に潜り込んだってのも凄い話だ
普通逆だろ三船みたいにさあ 高倉健と並んでる写真見たら、以上とは言わないが高倉並に格好いいからな。 櫻の園のPに「この映画は山谷の労働者は観ないね」といったら観てもらおうと
思ってないと言われてショック受けたと書いてたけど、あの時代に山谷の労働者
を持ち出すんだがらズレてる人だよね。 ヤクザ映画のPが「この映画は田園調布の有閑マダムは観ないね」と言われたら
観てもらおうと思ってないと答えるんじゃないか? たけしの映画への批判なんかも相当ズレてると思ったよ。 あれは、最近はたけしの映画みたいなのも流行ってるけど、
俺はこう脚本を書いているんだっていうだけの内容なのに、
どういうわけだかたけし映画批判として出してる。
かなり直情的な人なんだろう。ワイズ本読んでもそれが分かる。
なんかある人じゃないとあれほど脚本を書き続けられないんじゃないかな。
深作の仁義監督に反対したんだから、もうその頃からズレてると言えばズレてる。
でも、劇場で大ウケしているのを見て、自分の考えが間違っていたのを素直に認めているのが凄いと思う。
それ以後は笠原、深作、お互いが刺激しあって、日本映画史に残る傑作シリーズが生まれた。 自分でも80年代後半ぐらいから受けなくなってきてるのを認めてるじゃん。
半分はプロデューサーのせいにしてるけどw >>313
つか、原作が少女漫画の映画に、山谷の労働者は観ないよねってw
本当に>>314の言ってる例と同じ事だよな。
が、老いたりとはいえ、いくらなんでもそこまで理解力が無いとも思えんし、
「俺はこんなブルーカラーが理解できないような映画は好かん」って、
Pに嫌味を言いたかっただけじゃないの?ショックを受けたってのは嘘だよ嘘。
最初から向こうが、そんな客層を求めてないって分かった上で、ワザと言ってるって。 自分とはまるで縁のない映画だったのに、
それなりにいい映画だと思ったから悔しかったんじゃないだろうか。 つい最近、総長賭博をDVDで観た若僧だけど、やっぱコレ、凄いっすね。
ドラマってやっぱり人間関係だけと思うけど、ヤクザ映画の場合、それが剥き出しで、
特にこれは、人と人の間に発生する喜怒哀楽のみで話が進行してくから、
1秒たりとも目が離せなかった。
笠原さんはテンポが遅いって不満だったみたいだけど、話に余計な贅肉がなくて、
凄く早いと思ったけどなあ。
同じくこないだ観た植木等の無責任シリーズと同じでw あと、この親子だの兄弟だので、情念ドロドロの愛憎劇と殺し合いが展開していって、
結局みんな死んでゆく宿命っていう展開、ガキの頃どっかで見て熱狂した覚えがあるぞ・・・と、
考えていたら「そうだ!これは北斗の拳だ!」と思ったw
男たちだけでなく、女性像もなんか似てる。
要するに原作者の武論尊は、ヤクザ映画好きなんだろうな。 >>321
笠原+山下だと「女渡世人おたの申します」が一番だと思う。
笠原の言う山下のちょっとテンポ遅いところが、女主人公に良く合う。 「あの夏いちばんしずかな海」に対する笠原の批判は、
つげ義春の漫画に、友情努力勝利が無いじゃないかって批判するようなもの。
まあ、映画はやくざなりを読むと、頭が冷えた後は、的外れだったって
気がついたみたいだけど。 個人的に北野映画は全く面白いと思わないので、こんなの絵葉書
じゃないかという笠原さんの批判はよくわかる。 そういうのとは違って笠原さんのは半ば嫉妬だと思う。
桑田や村上龍の映画には何も言わなかったが、
たけしの映画にはわざわざ筆を握った。
映画として成立しているからこそ書く必要があると思ったのだろう。
自分のことはまったく必要としてない映画が成立している。
それが許せなかった。自分の仕事に否定にも近い映画だった。
>>322
武論尊は現在池上遼一と組んで書いてる三国志マンガ「LORD」でも極道モノのノリで
三国志を書いてますからかなーりヤクザ映画も好きなんじゃないかと。
「女渡世人・おたの申します」を観てみたいんだけど、DVDになってない?
まあビデオでも別にいいんだけど、レンタル店に置いてありますか? 晩年のコメントを読むと、ちょっと被害妄想気味になってたなって思う。
確かに北野映画みたいなものも出てきたが、この人のように、万人に向けたエンターティメントの
骨法を踏まえた作品もたくさんあったし、それを支持する人もたくさんいたのに、
「若い人は狭い部屋でゴチョゴチョやってるような作品ばかりしか創れない」
「自分はもう古臭い、観客もそういうのを求めてるんだろう」
とか言ってたけど、悲観的に過ぎるなと。
ただ後継者は、映画界よりも、漫画やテレビドラマの世界に多いかも、とは思う。
(といっても、映画界にだって皆無というわけじゃないと思う)
笠原さんは、黄金期の少年ジャンプか漫画ゴラクを読めば良かったんだよw
さすれば日本はまだ安心だ!自分はまだ不要な存在では無いと思ったに違いない。 笠原「今の若い人は、そういうアヤというものをほとんど考えないでしょ。
ひとつの筋書きの中で、逆転だとか、人間的な意外性を出すという
職人的なうまさがね……」
この手のコメントも、そりゃ笠原氏ほど上手いアヤ作りの名人は滅多にいないだろうが、
このやり方が主流から外れていたとは、どうしても思えないんだよな。 オタキング岡田が、岡崎京子の漫画を評して、
「カッコいい男女が出てきて、その人たちが性倒錯者で、お洒落なファッションや
生活していて、こんなのが現代のリアルとかやられたら、
俺たちオタクの出る幕がないじゃんと憎しみを覚えた」
など言ってたのを思い出した。
>>330の言ってるとおり、櫻の園やあの夏〜が、映画界の主流とは
思わんし、笠原さんの最近の若いもんは〜は、杞憂だったと
思うけどね。 出てから大分経つからなァそろそろ本屋の店頭からも消えるころ 自著で、海軍の兵士であったことをしきりにアピールしてるけど、
正式任官したのは、戦争が終わった9月で、実際は国内で3ヶ月
見習いとして訓練受けただけなのな。
他にも自分が無頼であったかのような、カッコつけたような発言が
多々あるけど、これって、よくいる「昔は俺も悪かった」
って言うのが大好きなオッサンだよねw
この人の場合、才能があったから、それを脚本に活かしたって点は
凄いとは思うが。 あ、別に笠原さんが嫌いなわけじゃないよ。もちろん作品も凄く好き。
いや、愛すべきオッサンだなーって思ってw
そういうホラ吹きでナルシーな所もないと、創作者としては
ダメなのかもって思うし。 >他にも自分が無頼であったかのような、カッコつけたような発言
思い当たるところが無いんだけど、例えば? >>337さん
俺は笠原氏は右にも左にも囚われなかった真の無頼だったと思います
結果三ヶ月訓練して終っただけにせよ
確実に死を意識したろうし当然それは後の作品に昇華されてる
戦中戦後に青春時代を生きた故の無頼は本物だろう
それは「昔は俺も悪かった」などと云う単純な「カッコつけ」では無い
であればあの作品群など描けんし今日まで残らない
>>335-336手前ぇは実にクダラネエな
カッコ悪い事をカッコつけさせてくれってポーズが笠原節だって事がワカランお前みたいな奴はダサ杉
>>332
映画の脚本家の本で長い間版を重ねてる本ってのはないのでは? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています