笠原和夫
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『昭和の劇』、荒井の付き添いのスガ秀実とか言う人が所々はなしの腰を折っててイラつく 『「妖しの民」と生まれてきて』読みました。素直に笑えて泣けて、せつなくなって…
今現在、悩んでる20代の人にはぜひ読んでもらいたい一冊だと思いました。 仁義なき戦いの第四作の病院でのやりとり、不自然じゃないですか?
病気で入院中のやくざの女(渚まゆみ)とそのやくざの弟分(夏八木勲)の場面です。
夜になって夜食を買いに外出する渚、そこで昔の男(長谷川明夫)と出会う。
渚は車中で長谷川とのSexの後、病院に戻る。
仔細な言葉のやり取りから夏八木が渚を裸にして、詰問。張り倒すという展開。
兄貴分の女を病床のすぐ傍で裸にして殴るという行為は異常だと思うんですが…。 異常な人たちの話ですからw
みんな礼儀正しかったら「仁義ある戦い」になってしまいます。 >>176
『妖しの民』いいよね。
エピソードの数々が面白いし、仲良かった女の子と別れるラストが
映画的に美しくまとまっていて。
自伝だけど、あの情報量と構成力と哀感は、笠原和夫作品そのもの。
個人的には笠原和夫の最高傑作のひとつだと思ってる。 >>174
まあ秩父宮の反乱計画だってヨタ話の一種だし、爺さんの酔っぱらい話ってことでいいんでね? ガンで死んだのは金子正次であって、竜二じゃないものな 「お前みたいなのがいるから日本映画はだめなんだ。死ね!」
そんな匿名の手紙を送られた「骨法十箇条」騒ぎも今は昔。 真摯?に受け止めたなら、TAKESIHS’なんて作らないでしょう。
>>181
秩父宮が太平洋戦争が終わるまで幽閉されてたのは事実だから
アリかも?と思ってる。
本人以外に計画立てている人たくさんいたし、
本人も「なにかあれば」とその気があったというのが事実でしょう。 結論からすると、奥山はヘタレのカスということですな 岡田名誉会長が当時、東映のP連中に
「お前ら、なんで笠原に松竹で226やらせてんだ」って
叱ったのっていうのはなんかカッコいいですね 『日本侠客伝 血斗神田祭』(1966、監督マキノ雅弘)。
呉服屋「沢せい」の未亡人花恵(藤純子)はやくざ大貫(天津敏)の
執拗な嫌がらせと圧迫に苦しめられる。
花恵の亡き夫伸夫(小林勝彦)の親友であった火消しの新三(高倉健)は
何とか大貫の魔の手から「沢せい」を守ろうとするが、火消しの頭取衆
(内田朝雄・阿部九州男他)から、
「『沢せい』から手を引いたほうがいいんじゃねえのかい?」、
「世間じゃ、おまはんは『沢せい』の若後家に気があってそれで無理な
意地を張ってるっていう噂だが、どうなんだい?」と厳しく問われる。
新三「あっしゃ、そんなやましい気持ちは毛程も持ったことはねえ!
あっしゃただこの神田内々で筋の通らねえことがあるのが我慢出来
ねえんで。『どうしても』と仰るんなら、今日限り暇頂いてあっし
一人ででも『沢せい』守っていきます。
あっしが『沢せい』の若奥さんとけじめはキッチリ付けてるって
ことは、あっしのこれから先、見てておくんない」
新三の男気に感動したやくざの長次(鶴田浩二)が別室で彼に問う。
長次「差し出がましいようでっけど、あんなふうな啖呵切ってしもても
ええんのんだっか?
あんな風に言うてしもたら・・・・
もう、二度と添えんようになりまっせ。
(新三の肩に手を添えて)
惚れてまんのやろ」
笠原脚本における会話の傑作。高倉・鶴田の台詞回しも素晴らしい。
沢井さんが自身のインタビュー本で
「昭和の劇」について、語っていますね。 >>193
「映画の呼吸」ね。冷静に反論していたのは好もしかった。
やはりあの本の中で揶揄されていた中島貞夫が「遊撃の美学」で
適当に流していたのと対称的だった。 CSのTBSチャンネルで、年末から一月にかけて、
日曜劇場「栄光の旗」前後篇 やるって。
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/lineup/d1142.html
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/lineup/d0547.html
脚本: 笠原和夫
出演: 鶴田浩二、岸田今日子、関口銀三、野口泉、南宏、千葉真一、菅原装男、山崎直衛、新村礼子、滝島孝二、村瀬正彦、佐野タダエ、蓑和田良太 「映画の呼吸」は笠原ファンが読むときっと面白いよ。
福沢諭吉の第一稿について
「ドラマを作りすぎ」とか「安っぽい」とか「現実の人間はこんな台詞言わない」とか
大体そんな感じのことを言いたい放題。
でも、澤井が指摘してる欠点って、それこそが笠原脚本の魅力なんだよね。
普通に生きてたら味わえないほどの、濃厚なドラマと劇的な台詞。
「自然なリアリティの澤井」と「劇的なリアリズムの笠原」の違いが浮き彫りになっていて興味深い。 すごいのは「大日本帝国」で篠田三郎が死ぬ場面。
「先に逝ってお待ちしています。天皇陛下万歳」
これは戦死ではなく戦犯として処刑されるとき。
つまり、昭和天皇は戦争責任をとって死ねと言っている。 「天皇陛下、お先に参ります。天皇陛下、万歳」ね。
台詞の引用は正しく。 どうなんだろうか。
「天皇陛下」が連続しているけれど、おなじ言葉を繰り返すのはうまい表現ではないといわれるが、
わざと繰り返して強調しているのかな。
戦争映画で天皇を連発するのは笠原脚本の特徴だけど、エッセイでも天皇制が戦争の原因だというようなこと書いてたな。 A「〇×なんだって!」
B「えっ、〇×?」
でしょ。繰り返しが不味いってのは。
>>199は、一つ目は付けないと誰に言っているのか分かりにくくなるし、
二つ目は常套句みたいなもんだから、問題ないよ。
日本暗殺秘録クライマックスの「天皇陛下、万才ッ!」八連発を思い出した
(秩父宮殿下万才ッとかも入れるともっと多い)
あれは凄まじかったなぁ 「大日本帝国」は、公開当時は戦争美化と批判されたけど、それは東条英機を可哀想な人にしていたからで、
ところが、その東条は拘置所に面会に来た家族に、このような立場に追い込まれて仏教のありがたさがわかったと言い、
そして「仏様の偉大さに比べたら、この世の帝王なんて実に小さい」と言う。
この世の帝王って明らかに天皇でしょう。
東条を擁護しているようでいて、天皇をこきおろしているんだからね。 しかし、笠原の近代史映画の登場人物というのは、東條にしても、「日本暗殺秘録」の井上日召にしても、
飽くまでも笠原の脳内設定キャラなんだよな。
東條に関しては、「プライド」の方がずっと実像に近い。実像に近い方が良いというわけではないのは勿論だが。
>>154を書いたのは自分なんだけど、>>201には同意。 笠原の脳内設定キャラや、天皇批判に付いては、
澤井信一郎のインタビュー本で少し言及されているから読んでみて。
脳内設定キャラ: ドラマを作るために捏造することは問題ないが、安易なことがある。
天皇批判: 案が却下されたらしい。
とこんな感じ。
>>203
首相のこととも解釈できる文言にしての天皇性批判でしょうね。
基準を現世の帝王に置くから勝ち目のない戦争が起こしてしまうのだと。 「大日本帝国」で偉いのは、野村萬次郎の昭和天皇でなく、丹波哲郎の東条首相でもなく、
三浦友和の良心的上官でもなく、篠田三郎のクリスチャン学生でもなく、関根恵子の妻。
明日出征する夫のために今のうちに結婚式をし、身重で戦地の夫を心配しながら
天皇は戦争へ行かないのかと疑問を呈し、負傷して帰った夫が戦死した仲間うしろめたい
というのを一喝し、子供を抱えて大空襲を逃げ延び、夫が戦死したと思い子供をおぶって入水自殺
しようとするが、子供が泣いたので、死んだ気になって生きてやろうと決意し、横柄な警官に出刃包丁
を突きつけ、闇物資が駄目というなら刺し違えてやると言う迫力に警官が越し抜かす。
そして夫は生還して感動のラストシーン「あなたは誰と契りますかー」
「二百三高知」でも、夏目雅子ふんする可憐なお嬢様では、どんなに想っても恋人を救えなかった。
これは笠原の女性観の表れ? まあ、あの世代はどんな事情があれ、
小津が「風の中の牝鶏」で描いた留守の間に不貞を働いた妻ってのは、
どうしても描きにくく、女性を描くとああなるでしょうね。
特に笠原は、下ッ端は必死でただ生きているだけで悪くないって人だから。
大日本帝国スレでは関根の濡れ場に批判的なレスが幾つかあるのに驚いた。 夏目雅子がやった役は下っ端なのかな。
庶民ではあるけどやや中の上くらいではないか。 「二百三高地」は笠原の最高傑作。それに比べて「226」は・・・。 「二百三高地」は「大日本帝国」に比して冗長な感じもしたが、脚本とは無関係だろう。
三部作というべき同監督「海ゆかば日本海大海戦」はちよっと手抜きだったんじゃないか。
野心が足りないというか。 「宇宙戦艦ヤマト 完結編」のどのあたりが
笠原のアイデアなのか、いまだにわかりまへん。
笠原先生渾身の傑作『あゝ決戦航空隊』で鈴木貫太郎を好演された
村上冬樹さんが4月5日死去。
合掌 「日本暗殺秘録」見たけど、明らかに色物だな。それはそれで面白いんだけど。
笠原もインタビューとかで「珍品」って言ってるんだけど。 >>213
徹底調査して書く人だから、過去の作品を全部観て、藤川圭介の脚本を全読んですべて自分で書いたのでは。
他の人のアイディアがあったとすればハイパー放射ミサイルくらいかと。
西崎プロデューサーも共同脚本ということになっているが、これは名義だけでしょう。
藤川さんが著書でぼやいていたけど、西崎さんはたった一行のセリフを考えただけで脚本に自分の名をクレジットしろと言う。
たまりかねて前作で降りた。それでおそらく舛田利雄監督が戦争映画の縁で笠原さんを紹介したのではないかな。 小林信彦のエッセイの中に、笠原氏が「もう二度とヤクザ映画はやらない」と語っていたという記述がある。
「唐獅子株式会社」の場合は、元の脚本がグダグダで使い物にならなくて小林が怒っていたんで、
友人だった笠原氏が見かねて手伝うことにしたらしい。 確かに酷い出来だった
笠原さんと小林はやすしに坂田三吉を演らせたら面白い
と考えたそうだが残念ながらその考えはズレてる
要するに遅咲きのアイドル映画なんだから割り切って
撮れば善かったのに小林信彦が吹き込み過ぎた結果がアレ
その後の曽根監督やすし主演のビッグマグナム黒岩先生は
狂い咲きサンダーロードと並ぶ和製マッドマックスな突き抜けた
モンドアイドル映画として永遠のキラキラ感が全開
そもそもヤクザ映画のパロディー作るのに本物の笠原和夫
ひっぱり出してどうする?…だがギャラ分だけ仕事するプロ意識カッケー
「唐獅子株式会社」の打ち合わせで、笠原と日下部Pが
やすしと吉永小百合で王将やったら面白いかもって、小林とは何の関係もない
話で盛り上がっただけ。
やくざ映画の脚本家として人気を博した笠原さんが
そのパロディに関与するというのは、不愉快に思うファンも多い筈。
小林さんは、芸能、映画批評で鋭い事を書いているけれど
自分の事になると、鈍い面を見せますね。
笠原和夫は『ゆきゆきて、神軍』についてなんか書いてたっけ?「昭和の劇」にも出てこなかったんで
まったく興味なし、って事はないと思うんでどういう感想だったか興味ある >>223
笠原和夫の方から、小林信彦に「そんなにお困りなら、よろしければ私がお手伝いしましょうか」
と申し出たんだって。 補足しておくと、「唐獅子株式会社」では、
原作者に過ぎないはずの小林氏がプロデューサー的役割も担わされていた。
そのあたりの経緯は「天才伝説 横山やすし」に詳しい。
(笠原との付き合いについてのエピソードも何度も登場する) 一時、内田裕也がセルフプロデュースしていたような作品なら、
やすしは光っただろうね。笠原さんのジャンルじゃ全くないけども。 >>221
亀レスだが、『ビッグマグナム黒岩先生』の監督は山口和彦だ 二百三高地は長編のTV版が在った様な記憶があるけど
その場合はやっぱり笠原脚本の完全版なのか?
だとしたら観たい!
>>231
昔録画したビデオを確認したら、1話から3話・7話8話の脚本は「かさだとしお」、
4話から6話が「橋本 綾」になってる。
ご存知の事と思うが、「かさだとしお」は笠原と舛田利雄の共同ペンネーム。
ちょっと長さが足りないから、橋本綾が挿話を書いたという感じかな。 >>232
ビデオ持ってるなんてうらやまs
映画版で撮られ無かったリアル諜報戦争描写は在るのですか?
全八話? TV会社は何処?
教えて君でごめんなさい。 >>236
TV版は戦地に行った者と残された者のドラマを掘り下げており、キャスト違いの部分以外は
映画版の流用です。
政治外交面で加えられてるシーンは、高橋是清がロンドンで資金調達に苦慮する部分、
金子堅太郎とルーズベルトの部分くらいで、明石元二郎らの活躍は描かれてはいません。
全八話。制作はTBSと東映となっています。
CSで時々放送されてるから、これを待ってみては如何?
>>237
ありがとうございます
東映チャンネルとTBSチャンネル入ってるから
気長に待ちます。
でも日本暗殺秘録ず〜と待ってんのにやらないんだよな〜。 三島由紀夫の鋭い批評眼は文学のみならず、映画批評にも影響を与えたようですが、
三島は、公開当初批評家たちから完全無視されていた「総長賭博」(脚本:笠原和夫)を映画芸術の誌面上で絶賛し、当時やくざ物映画を冷遇視していた映画評論家たちの認識を一変させました。
三島は、戦後やくざ映画の「型」の頂点を究め、そのことによって逆に型を越えた人間の裸の感情を露出させたといえる脚本家の笠原和夫の感性をいち早く見抜いた訳です。
笠原はその後、ヒット作「仁義なき戦い」の脚本も書いた訳ですが、この作品の影響を受けた海外映画監督には、マーティン・スコセッジやタランティーノ等がいます。
三島の「総長賭博」の批評がなければ、「タクシードライバー」も「キルビル」も生まれなかったかもしれません。
>>239
タランティーノが東映映画ファンなのは疑いのないところだけど、
あなたは本当に笠原和夫ファン、東映ファンなんだろうか?
「総長賭博」が公開当時に批評家から完全無視されていたなんてことはなかったよ。当時から評価は高かった。
当時の「映画芸術」では毎号必ずのようにヤクザ映画批評が載っていたし、
三島の「総長賭博」評はそういったレギュラー企画の流れの中で三島に依頼され、執筆されたものだった。
(編集長の小川徹は三島の友人だった。また、三島の死の前の最後の対談は、小川とのものだった。
ただし、これは同席した編集者がアホで、テープレコーダーの録音ボタンを押し忘れていて、活字化されなかった)
当時、ああいった長文のヤクザ映画論は珍しいものではなかった。
三島が書いたものは、三島が書いたものだから現在でも読み継がれているというだけのこと。
他にもすぐれたヤクザ映画批評はたくさんある。図書館で評論書で探してみなさい。
でも、それより前に、映画館の暗闇の中でスルメイカでもかじってワンカップ酒を飲みながら、
あるいはアンパンでもかじりながらヤクザ映画を見ることの楽しみを知るべきだね。
コレばっかりは、図書館では学べない。 >>240
すみませんでした。
おっしゃるとおり私は三島由紀夫が好きなだけで、やくざ映画ファンではないです(女なので)
笠原和夫さんを過小評価したつもりはありませんが、お気を悪くされたら失礼しました。
伝聞で書いたのと、私はその当時のことも知らないので細かいことはわかりませんでした。
お酒は下戸で飲めませんが、今度やくざ映画も見てみますね。
>>241
とっても素直なんで感心。
ぜひ、ヤクザ映画をちゃんと見てください。できれば、映画館で。
「仁義なき戦い」は女性にはオススメできないけど、「総長賭博」は良いですよ。
きっと感動します。日本人が忘れた日本的美学と無常感が横溢しています。泣けます。
学生時代に、ガールフレンドを強引に名画座に引っ張って行って、
鈴木清順監督のヤクザ映画「刺青一代」(これは東映ではなくて日活作品ですが)を見せたことがありました。
最初は退屈そうにしていた彼女でしたが、途中から「凄い、凄いね」とつぶやき始め、
クライマックスの殴り込みの場面では「こんな映画があるなんて!」と一目もはばからず声を出していました。
これ又、タランティーノに影響を与えた作品です。御記憶ください。 >やくざ映画ファンではないです(女なので)
自ら女を貶める馬鹿女を見つけた。
無自覚にこう云うレスをする女は、笠原脚本に登場する素晴らしい女たちをどう見るんだろうか。 笠原のやくざ映画と女ということだと、
「女渡世人 おたの申します」で、
三益の母物風に仕上げていたのが忘れられない。 >>239>>241は、女を貶めるどころか、三島も貶めてるの分ってないよ。
別にこうゆう女には仁侠映画を見てほしいとは思わない。 >>185
たけしは著作「場外乱闘」で『あの夏いちばん静かな海』を貶した田山力哉と笠原について書いてるよ。
田山には「バカだと思うので何も言わない。『大誘拐』を褒めた時点で大馬鹿か大嘘つきかどっちかと思った」
笠原には「反論しようと思ったが笠原氏の最近の仕事を見て考え直した。死体を蹴飛ばすようなものだから
人間としてそれはやっちゃいけないことだと思うもん」なんて書いていてとても真摯に受け止めてるとは思えん。
>>242
丁寧なお返事ありがとうございました。是非見てみますね。日本美と無情感というところに惹かれます。
刺青一代もよさそうですね。教えてくださり、どうもありがとうございました。
>>246
「大誘拐」は少なくとも、北野の映画よりも、はるかに面白いと思うが... >>246
確かに、たけしの言ってることは無茶苦茶だし、失礼だが
あの件は、映画芸術の荒井が、わざわざたけしを座談会に呼んでヨイショした後、
別に座談会を組んでボロクソに叩いた(笠原氏の批判も、多分その流れ)
という、「後ろから鈍器で」みたいなアレがあるから… >>248
タイプが全然違うから好き嫌いの問題だよね。
俺は喜八の映画はことごとく駄目。 そもそも「場外乱闘」なんて本はまともに受け取ったら駄目だろ半分ネタで書いてるし
本人が書いているかどうかも定かじゃない たけしの映画論については文春文庫「仁義なき映画論」を読むのがよかろう。
週刊誌に口述筆記で連載してた映画評をまとめたもの。
テキトーなこともたくさん言ってるけど、たまにいいことも書いている。
金をかけるシーンはスパッと搾らないと駄目。そのほうが画にハリが出るとか。 >金をかけるシーンはスパッと搾らないと駄目。そのほうが画にハリが出る
仁義なき映画論を読んでないので呑み込めないのですが、どういう意味なのでしょうか?
搾る、とは何を搾るのでしょう?
釣りでもアオリでもありません。仁義なき映画論を読めば分りますか? たとえば、最近の日本映画にありがちだがw、金と手間をかけたシーンを
「どうです金かかってるでしょう」と言わんばかりに長回ししたりじっくり見せる演出すると
かえって貧乏くさく見えると言うこと。 タケシで思い出したが浅草キッドの話で
浅ヤンのロケでミニドラマを撮りにロケに行ったら
監督のおじいちゃんが舛田利雄で若造のADにボロカスに
扱われてて浅草キッドがADにキレたって話だった。
曰くお前は二百三高地観た事無いのか?
曰くお前は笠原和夫を知らんのか?
曰くお前は勉強が足りない!
正直良い話しだと思った。 今日「任侠列伝・男」見たけど あんまりおもろくないな。
予定調和で。すまん。 浅草キッドの番組 テレビ東京「浅ヤン」の番組内の
ミニドラマの監督として舛田利雄が呼ばれた。
しかし、舛田利雄の事を知らないADが監督を
ボロクソ扱いしたのを見て浅草キッドが
ADにぶちギレ。ADに「てめー二百三高地観た事無いのか?
お前は笠原和夫を知らんのか?映像の仕事に従事する
人間としてお前は勉強が足りない。この人をどなたと
思ってる?」 補足 これで良いかな? それより、「浅ヤン」のミニドラマ監督が舛田って事の方が衝撃的。
ADは>>260なんだからどんなに馬鹿でも驚かないけど。 これまたワケワカラン
ADが>>260とはコレイカニ TVスタッフなんて映画見ないからな。
特にADなんて、自局製作の映画すら見ないよ。 浅草キッドがキレなくても
舛田に半殺しにされてたと思うよ、そのAD 実績云々以前に、自分の親父くらいまたはそれより年上の人間を
ボロクソ扱いする時点で人間として間違ってる。 舛田利雄は既にヨボヨボのおじいちゃんだった
舛田が呼ばれた理由は往年の青春映画風のミニドラマ
を再現したくて呼ばれたそうだ
ミニドラマと言っても所詮ミニコントが狙いなのだが
舛田利雄は監督出来るのが嬉しいのかあくまで丁寧に
きっちり撮ろうとしてロケ時間に追われるADがキレ始めた
若造にボロカスに扱われてもビビる訳でも無く飄々としているので
浅草キッドがこのじいちゃんは何者?と思いそこで名前を初めて
聴いたら舛田利雄だと名乗ったので仰天したそうだ
つくづくTV関係ってカタワ揃いなんだなw
珍滓くらいかと思ってたら、珍滓に失礼だたよ。 それにしても自分の番組なんだから、舛田利雄が出る事くらい知らなかったのか?>浅草キッド
構成台本か香盤表に名前なかったのか? 妄想だが舛田が隠居で「水戸黄門ごっこ」してたのかもなあ。
倅はCXでドラマのDだった筈。
そういえば「浅ヤン」自体に中華シェフでそういう企画もあったなあ。 浅草キッドは師匠が笠原を小馬鹿にした発言(>>246)をどう思っているんだろ?
笠原は正面切った批判でたけしを小馬鹿にしていた訳ではないのに。 どうというほどの感想は無いよ。
たけしの発言なら何でも支持だろう。
アサヤンの件は全部やらせで
水道橋が一人目立とうとしていると推測。
この話、舛田スレですれば? 舛田が「死ぬときは脚本家・笠原和夫ではなく、元帝国海軍二等兵曹・笠原和夫だ」と笠原が言っていたと回想してた。
恐らく笠原の本音だったと思われるが、この感覚はちょっと自分にはわからないな。 軍隊にいってない舛田の対して優越感を示したかったような気も。 同じようなことは舛田に対してじゃなくても著書の中とかで
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