>>820
30年くらい前の「特別編」を観て、録画を取っていた者です。
しかし、この当時の私のビデオはβでしたんので今のVHSビデオでは観られません。
最近になって、どうしてもあの「特別編」をもう一度観たくなってしまい、ヤフオクで古いβのビデオを手に入れました。
そして、30年ぶりにあの「特別編」を見る事が出来ました。

「特別編」は90分(コマーシャルを入れて120分)x2日に渡って放送しました。
映画版との違いですが、犬達だけのシーンはほとんど付け加えられていません。

映画版ではカットされた部分が追加されていますが、
@映画では何の脈絡もなく急にボツンヌーテンの話から始まるが、特別編では最初樺太犬の犬ぞり訓練シーンが10分ほどあり、実際に現地で犬ぞりの訓練しているドキュメンタリーみたいで面白いです。
 (犬たちが勝手にアチコチに向かって引っ張り、健さんたちが困っているのが笑える)
A映画の後半になって、再度健さんが南極に向かう決心をしたシーンの後、映画では突然海のシーンになっていますが、「特別編」ではその前に、駅で荻野目慶子とリキ(犬)達の話をじっくりして別れています。
 (このシーンは約5分くらい)
映画版で大きくカットされているシーンはこの2つで、あと人間ドラマの部分が少しずつ追加され、ストーリーがより解りやすくなっています。

当時のテレビ放送ですから当然画面サイズは4:3で、映画館のように横長での放映ではありませんでした。
この辺が「特別編」が現在再放送しない理由かも?
(でも、映画用に撮っていたはずなので原盤は横長サイズか?)

是非、もう一度TVで放送してもらうか、「特別編」としてDVD化してもらいたいですね。
「南極物語」のファン、健さんファンの方は一見の価値は十分ありますよ、「特別編」。