東宝映画の快作!?キスカ
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大脱走と同じで何時見てもワクワクする戦争映画快作
鬱な気分の時に見ると元気付く。ただLDだけなのは
ちょっと悲しい 銀輪部隊というやつでつね。マレー半島でイギリス軍相手に活躍したという。
残念ながら、この映画は北太平洋のお話しでつよ。
音楽いいよ いいよ音楽。
オープニングの音楽が頭から離れん。 >>315〜>>317
ありがとうございます。観たのが7,8才の頃だったんで記憶が‥
銀輪部隊ですか、そのお話も映画であったら面白そうです。
DVDでてるんですね!キスカマーチも聴きたいんで今から借りてきます〜 >東宝特撮のアルバム
タイトルバック+ステレオ版(霧のキスカのB面だったテイク、全曲通し)の二種類楽しめるよ。
これと「日本海大海戦」の<日本海マーチ(佐藤勝)>を編集、ぶっ続けで聞く。
まさに気分爽快。 >>313
>>312は劇中の話をしているんだろ。 >>323
劇中では浮上直後に爆弾にやられて死んだね。
「艦長先任将校戦死〜」と、やむなく砲術長が指揮を引き継いでる。 >>324 ご教示ありがとう。
ばがぁあん!「うあ〜」 なんていうシーンがない上に、それまではかなり重要な役だから
なんかはぐらかされた感じがするんだよね。
あッ >>323 援護射撃ありがとう。 >>325
そういうキーマンがあっけなく消し飛んでしまうって描写で
キスカの絶望的状況を伝えようとしたんじゃないかな。
砲術長の死に様も哀しい・・・ >>324
「敵は近いぞ!!突っ込めーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」 >>330
「勇気を持て。学者の良心を忘れたか?」
といってみる キスカに着いた潜水艦が攻撃を受けるシーンがイ-57の使い回しだったのはいただけない。 >>332
いえいえ、空中爆雷攻撃をする米軍機のショットは使いまわしですが、
潜水艦の周りに水柱が立つショットはオリジナルですぅ。 >>334
スケール感のない水柱の表現に不満だった円谷は、
日本海海戦でのフロンガス水柱を考案するんだったね。 >>339
「キスカ」
「キスカ!」
「キスカ!!」
繰り返さんでええっちゅーねん(w 「北太平洋の果てに敵陣深く取り残されたキスカ」
「完全に閉ざされた包囲網の真っ只中に全員、玉砕の日を待つ
絶望の島、キスカ」
「これは5200名の命を奇跡的に救った物語である。」
「第二次大戦史に燦然と輝く栄光の作戦!!!」
「巨大な敵に肉薄する決死の闘魂!!!!」
「豪華男優陣による名演の数々!!!!」 助けたけど、みんな他の所に飛ばされてみんな死んじゃうんだけどね(´・ω・`) >>347
全滅のソースは?
陸軍部隊が千島防衛やシベリア抑留で死人出してるし、海軍の艦艇も相当沈んでるが
別にキスカ撤退の事実を秘匿されて玉砕したわけじゃないでしょ。
木村も先任参謀も生きてるし。 靖国神社の遊就館はキスカ作戦について詳しく述べている。
遊就館シアターで8月は「樺太1945 氷雪の門」を上映したが、
東宝8.15の名作「キスカ」も是非上映してほしい。
また併せて同じく8.15の名作「海軍特別年少兵」も。 DVDの証言の人は大鳳に乗ってたんだね。
大鳳の最後が詳しく説明されてた。 この映画、ラッパのシーンも心に残るよね。
「入港用意」はもとより、「巡検」ラッパの物悲しいメロディとか… >>352
巡検ラッパ置いとく
http://www1.odn.ne.jp/~yaswara/jyunken.html 艦隊は必ずやってきます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! >>354
「いっぱい、にはい・・・さんばい、いやしはい・・・・」
この映画で船の数え方を覚えまつた。 >>347
大東亜戦争の前線部隊にはそういうのは多いよ。
技術的に転用しやすかったから。
場所、装備、兵の経験から。
前線に出た部隊は前線を渡り歩く結果となった。
悪意によるものではない。わずか3年8ヶ月の戦争だったから。 >>355
「いえ、もう一杯」
「いや、また…。」 これは特撮が良く出来ていて、思考を中断されないのがいいね。
白黒であることとスモークが効かしてあるのも幸いだった。
特撮が露骨に玩具っぽいと、脚本がよくてもそこでがっかりしてしまう。
キスカは円谷作品では一番リアルに見えるかも知れない。 >>360
まあ現代の一般人が円谷作品を観るには、忍耐と修行が必要かもね。 操舵室、あまりケツを振らずに
舵をしっかり持っとれ!
かっこいいな。潜水艦も活躍するし。 米海軍百隻の真っ只中に突入する
第一水雷船隊の快挙!!!!
「鋲舷、前進全速!!!!」
「全速ですか?司令官」
「これを乗り切るにはそれしかない。」 戦いに敗れて、のこのこ帰ってくる兵隊は皇軍の歴史にはありません 栗林忠道陸軍中将の訣別電
戦局遂に最期の関頭に直面せり、十七日夜半を期し小官自ら陣頭に立ち皇國の必勝と安泰を念願しつつ全員壮烈なる攻撃を敢行する。
敵来攻以来、想像に余る物量的優勢をもって陸海空より将兵の勇戦は真に鬼神をもなかしむるものがあり。
しかれども執拗なる敵の猛攻に将兵相次いで倒れたためにご期待に反しこの要地を敵手にゆだねるやむなきに至れるは、まことに恐惧に堪えず幾重にもお詫び申しあぐ。
今や弾丸尽き水枯れ、戦い残るもの全員いよいよ最後の敢闘を行わんとするにあたり、つくづく皇恩のかたじけなさを思い粉骨砕身また悔ゆるところにあらず。
ここに将兵とともに謹んで聖寿の万歳を奉唱しつつ、永久のお別れを申しあぐ。
防備上に問題があるとすれば、それは米国との物量の絶対的な差で、結局、戦術も対策も施す余地なかりしことなり。
なお、父島、母島等に就いては同地旗下将兵如何なる敵の攻撃をも断固破砕しうるを確信するもなにとぞよろしくお願い申し上げます。
終わりに駄作を御笑覧に供す。なにとぞ玉斧をこう。
國のために重きつとめを果たし得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき
仇討たで野辺に朽ちじ吾は又 七たび生まれ矛を報らむぞ
醜草の島にはびこるその時の 國の行く手一途に思う >>365
いやぁー、他の国にはないこともなかろう。 平田昭彦演じる軍医と負傷兵のやりとり、DVDの字幕では台詞が
「ぶち殺す」になってるけど、実際は「撃ち殺す」と言ってると
思うが >>368
もし敵が上陸してきたら、そのときは軍医長自らの手で射殺してください!!!!!
そうしなければ、鉄砲は渡しません!!!!!!!!!!!!!
よし、ぶち殺す!!!!!!!!!!!
何か泣けるよな。このシーン。 >>368
担当者は忙しいんだからその辺は許してやれ。 >>369
手榴弾だぜ。
>>368
え?
何で字幕なんて付いてるの!?
DVDは。 >>371
あらら('A`)
ところで手榴弾を渡さないと言っていた
負傷兵を演じていたのは誰?
伊吹徹?? >>368
自分は「撃ち込む!」と聞こえたが・・・・・ DVDレンタルで初見したが、ゴジラ映画や初期「ウルトラ」シリーズで育った世代
なんで、懐かしいメンツを楽しんだ。
ケロニアのゴトウ隊員まで出てた。 じぇーん、じぇーん、面白くない予感がビンビンする、邦画の戦争映画は岡本
喜八監督の「肉弾」が最高傑作、魚雷にくくりつけたドラム缶に馴染みの
女郎屋のマークが入った番傘と飲料水の入った一升瓶をくくりつけて
アメリカ艦隊を撃滅すべく、双眼鏡で水平線を睨み続ける特攻士、
女との分かれのシーンだって、おう、いってくるぜ、って女郎屋の赤い布団
を蹴って立ち上がれば、女はケツを掻きながら片手を上げて「おさらばよ」
の一言、これこそ粋の極致です
>379
そんなこと言わずに「キスカ」見てみなよ。
「肉弾」とは違った面白さがあるから。
ただ、「肉弾」見るのは中学入ってからの方がいいかな?
あのラストは児童にはきつ過ぎるし。 ・・・とりあえず「あけぼの楼」は「あいつ」の馴染みの女郎屋じゃないし
別れのシーンは「うさぎ」との場面を挙げるべきだろうし。
とってもポイントを外した鑑賞の仕方をしてるんだね。 >>379
いや、キスカ、十分におもしろいですよ。
カタルシスがあります。
肉弾もいいですね!しかし、ちょっと最後がね。きびしいですね。
両作品、方向性はちがいますが、キスカもたのしめる映画です。 コピペ、荒らし警戒を厳にせよ。
>>379 戦争邦画スレのほとんど全部に貼ってやがる。
俺は「太平洋の嵐」スレでマジレスしちまった者だが。 犬二匹はどうなったんだろう。アメリカ側が連れ帰ったのかな。 >368
完成した映画から書き起こした「検定台本」てヤツがあって、
それには「ぶち殺す」って書いてあるんだと思うよ。
聞き取りにくいせりふは、検定台本に書いてある通りに
字幕にしてるんだと。
別の作品のことだけど、字幕のことを問い合わせたら、
そう返事されたよ。 >>1にツッコミ入れようかと思ったが2003年スレ立てだったのか。
重要文化財並みに古いスレに記念パピコ。 この年になってはじめてキスカ見て感激して駆けつけてみれば
03年のスレが生きているとは。
艦影を見る犬の気分ですよワンワン。
もっと派手派手な部分もあるのかと思っていたけど、
ある人が語った「水墨画のような映画」というフレーズが
ぴったり来る品位と雅びの佳作でしたね。
それにしてもまあ東宝プロパー俳優のこれでもかの出演、
大部屋軍団による伝統芸のガヤシーンとなんともうれしい
映像でもありました。話が巧く出来すぎじゃと思ったら
史実はもっと奇跡的神がかり的だったと聞きかじって
ひっくり返っております。
思えば去年浅草で見損なったのがきっかけだったなあ。
またスクリーンで見る機会はあるだろうか、いや、ある! >>391
史実はこの辺の書籍で判ると思う。
絶版本もあるけど図書館に行けば、書庫に入っているものも含めて全部読めるはず。
「私記キスカ撤退」 阿川弘之著 文藝春秋社
「キスカ 日本海軍の栄光」 市川浩之助著 コンパニオン出版
「戦場の将器 木村昌福」 生出寿著 光人社
「キスカ戦記」 キスカ会編 原書房
>>392
ありがとうございます。「私記」はなんと近所の古書店で入手
できました!キスカ会の本を早く見たいものです。
しかし何度見ても予告の
「キスカ」
「キスカ!」
「キスカ!!」
とでっかくなっていくキスカの文字が、最後には画面からはみ出すのが
カッコ良くって泣き笑い。 「私記キスカ撤退」 阿川弘之
PHP文庫の「日本海軍に捧ぐ」に再録されてるよ。 >>393
光人社文庫の「撤退」という本には、先任参謀有近氏の手記も再録されてるよ。
キスカのタイトルで種本の一つとして出てくるでしょ。
文庫が出たのは一昨年ぐらいだから、簡単に見つかると思う。 超弩級素人に重ね重ねありがとうございます(感涙)
あまり私信に使っても何なので尼尊で注文することのみお伝えして
失礼しますが、寝る前にまたDVDを見ー直ーしーまーすッ。 硫黄島見た後にビデオ見ちまったよ。
非合理と無責任の重圧をはねのければ、日本人の理性と才能は
こんなにも輝いていたんだ。涙が出た。
けど米包囲部隊を撤退させたのが、慌てて誤射した魚雷の爆音
だったっていうのがなんか楽しいな。 >>398
魚雷の話は時系列が史実とは大分異なるがな。
事実は入港直前に小キスカ島を誤射しただけで、映画のようにアメリカ艦隊の動向やら
危険な東回り航路の選択云々には関係がない。
映画のストーリーとしては面白いけどね。 そう。一つ一つは史実のエピソードを時系列をいじりながら繋いでいって
一つの筋の通った寓話にしちまう。職人の匠だねえ。
できれば米艦隊の誤射と補充のための一時離脱の様子をもうちょっとだけ
ナレーションで説明してくれても良かったんじゃ。
いや、やっぱり蛇足だな。東回りの案内人となった佐藤允が良かったし。 >>400
ナレーションはなくとも、あの電探の映像で言わずもがなでしょう。
日本海大海戦のように、過度のナレーション漬けになってないところが良い。
冗漫に事実を並べるだけでは映画にならないって事が良く判る作品だね、キスカは。 はじめて見たとき、接岸してくる阿武隈が霧の中から墨絵のように
浮かびだし、(合成されている)犬が手前でワンワン吼えている
構図を見て鳥肌が立った。
まるでこの絵のために霧と犬っていう設定を創作したんじゃないか
(そんなはずないのだが)とまで思ってしまう「展開」だった。
計算された積み重ねって理屈じゃなく感覚を揺るがすものと実感した
ものだった。ああ、また見たくなってくる。
>>402
阿武隈がヌ〜ッと出てくるシーン、ありゃ感涙モノですな。
キスカに関しては戦争映画という枠内によらずとも、普通に名画だと思うんだけどなあ。
内容の良さの割に知名度が低すぎる。
他人事だからいい加減なこと書くけど、
やっぱり「巨大なカ(蚊)の怪獣を撃退する作戦」みたいな
タイトルが、内容を知らない人にはとっつきづらいんじゃないか? てか、白黒だからではないかと。
ビデオ普及以前に「家庭で映画を」と言ったら、殆ど「テレビ放映を見る」しか選択肢はなかった。
ところが、当時のテレビ局は白黒映画を放映するのに対して消極的だったわけ。
理由はクレームでしょうね。黒澤明の『椿三十郎』が放映された時は、度々画面の端に
「これは白黒で撮影された映画です」という断り書きが出ていた。
「美しいカラー」を目指して進歩してきたテレビにとって白黒映画というのは
視聴者から「色が出ないんですけど」という苦情の来かねない「厄介者」だったわけです。
なので、当時は教育テレビの名画劇場以外で白黒映画が放映される事は少なかった。
一方、カラーの戦争映画などは日曜の午後に度々放映されたりしていた。
この辺で知名度の差が生まれたんじゃないかと思う。 そうかぁ、むむむむ、口惜しいのう。
わしゃ「ローレライ」なんかよりこっちをお茶の間に放映して
ほしいわい。 >>404-406
同感です。
良質なのにねえ・・・惜しいな。 >>405
そうだとすると昔、月曜ロードショーで終戦企画で8月に
「連合艦隊司令長官・山本五十六」(カラー)と
「日本のいちばん長い日」(白黒)とこの映画が3週に渡り放映
された事があったのは英断だったね。
その時は見損ねて"円谷特撮がすごくて賞を取った"とか"日本の戦争
映画で数少ない後味のいい映画"だとか評価が高かったと知ったのは
後でやっとDVDで見る事ができた。レンタルビデオ屋でもほとんど
見かけなかったし。
「長い日」は一般映画としても評価が高いので"東京12ch"の終戦記念
でも放映された時があったがこの映画があまりに日が当たらない
過ぎたのは不運だったね。
確かにその当時にゴールデンタイムで放送される白黒映画は
黒沢モノくらいだった。
デジタル処理で着色、というわけにはいかんのだろうか。
戦時中の白黒写真でも着色処理されてるものがあるんだが。
もっとも、海の色が目に痛いほどのコバルトブルーっていうのはちょっとアレだが。 >>409
デジタル着色は「史上最大の作戦」や「キングコング」等でやっていたが、あまり評判が良くなかったようで
最近はほとんど作られなくなった。
白黒には白黒のよさがあると。 >>410
カラライゼーションは監督たちに圧倒的に不評で反対運動も起こった。
また色彩考証が難しく「正しい」色を着けることが難しいことも余り行われ
なくなった一因のようだ。
現在、「奥さまは魔女」のモノクロ時代の作品がカラー化され、DVDや
地上波・BS等での再放送に使用されている。これは色彩が自然で観やすいと好評。
映画と違い、うるさく言う人もいないしね。
>>409
技術的に可能といっても、モノクロ映画は色彩考証が難しいから色を着けにくいんだよね。
必ず批判が出てくる。戦争映画だと軍装や兵器の色などの資料を集めないといけないのでお金が掛かる。
「史上最大の作戦」のカラライゼーションの際も軍オタがあ〜だこ〜だ言ってたよ。 >>411
照明やら演出も白黒向けにやってるのに、後から変えられたら嫌だろな。
キスカなんて舞台が北海の霧世界だし、どこにカラー化する必要があるのかと思うけど。 テレビの故障で白黒に見えるなんて考えられない今こそ、深夜帯でも
いいから白黒の名作を地上波で流すべきだと思うが。
さて、キスカが放映されるとして切られるセリフはどこかなw >>413
切られるほど上映時間は長くないと思うがな。
キスカの場合、どこかを切ると話の繋がりが判らなくなる気もする。
いや、「こっちはメ○ラでオ○」とかの放禁用語の事でしょう。DVDにも
「今日では不適切な表現」の断り書きがあるし。
今更の話題かもしれませんけど、当時の手記とか見るとギュウギュウ詰めに
艦に搭乗させるからキスカ守備兵は一切の荷物を持たず、食料も幌筵から
大量に用意するから一切持ち帰りは不要という通達が出ていたらしいんですが、
映画を見ると銃は捨てているものの、背中には巨大な背嚢をしょっています。
史実ではあの背嚢って許されたんでしょうか?
何度もDVD見てテーマ曲が頭にこびりついているんで、タイトル直後の
「総員聞け、そぉーいんきけっ」という放送をつい口ずさんでしまいます。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています