戦時中の国策映画や満洲映画について語るスレ
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>>177
ビデオは載せてるよ。少なくとも最近購入したのは。
大学に任せているわけじゃないから。学情が主導してる。 >>178
常套句
類似に「鯉口を切らない」など。 「開戦の前夜」 1943.01.14 吉村公三郎
英雄=憲兵少佐:上原謙、人間味あふれる優しい夫で秘かに芸者に懸想
悪人=アメリカ武官ノックス:竹内良一?
芸者:田中絹代、憲兵のため身を呈して秘密を守る
ひどくつまらないスパイ(防諜)映画。
日米開戦を目前に日本の軍事施設を爆撃の下見のため訪問しようとするアメリカ武官の旅行を阻止しようとする憲兵の活躍を描くはずが、描かれたのは女の意地になっている。
上原謙の憲兵は肝心な時には風邪で寝ており、彼の意向=国の都合を大切に思う芸者(田中絹代)は海岸沿いを走る車を海に突き落とす事で、自分の命を犠牲にアメリカスパイを死に至らす。
ここでは全ての憲兵は至極まともで穏やかで人間味あふれる存在として描かれる。上原謙は弟の海軍軍人の日米の早期開戦論を聞き流し、友人の陸軍参謀の前線への移動を、あれこそ本当の軍人だと誉める。
また防諜でも憲兵は少しも活躍しない、上原謙は規則の前にアメリカスパイの旅行を阻止できず、彼がするのは芸者に懸想し自分の代理を頼むだけである。更に傷ついた芸者の見舞は妻にやらせる卑劣さも示す。
憲兵司令部の細かい指示を受けたと思われるこの作品では、憲兵は実際とはおよそ正反対の存在として描かれ、それを強調せんがためひどく頼りない存在になったと思われる。
娯楽映画としても、描かれるのは上原謙と友人たちとの穏やかな団欒や、アメリカスパイと芸者との緊張感に欠けるやりとりのみが目立ち、ハーイが裏の筋として読む憲兵の芸者への恋も、あまりに単純にすぎて楽しめない。
これ以前の防諜ものでは怪人二十面相の如き極端な活劇があり、それへの反省として作られたようにも思われるが、娯楽映画としても憲兵の宣伝としても活劇であるべきだったように私は思う。
この映画を21世紀の今評価するのは大変難しい、なぜならその娯楽性の評価=観客が楽しんだか否かで全てが変わるからだ。
今普通に観賞すると娯楽映画としてもプロパガンダとしても、失敗作としてしか眺められない。
この映画には日本におけるスパイ映画の歴史のなさ故の物語の拙さ、松竹の得意な女性を中心に据えた物語作りの失敗、プロパガンダ映画への娯楽性の入れ方の失敗、対スパイ活動宣伝での実際の活動描写の失敗などしか見えてこない。
また映画への権力(憲兵)の介入(統制)の観点からも、ありきたりな失敗としか見えない。
しかしハーイによれば公開当時、割合観客を集め楽しまれているという。
当時はスパイものとしてのしまりのなさより、女性でもお国の為に役に立てることの感動、あるいは女性の犠牲による祈願の成就という親しみのあるテーマが抵抗なく支持されたのではないだろうか。
また現実の生活で軍部や憲兵の厳しい指導・指示をうけていた観客は、せめて映画の中では優しい親しみのある姿を見る事の方を喜んだのではないだろうか。
とすれば監督と憲兵司令部の狙いは成功であり、娯楽映画としても防諜活動宣伝映画としても成功したのではないだろうか。
当時の、評論家ではないごく普通の観客の反応がつかめない今、この映画の評価は大変難しいように思う。 満映の映画もビデオで見られるのね、
満州の記録1 映像の証言 迎春花
満州の記録2 映像の証言 晩香玉
満州の記録3 映像の証言 皆大歓喜
+私の鶯
図書館にあるから見に行こうと。 「最後の帰郷」 1945 田中重雄・吉村廉
呪われるべき特攻映画。
戦時中に既に特攻を描いた映画があること自体が私にとっては衝撃だったが、この映画の特攻隊員の非常に明るい雰囲気と、
出発する彼らを日の丸の旗を振って送り出す子供達を見ていると、本当に60年前の狂気を感じる。
この映画は昭和20年7月に公開され短命に終わったが、もし原爆がなく
11月のアメリカの本土上陸まで時間があれば、日本人はもっと多くのこういった、「死を正面から賛美し、肯定する」映画を
記憶していたに違いない。
事実ハーイはいくつかの製作されたか製作中だった特攻映画をあげている。
日本の戦前の戦意高揚映画は厭戦的だという見方は、この映画を見ているとなんの意味もないことがはっきりする。
60年前の時点で日本人は戦争には死がつきもであることが常識だったので、
こういう死を前提とした映画が、戦争を推し進める為にごく自然にできてきたようだ。
そして戦争最終盤の戦意高揚とはまさに観客に息子の死を覚悟させることであり、
映画を見た観客が、死ぬ直前まで笑顔で平静であり、
そして淡々と死んで行く事が当たり前だと思わせることが必要だったのだな、と理解できた。
映画が悲しげでありながらまるで神仏にすがるような表情で特攻隊を見送る母親を見せつけることで、
やがて国民全員の死を意味する本土決戦を可能にする、恐ろしい戦争プロパガンダであったことがわかる。
平和主義者や戦争を外交の一部だというリアリストには、戦前の国策映画は全てが呪われるべき映画であり、
見る価値はないだろう。しかし、もし怖いもの見たさで見るのならば、その見せかけの厭戦気分や中途半端な景気づけで
「陸軍」や「ハワイマレー沖海戦」を見るより、
この本当に国民の命を海の藻屑にして平気な映画を見る事の方が為になるのではないだろうか? 試みに「 皆大歓喜 」借りてきたんですが、これ字幕がないのね!
うえーん、中国語じゃわかんないよう、定価15000円位なのになんたる手抜き。 >183
母親、最後までそれなりに悲しげだったと思ったけど 177ですが、ひつこく調べると戦時期など昔の日本映画のビデオは
大都市圏ならば(東京、大阪、福岡、京都など)どこかの図書館がかなり大量の保有しているのね。
やっぱネット時代だわ。 >>183
どっかのコピペですか。
とにかく映画でプロパガンダされなくても一億玉砕の覚悟はできておりましたよ。 日映の戦記映画を見る。
「東洋の凱歌」は澤村勉が脚本・編集をしていて、なかなか面白い。
フィリピン、マニラの港湾でバターンの戦闘などどこ吹く風と涼むアメリカの混血児=ほとんどアメリカ人
ということで、J・フォードの真珠湾攻撃を思わせる。
ドキュメンタリーがまさに手を加えぬ事実ではなく、劇映画と同じような
意味を持っていることがわかった。 「南海の花束」 東宝 1942.05.21 阿部豊
民間郵便航空機の南方新空路開拓をめぐるロマン。
民間人の話で軍人は一人も出てこないが、南方空路開拓は国家間の競争であることは明確に述べられている。
最初に出てくる航空艇は単発の2人乗だが南方空路用は4発の大型機で迫力がある、公開時はこの大型飛行機の絵だけでも観客の感銘を誘ったかもしれない。
戦後の石原裕次郎主演の「紅い翼」などに先んじる、近代的な産業の発展と個人の冒険ロマンが重ねられる魅力的な話。
その裏に南方への進出という国策があるがそれは強調されず娯楽的に楽しめる。
この映画の面白みが現代に通じる要因は、検閲下の戦争映画の悩みだった主人公たる対象(ここでは航空艇)に困難を与え、それを乗り越えられるか否かという、クライマックスが用意されている事だろう。
2回も航空機の遭難が描かれ、海軍自慢の4発大型機も荒天で墜落してしまう描写があるのが勇気がある。ただそのクライマックスも遭難現場に花束を投げるというやや感傷的なものであるのは残念だ。
今でも面白い話だと思うが今日的見方では、劇的な盛り上がりに欠けるのが残念だ。その原因は、(主人公に恋する美しい娘が出てこないのは除き)俳優と人物描写の魅力不足に思われる。
空路開拓になぜ危険を犯さねばならないかは、戦後の日活作品では裕次郎の魅力で押し切れたが、この映画の主人公、鈴木伝明にはそこまでの魅力がない。さらに人物描写を見れば
@主人公の鈴木伝明に個人的エピソードがなく、彼の人間的魅力を作劇上で作れていない。彼の意志の強さは軍国的な精神主義によく似るが、それを強調する台詞がない一方、
荒天で飛行した機の事故など彼自身を尊敬に足る人物とする背景が足りない。彼の強い意志はただの社の方針と取られる可能性がある。
A上記に代わる物語の推進役は空路開拓へのロマンと、操縦士仲間の暖かさだが、公開当時はよかったかもしれないが、現代の観客にはどちらも不十分だ。仲間内の暖かさは当時はよかったかもしれないが60年後の現在は華がなく冴えない。
ハーイはこの映画では南洋の島の現地人(土人)が絵的な背景のみであり、無視している事に批判的だが、それは政治的公正さの求めすぎており、このままで至極妥当に思われる。
この話の内容では当時でも今でも主人公は日本人であり、現地の文化の理解や交歓は必要とは思えない。 そして、「私の鶯」 満映+東宝 1938 島津保次郎 音楽:服部良一
・隅田(黒井旬)、満州の日本人、ロシア人を助ける
・隅田の娘(李香蘭)幼い娘やがてマリヤと呼ばれる歌姫に
・デミトリ(ワシーリー・トムスキー)ロシア人一行を率いる座頭バリトン、
ロシア聖教大教会の目立つ異国的ハルピンを舞台に、ほとんどロシア語の歌劇団を軸にした珍しい映画。歌謡映画としての娯楽性と満州事変で日本人も被害にあった、日本は優れたよい国であるという国策的な宣伝の混合している。
歌自体はかなりレベルの高いもので楽しめるし、ロシア人俳優の演技も悪くない。マリヤを探すくだりの説明が下手でわかりずらい事、各歌劇の演出がうまくなく、せっかくの面白い題材を生かしきれていないのが残念だ。
ネットではたちまちhttp://www.m-omura.com/masa/mokugi.htm
などのような評を読め、
「監督の島津保次郎が来日したハルビン・バレエ団の舞台に感激し、親友岩崎昶とミュージカル映画の夢について語り構想を練っていたことから始まる。
そして二人のパトロン的存在だった東宝の製作担当重役、森岩雄の政治力で、東宝と満映に働きかけた結果、満映作品という名目として製作にとりかかった」という経緯が読める。
疑問1:私の鶯はなぜ満州で上映禁止になったのか
「満映」の胡昶らが書くようにこの映画は確かに娯楽絵映画だが、同時に国策映画であることも明らかだ。満映自体が国策会社であり理事長が甘粕だったことを考えると、企画時点で上映可能か否かは明らかだったのではないか?
考えられる仮説としては満映+関東軍側では上映に向くものと認めたが、本土の軍部情報局が難色をしめした為上映されなかったというのは考えられるのではないか。
どのような内容が国策映画として正しいかは、当時も今も簡単に割り切れない問題と思われるからだ。 「熱風」 東宝 1943 山本薩夫
生産増強という地味なテーマのこの映画は、私には映画的最もよくできた国策映画に思えた。
困難な問題も精神主義で克服するという、おなじみのテーマはベテラン工員の死を越えて、ダイナマイトを仕掛けることで、すごくダイナミックに表されている。
その直前にはまるでアメリカ映画のような合理主義者の技師と主人公との殴り合いがあり、勿論最後は笑って突貫精神に合意する。
主人公を支える女性が2人もあり、これもモダンな原節子と日本的な花井蘭子が用意されてるのが、面白い。
勿論成功の暁には藤田進らしい、不器用だが実直なしぐさで恋人(勿論日本的な花井)の所に報告にくるのが微笑ましい。
絵的にもドラマチックだ、冒頭の潜水艦の攻撃場面や捕虜、最後の戦車、そして巨大で荒々しい製鉄所の内部と、迫力ある画面をつくっている。
戦後、反対の社会主義的立場で映画を作る山本薩夫には、社会的テーマを、アメリカ映画のようにかなり大胆に脚色し、仕掛け、見せる才能があることがわかる。
そこにはイデオロギーが何かはあまり関係なのだろう。 今時こんな映画に関心をもつ人って何がいいの?
戦時下でも鴛鴦歌合戦みたいな映画はいいけど、国策映画はやっぱりおかしい。
でも、もっとおかしいのはそういう国策映画を眺めて、戦争協力という本来の目的以外の部分を取り上げていいとか書く人ね、
戦争映画を喜んで見る人も何を楽しんでいるか疑ってしまうけど、こんな映画に関心を持つ人は自分が何に関心を持っているか確かめるべき
いろいろ言い訳はあるだろうけど、その底には結局戦争協力という本来の効果を楽しんでいるのですよ。
「日常の戦ひ」 島津保次郎 東宝 1944
銃後の心得を説く戦勝協力映画。
驚くべき事に、息子や夫の怪我や戦死の知らせを受け取るシーンがある
そして父や妻は、相当深刻な悲しみを演じる。
昭和19年では戦死者はもちろんたくさん出ているが、映画にこういうシーンがあるとは・・・。
勿論、戦死を乗り越えて国債を買ったり、夫に寄り添うため飛行機を生産することが動機付けられるのだが。
兵士になると死ぬから嫌だでは反戦にならないのが戦前の映画か。 昨日「わが青春に悔いなし」を見直したが、
国策映画でのスターが3人そろい踏みしているのでいまさらながらに驚いた。
国策映画では
藤田進:豪快勇な真の軍人、または誠実な勇気ある愛国者
原節子:軍国の姉または軍人の妻、軍人を優しく見守る
大河内伝次郎:全ての責任を負った上で優しく指導する将軍または責任者
戦後すぐに撮られたこの映画で、まるで逆の映画でまるで逆の役をしている。
この映画を見た人は内容以上に、彼らのイメージの違いに眩暈を感じたのではないだろうか。
監督や脚本家は直接観客の目にさらされないから、変節はやりやすいが、
彼らスターは180度違うイメージで見事観客に受け入れてもらったのは、驚くべき事だ。
日本人が如何に変わり身が早く、節操がないかの一つの例ではないだろうか。 >>194
どうせおまえみたいなやつがハリウッド製最新米国国策宣伝映画に踊らされるんだよ
戦前の映画の再評価も必要なんじゃないのか、「満映」とかいう本も出てるし。
問題は誉めるときに、なんと言ってほめるかだよね。
何せ満映のフィルムは人民日報は「文化侵略の映像証拠」と呼んでる、
今の人が受け入れやすい価値観を与えなければ、けして日の目はみないよ。 山口先生の「哀愁の満映映画」を覗くと、満映には芥川光蔵という優れた
ドキュメンタリー監督がいたと紹介しているが、本当かね。
作品はいくつか見ることは可能だから見ればいいのだが、
どうもこの本を見ていると山口猛自身の審美眼を疑ってしまうのだが。 佐藤忠男の著作も文庫になっているよね。
戦前の中国人による中国映画。
>>63
安重根は,封建的儒教イデオロギーを体現する保守反動分子なのだから,北朝鮮映画の中では
公式には英雄視するわけにはいかない.むしろ日帝同様に批判しなければならない対象だ.
だから,当然にラストに,所詮,安のやうな保守反動主義のテロでは人民を解放できるはずが
ないとコメントが入る.
とはいっても大衆的にはやはり英雄で人気があるから,安批判の内容で終始しては娯楽作品にならない.
かといって手放しで賞賛するわけにもいかないし…といふ板挟みで,相当苦労したには違ひないでせう.
安重根ものに関しては,さういふ事情ゆゑ,北よりも韓国の方がデムパ度は強いですな. >>203
「安重根もの」て、そんなにたくさんあるの? このあいだやってた「成吉思汗」、
大草原を大騎馬団を率いて、浦辺粂子が走る実にユニークな映画だが
いかんせん筋がわからない
それと第二部てあるの? >>205
NECOのサイトの解説によると欠落が多いらしいけど、
やはり筋がわかりづらくなってるようですね あ、衛星劇場で、満鉄記録映画集やるわ。
>>152のやつかな 今夜の教育テレビ・ETV特集、>>172と同じ内容かな? 満鉄記録映画集2の冒頭に出てきた女子2名の向かって右側は堀越節子デワ? >>212
両方見逃した…
>>172書いたのは俺だと思うんだが… 『黄河』(1942年・満映)なんか
見てみたいなぁ。
監督・脚本.....周暁波
この人は、満映の期待の星だったそうだ。
戦後、殺されてしまったけれども。
撮影.....谷本精史
日活(大将軍―太秦―京都)の名手。
宮川一夫の師匠だそうだ。
出演.....李香蘭、周凋、徐聡 今日「雷撃隊出動」見て思ったんですけど
捕虜となったアメリカ人役の外国人俳優は戦時中どうやって発注してるんですか?
川島芳子がモデルのお姫様が活躍するという
「満蒙建国の黎明」という映画をご存知の方いませんか? >>221
川島芳子(入江たか子)が軍服を着て
張学良の刺客と戦う映画でしょう?
監督の溝口健二は、軍服を着て満洲に乗り込んで
周囲の人々を呆れさせたそうですが。
撮影の青島順一郎は、川喜多長政の<中華電影>で
『狼火は上海に揚る』を撮りましたね。
大陸にはプリントが残っているんじゃないかなぁ。 ロシアで断片が発見されて、数年前NFCで上映した。> 満蒙建国の黎明 書籍だと、
溝口健二全映画解説
映画監督溝口健二(四方田編)
が詳しい。 レスサンクスです。
今日本で「満蒙独立の黎明」を見ることは可能なんでしょうか。 満州というと甘粕さんが真っ先に浮かぶ。
大杉栄の件とか >>227
満映理事長時代の甘粕が、
大杉栄の事件を気に病んでいた、という意味?
それなら、東京にいた頃も、パリでもマカオでも、
甘粕は事件のことを忘れていなかったと思うよ。
そして、周囲の人々も忘れていなかった。
どこへ行っても、甘粕は「あの甘粕」で、
だから彼には帰るべき祖国が無かった。
敗戦時の甘粕の自決は、軍人として責任を取ったというよりも、
彼の“祖国”になりつつあった満洲国と運命を共にした、
という感じがする。 甘粕さんの辞世だね。
「大ばくち 元も子もなく すってんてん」 というのもある。
東條さんと同じで、辞世が何種類も残ってるんだよね。
遺言状も何通もあって、そのうちの一通が、たしか・・・
>満州銀行頭取様
百万円貸して下さい。 貸さないと、死んでから化けて出ます。
『東京人』11月号に李香蘭と藤原作弥の対談載ってて、
甘粕が川喜多長政を妬んで暗殺しようと計画していたって話があるけど、
本当なのだろうか? 妬みだけじゃなく、
川喜多長政が、中華電映で映画を日本の宣伝に使うことを阻んでいたから、
というのが定説だと思う。暗殺計画は事実らしい。 それと、甘粕正彦と川喜多長政は、
ウーファ映画の配給権を争っていたらしい。
何にせよ、甘粕は川喜多暗殺を企んだ。
阻止したのは、マキノ光雄だった・・・
これはマキノお得意の法螺かもしれないが。
まぁ、甘粕が狙わなくても、
当時の川喜多は、いつも死地にあった。
川喜多の右腕だった台湾人の青年は、
白昼堂々、上海大飯店で射殺されている。 >219 捕虜を使った映画以外にも黒澤明の「続・姿三四郎」みたいに当時在日の
トルコ人等を使った映画もあるよ。よく注意してみると戦後も邦画で活躍した外人
俳優が出てる! ようやく「轟沈」を観た。
雷撃訓練をしているかと思ったら、いきなり実戦だった。
魚雷の命中音て、ポッコンという感じであんまし迫力ないんだねぇ。
どうせ演出してるんだから、もっと盛り上げてほしかったな。
捕虜を捕まえるシーンはなまなましかったが、おおっと思ったのは爆雷攻撃後
の甲板。もうちょっとだけ敵が深く深度調節してたら、間違いなくあの艦は
お陀仏だったね。
狭苦しい艦内生活だが、あれだけ大戦果をあげられたのだから、十分報われて
るな。
愚かな軍部のせいで、もくもくと輸送作戦に従事させられていた、太平洋方面の
潜水艦乗組員は、確かに気の毒だ。
「雷撃隊出動」とてもこれを見て戦争に勝てる気になるとは思えん
また、よく特攻云々といわれるけど、艦攻も陸攻も、一応全機魚雷を
発射した上で、「被弾機」のみ敵艦に体あたりしていますね。
艦攻体長の村上(河野秋武)の出撃に際して、陸攻隊長の三上(藤田進)
が「早まるなよ」という場目など、よく検閲を通ったと感心する
また、艦攻隊長機は攻撃終了後、母艦に帰ってくるし(但し隊長は機上戦死)
あと、一回の攻撃で未帰還機が43機とは、ちょっと多くないか?
まあ、DVDで映画を見られることに感謝 『雷撃隊出動』(1944)
山本嘉次郎の3部作の中では
一番好きな映画だな。
南の島のまったりした時間感覚。
トランプ遊びで暇を潰す軍人たち。
天気の良い日は野球をやって
「ストライク!」とか言ってるし。
そんな平和な雰囲気から急転直下
真夜中の特攻隊全機出撃になる
その落差とスピード感が凄いんだ。
漆黒の闇、荒れ狂う海、
敵艦のサーチライトに照らされる
戦闘機の何と美しいこと!
フィルムの状態も極めて良好。
たぶん当たらなかったんだろうw
そういえばアウトセーフを「よし」「だめ」あるいはストライクを「よし一本」と言った
という話が有名だけどデマらしいね。
戦時中敵性語の英語教育が禁止されたというのも嘘で昭和19年使用の英語教科書もあるらしい。 >>239
そうなんですよ。
甲子園でも、六大学野球でも、
「アウト」「セーフ」と言い続けたんですよ。
もっとも、出来たばかりのプロ野球では、
「よし」「だめ」と言っていた時期もある。
プロ野球の人気が無いもんだから、
生き残るために、内務省に媚びたんでしょう。 上は別に禁止してなかったけど、むしろ下の人間が
自主的に「空気嫁」と統制してたとかなんとか。 こういう話しをネタに、映画を撮ってくれ。
旧日本海軍が英国海軍を助けた美談。真の日本人はかくのごとし。
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工藤 俊作(くどう しゅんさく、1901年(明治34年)1月7日 ? 1979年(昭和54年)1月12日)は、日本の海軍軍人、海軍中佐。
1942年3月、駆逐艦「雷」艦長であった際、スラバヤ沖海戦で撃沈された英国艦船の漂流乗組員422名を救助したことで知られる。
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戦場のラストサムライ
http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/366/p366_3.html
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(動画)http://z02.zupload.com/download.php?file=getfile&filepath=24503
青字で「Download file」と書かれた箇所をクリック。 白人は助けるが、中国人や朝鮮人に対してはどうだったんだろう?
シナ人だろうが助けたろうさ。
八紘一宇を掲げてるんだから。
でも戦時中だったら不明。
敵だし。 >戦時中敵性語の英語教育が禁止されたというのも嘘で昭和19年使用の英語教科書もあるらしい。
あたり前じゃない。
せいぜい、陸軍士官学校の「入試」に英語をなくしたぐらい。
海軍兵学校では、もう戦争は負けるとみて、戦後のためにと英語教育はむしろ強化した(井上校長)。
ちなみに、井上校長(最後の海軍大将・井上成美)は英断で英語の授業をなくすのをやめさせたと
誤解されるが、実際には陸軍のマネして入試科目から英語をはずすのをやめさせたもの。
「轟沈」を見る事が出来た。
面白いね。
よく撮影したもんだ。 ★ネットラジオでガチンコバトルトーク!★
〜靖国問題×リスナー×高橋哲哉〜
* * * * *
8月が来た。毎年問題になる靖国。
靖国ってそもそも何?
首相の参拝は個人の自由?
戦死者は結局「犬死に」ですか?
外国が文句いうのは内政干渉じゃ?
平和な日本があるのは戦争で犠牲になった方のおかげ?
戦後の視点から過去を裁くのは何となくずるい気が・・・
聞きたいけど聞けない、素朴な疑問・意見。気になるなら、高橋哲哉にぶつけてみよう!
掲示板とネットラジオで贈る、リスナーと高橋哲哉のリアルタイム討論!
* * * * *
★ゲスト:高橋哲哉。東京大教授。『靖国問題』(ちくま新書)は同ジャンルで異例の30万部ベストセラー。
★日時:2007年8月10日午後7時 ON AIR!(9時頃までの予定)
★掲示板(ご意見・ご質問をどんどん書いてください!)
http://www2.atchs.jp/sengosekinin/
★ネットラジオ:(当日のHPをご覧ください)
http://sengosekinin.peacefully.jp/index.htm
http://d.hatena.ne.jp/dotcom-sengo/ 島津保次郎の「緑の大地」(昭和17年)観たら赤ちゃんポストが出てきた。
あの時代の中国にあんなものがあったなんてビックリした。 「上海陸戦隊」レンタルで観て驚いた
DVD買おうとおもってる、これ日本製の戦争映画で最高じゃないかな 日本映画において、近代の市街戦を描いた、唯一の映画だな。
事変の余熱冷めやらぬ上海で、ボカンボカンやらかした映画w >>257-258
「北京の55日」「戦争のはらわた」「レニングラード」「ブラックホークダウン」
まあ市街戦の有名どころと比べても
『上海陸戦隊』は見劣らない、というより、たぶんトップクラス。
古い時代の映画なので、音声が粗いし、カメラ写界が狭いが…
その海軍陸戦隊の描き方が、実に周到で、重からず軽からず、いい映画だと思う
「陸戦隊」って、題名で損してるんじゃないかね。
何か、「戦争マニア向け」という感じの題名だし。
本当は、一般にアピールする派手な映画なのに。
熊谷久虎って、題名の付け方が下手なんだよな。
「指導物語」だって、機関車のデッド・ヒートとか、
凄い映画なのに、題名で食わず嫌いの人が多い。 65年以上前の映画に題名の付け方が下手ってww
戦後民主教育のお陰だな まあ、>>261 は、戦前の映画を、もう少し見るように。 普通に軍隊があって、男の子は兵隊さんに憧れてた時代なのに、
「陸戦隊」=戦争マニア向けって思うかぁ? 「まぼろし探偵」や「エイトマン」の天草四郎は、満映の『私の鶯』がデビュー作らしい。 「戦時下のスクリーン 発掘された國策映画」「続 戦時下のスクリーン 発掘された國策映画」はなかなか良かったよ。 「戦記記録復興版シリーズ上海」をみた
租界のこととか、支那人の様子がよく分かって、なかなかだった
ただ、蒋介石と日本政府(近衛首相)が手を取りあったら、戦局がどうなったかが気になる 満州映画ニュースシリーズを持ってる人はいますか?
うらやましいっす
「NHK特集 激動の記録 DVD BOX」は買う予定ですが。 NFCでハワイマレー沖海戦を初めて見た。観客の多くはおじいちゃん、俺のような
戦後世代は少数。
冒頭のナレーションが「耐え難きを忍び、忍びが耐え・・・」と絶叫する。3年後の
終戦の詔勅「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」の先取りしたような名文句。
昭和天皇はこの言葉を覚えていて、それをもじったのか、とすら思う。
これは単なる戦争映画ではない、戦時中の日本の雰囲気や日本人の精神状態が
よくあらわれている一種のドキュメンタリーといってよい。しかも、この時点
では戦争の結末は誰も知らない。これが戦後に作った安っぽいお涙頂戴の戦争映
画とはまったく違う。
この映画をみて思ったことは、日本に限らずどこの国でも、戦争には国民全体を
貫く強烈な精神的バックボーンが必要ということだ。
真珠湾へ行く航空母艦の艦内シーンがでてくるが、これはセットと思うが、士官
室の食事が出て来た。アジの干物かメザシだった。それに漬物、味噌汁、ご飯、
これが当時の食事だが、ご馳走の部類だっただろう。
前半の土浦の予科練での訓練や兵営での生活も今となっては貴重な記録だ。
いや、士官はいいものを食っていたと思うが、
わざわざ、国民に見せびらかす必要もないし。 _,,..i'"':, 妖怪 箱ティッシュ
|\`、: i'、
\ \`_',..-i オナニーして逝きそうになると
\|_,. -┘ ティッシュが手元に無い。
タタタッ _ノ ) ノ それは妖怪箱ティッシュの仕業です。
ノ ///
_// | (_ 弱点は水に濡れると死ぬ。
.. レ´ ー`
奪ったティッシュは、このオイラのスレにあるのさ♪
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/jsdf/1180788720/
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1185261501/
翼の凱歌を見て、実物の隼の軽快な事は勿論として、当時のパイロットの腕が
半端じゃないのが分かる。大戦末期に米のガンカメラに写る回避行動もままならない
錬度の低いパイロットとは全然違う、大戦初期は強かった筈だ。 病院船が出てくる映画や映像があったら教えてください 成瀬巳喜男の「四つの結婚」を日本映画専門チャンネルで見たが
すごい戦意高揚映画だった
日本映画専門チャンネルの解説は何かしみじみした映画みたいな書き方だがひどい
間違いだ
【10月の臨時国会で民主・公明が外国人参政権法案提出へ】
_,‐/.| ヽ.,лi'\,‐i
ノ .| ,ノ (´・ω・`)´i
/ `'‐´`'-,_,‐'v'‐-ー,__,、,-、_`'!_ _
_ __ノ‐-ー' ,‐^'‐‐,iー,,l´ ~ ,}
‐‐=''‐'`フ 中国 ,‐´ `\ 韓国 /"
.t_ . i`ヽ_/ < `∀´ > ~j `i、
.л) .`j ___,,,--、 '‐! ζ
__| . jヽ‐'´~ /'' `ヽ ヽ, ,,---'´´~
`フ `i ノ ヽ, /
`'''ーt´ ,‐,/~ .i /
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朝鮮人の民度
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「戦ふ女性」というタイトルだったか、日赤の看護師の紹介フィルムを見たことがあるよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています