流行りの研究を進めたところで既に基幹となる特許を他者に押さえられているから産業界としては利用しにくい。
また、流行りの研究の場合他者が発見した技術や現象なので、研究を進めたところで二番煎じとなりノーベル賞等を受賞することもない。
流行りの研究は論文を書き易いし引用され易いので研究者個人の業績稼ぎにはなるかも知れないが、上記の理由で産業界や日本の科学界に利することは少ない。
だから、研究所のマネジメント層は本来なら「個人の業績稼ぎのために流行りの研究に飛び付くのではなく、長期的に日本の産業や科学に利する研究を進めろ」と言うかべきなんだよ。