「本庶さんは分子生物学のレジェンド」阪大 岸本忠三特任教授
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181001/k10011653761000.html

阪大 岸本忠三特任教授
「本庶さんは分子生物学のレジェンドのような存在で、受賞して非常によかった。
日本の科学界、免疫学の世界で皆の刺激になるのではないか。
本庶さんがいちばん最初に、PD−1を見つけて、アリソン博士が臨床に応用した。
2人の受賞はいい組み合わせだと思う」と話していました。

京大 森和俊教授 >>742

京大 中西重忠名誉教授
「選ばれるべくして選ばれたと思うし、私自身もうれしい。
私たちが学生のころは、がんを治すことは不可能だったが、
ある種のがんを治せるという画期的な業績を残したことは本当に素晴らしい」と話し、
60年来の友人の受賞をたたえていました。
そして「時代の流れとは関係なくその時に分かっていないことを研究する彼の姿勢は
スケールが大きく、刺激を受ける。自分の道を貫いたのは本当に偉いと思う」と述べました。

阪大 坂口志文特任教授
「私とは研究分野が違いますが、がんを免疫で治す新しい方法を確立しようと
基礎研究から応用まで行ってきたパイオニアで、すばらしい研究者だと思います。
日本の免疫学のレベルの高さが世界に認められたということなので、とても喜ばしく、
若い研究者にとっても刺激になると思います」と祝福しました。

慶大 吉村昭彦教授
「同じ分野で研究をしているわれわれとして本当に誇りに思いますし、心からお祝い申し上げたいです。
先生の研究は全く新しい発想で生まれ、世界をあっといわせたもので、
がん治療の世界を大きく変えることにつながっていると思います」と話していました。

そのうえで吉村教授は
「本庶先生は『がんを治る病気にする』といつもおっしゃっていて、世界中で免疫治療の研究が進んでいます。
受賞をきっかけに私たちもさらに研究にまい進していきたい」と話していました。