私立の中には、終身雇用が当たり前ではないところもあるよ。
あの学校が特殊だったかもしれないが・・・。
学生が減少すれば、希望退職募集、系列の自動車学校や非常勤等への処遇の変更があった。
学生の減少には組織運営の問題があると思う。
それだけではないが・・・。

該当者は送別会で泣き崩れるんだよね。
また、自分がリストラの対象になったことを怒ってそんなところに出ないから、いつの間にかいなくなる人もたくさんいた。

みなさん専任なら年収は国立並みにもらえると思っているかもしれないが、
若くて働き始めたばかりで収入が少ない時にボーナスカット、昇給停止があり、大変だった。
そんな状態が10年続いた間、上記様々なリストラの地獄を見続けてきた。
ボーナスカットの時は説明があったが、昇給停止の時には説明がなかった。
そういえば給料表がなかったと思う・・・。研究費は6万円。
専任の期間の手当は、交通費だけだった。
こんなところ出ようと、何十回も公募に出したが、決まらなかった。
論文業績がなかったしね。転職は決まらなかった。

そんなこんなで、とうとう自分の学科教員も半分にすることになって、希望退職に応じたが、送別会で涙は一滴も出なかった。
それから学位を取って、今の職場ではちゃんと給料が出ている。
国立並みで前職場の2倍以上。ちゃんと住宅手当も出てるので感謝している。前が少なすぎるのだが。

そんな世界もあるんですよ。