朝永振一郎さんはお風呂で転んだという理由でノーベル賞授章式に出席しなかった。
その弟子の南部陽一郎さんは体調がすぐれないという理由でこれまたノーベル賞授章式に
出席しなかった。
この50年、素粒子理論の研究すべての面で先鞭をつけ、研究全体をリードした
南部さんとしてはノーベル賞選考委員に対してじくじたる思いがあったのかな。
プリンストンの研究者たちが南部の論文を理解するのに10年かかるというレベルの方でした。
能力に関しては、人は自分を超えるものを評価できないから、南部さんの受賞が
遅れたのはここにあるといわれてます。(西村東大名誉教授)
大阪の豊中の実家には毎年帰っていらして関西の大学で講義されたりてました。
ノーベル賞受賞者といってもこのクラスの受賞者はめったにない。