うちの大学院生がブラック企業に内定して、もう就活を止めるという。
まあ、本人が納得しているなら構わないのだけれども、そこは
ブラックだからやめておいた方がいいんじゃないかと個人的には思う。

でも、その企業がブラックである証拠が2ch就職板のスレだったり、
その他のブログなどでは説得力がない。本校のOBが直接教えてくれたら
それは有力な証拠といえる。でもつかまえて証言を取るのも手間がかかる。

そこまで考えて、「なんで指導教官の先生は、こんな事態を許しているのだろう?」
と思い至った。おかしいじゃん。うちの研究室では、修士だったらM1のインターンの
頃から就活を考えて行動をアドバイスしている。誰もが知ってるメーカーに入れる
ように導いている。もちろん、シャープや東芝の事例もあるわけだが、それはそれで
別の会社に転職したらいいと言ってる。

なぜ、直接のボスが「そこはブラックだよ!」と言えないのか。
それは、先生方自身がブラックな職場しか知らずに今まで生きてきているからではないか?
大学院の生活は徹夜続きのブラック。学位が取れたと思ったら任期付のポスドク奴隷。
やっとポスドクを脱出して准教授や教授になった先生方に、ブラックではない、
普通の企業がイメージできているのか?そこが問題では!
と思い至ったが、誰にも言えないしどこにも実名では書けないwwww