異常気象、長期的には起きやすく…地球温暖化で
2014年07月21日 23時26分

 国立環境研究所の江守正多・気候変動リスク評価研究室長は21日、BS
日テレの「深層NEWS」に出演した。

 今年6月に東京都内で激しいひょうが降ったほか、今月も都内や神奈川県内
を豪雨が襲った。「長期的にみれば異常気象は起きやすくなっている。その主
な原因は地球の温暖化だ」と述べた。

 江守室長の想定実験によると、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出抑制
策が実施されなければ、2100年の夏には北極海の氷がなくなるという。江守
室長は「大雨や強い台風が増え、海面上昇も起きる可能性がある」と警告し
た。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20140721-OYT1T50108.html