「放射性廃棄物を鉛の容器に突っ込み、ソイツを水に沈める。
すると放射性物質は鉛に阻まれて水に溶け出せず、鉛は放射性物質の崩壊熱によって加熱。
(放射能汚染で怖いのは放射性物質の方で、放射線単体なら多少もれた所で別に他の物質に感染してくるわけでなし、直接人体に浴びせなければ許容できる)
加熱された鉛が水を暖め水蒸気になり、その蒸気でタービンを回す。
この際、水蒸気になる水が、鉛が加熱しすぎて溶けちゃったりするのを防ぎ、また急激に冷却しているわけでは無いので熱膨張による亀裂の心配もない。」

っていう原子力発電が架空戦記に出ていたんだ。
……うん、架空戦記がソースって時点でアレなのは承知しているんだ。

ただ、かなりリスクが少ない(放射性廃棄物の封じ込めと水蒸気発電を両立できるし)上に構造が単純でメンテも楽そうに見えるのに実用化されていないって言うのは、なんか問題があるのかね、この方法。
放熱がしょぼすぎて水蒸気が充分確保できないとか。