夢の原発「TWR」、実現への道(上) ベンチャー企業の挑戦
ttp://www.nikkei.com/tech/ecology/article/g=96958A9C93819499E2E6E2E28A8DE2E6E2EBE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E2E1E2EBE0E2E3E2E4E2E1E3

 欧米や日本などの国が主導する国際的な開発計画では,現在主流の軽水炉や将来の高速炉などの開発が
着実に進んでいる。現在は,2030年ごろの実現を目指して,第4世代と呼ばれる次世代炉を開発中だ(表1)[注1]。
ここでも経済性や持続性,核不拡散性などの目標が掲げられている。

表1 次世代の原子力発電システム  国が主導する国際的な開発計画とは別に,
企業や研究機関では新たな原子力発電システムの開発が進んでいる。
燃料の交換が30〜100年間不要になるのが特徴で,早ければ2010年代後半にも登場しそうだ。
表中のイラストは,各社が提供。
ttp://www.nikkei.com/content/pic/20100921/96958A9C93819499E2E6E2E28A8DE2E6E2EBE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2-DSXZZO1406256004092010000000-PB1-9.jpg

[注1] 第4世代炉の候補としては,超高温原子炉(VHTR)やナトリウム(Na)冷却炉(SFR),
ガス冷却高速炉(GFR),超臨界圧水冷却炉(SCWR),鉛合金冷却炉(LFR),溶融塩炉(MSR)がある。
このうち,VHTRやSFRに多くの国がかかわっている。