WWWは元々論文閲覧のために設計されたもので
現在の状況は元来のWWWの目論見を遥かに上回る形で知の共有に寄与していると思っています
事実大抵のものは検索すれば分かりますし若い人は最初にググります

ところが学術論文は電子化されていなかったり会員でないと閲覧できなかったりで、検索しても出てこないケースがあります
内容をオープンにしてしまうと学会員減少が懸念されるのでしょうか

また応用系の研究報告等において、ググればネット上に先行事例があるのに引用していないことがあります
ネットでサーベイしないのか出自が信頼出来ないとして無視しているのか分かりませんが

さらにプログラムソースやデータはネットに上げた方が再現性の確認や応用に寄与すると思いますが
すべての発表のソースが公開されているわけではありません

こうなると、学会活動する人とネットで趣味として活動している人たちとでは
どちらの人生がより豊かなのか、どちらがより社会に寄与しているのか、と考えたりします