【「アメリカ社会」は益々混乱しているのか?】
●「《米国》 10月中に「国家デフォルト」に陥る可能性も 《「債務の上限引き上げ」が否決される可能性のため》」(「REUTERS:2021年9月18日 12:39」)
<出典> https://jp.reuters.com/article/usa-debt-limit-whitehouse-idJPKBN2GD1MC

「米ホワイトハウスは9月17日、『(現在審議中の)「連邦債務の法的上限」の引き上げが議会で否決されれば、米経済はリセッション(景気後退)に陥り、惨事につながる恐れがある』と警告した。
 同法案が否決されれば、『10月中にも財務省の資金調達手段が枯渇し、米国はデフォルト(債務不履行)に陥るリスクがある』。
 現在、議会では、債務の上限引き上げを巡り『野党共和党の支持は得られていない』。」

「9月16日、上院共和党トップのマコネル氏は、イエレン財務長官に対し、「議会民主党は共和党の力を借りずに連邦債務の法的上限を独自に引き上げる必要がある」と改めて伝えていた。
 民主党のホイヤー下院院内総務の書簡によると、下院は『来週にも債務上限引き上げに関する採決を行う』。」

「地方議員連盟は、『債務上限問題が解決されない場合、信用市場に波及し、各都市で医療などのサービスに資金を供給できなくなる可能性がある』と警告している。
 全米市長会議(USCM)も「債務上限を引き上げることができなければ、経済は急降下する」と述べた。」

(※現在の連邦債務残高は、約28.5兆ドル(約3,100兆円))