>>331
吾輩は、復讐者である。幼少期にて親がお金持ちという理由でいじめを受け、先生や警察に相談するも面倒事と取り扱われる。これはおかしいと思い、ネット上での相談に切り替えると被害者である吾輩に原因を問う的外れな回答ばかり見受けられた。
そこで悟る。彼らは自分に都合が良ければそれで良く、真面目に善悪を追い求めていた吾輩が異端であるのだと。吾輩のその後の人生はリスクとリターンのみを意識した冷徹な人生だった。いじめっ子は不運な事故で失明した。
吾輩は若い内に美しい12歳の女の子と交わりたいと思い、捕まることを分かった上で実行に移した。殺人という手段を用いて証拠を隠滅することも出来たのだけれども、吾輩と記憶を共有してる女の子を殺すのはナンセンスと思った。
その後1年半の刑期を得て、娑婆へ舞い戻る。そこからは旅、キャンプ、窃盗、やりたいことをやりたいようにやった。そして就活の時期が近づき、吾輩の将来を考えたとき、新しいビジネスに携わりたいと思い立った。
元々は自分でビジネスを始めるつもりだったのだけれども、OBより同ビジネスが既に行われそうと聞く。それが貴社の有価証券報告書で示されていた、AI技術を応用した自動運転車制御装置システムの開発である。
それはまさに吾輩がやろうとしてることそのものである。そこでまずは貴社に入社して3年間技術を学んだ後、新たに独立する選択の方が賢いと思ったのである。ただし貴社がどうしてもと言い、待遇をよくするならば、残ることも選択肢に入るであろう。
もしそうなった場合、吾輩は必ず結果を出すであろう。それは吾輩の信念が保障している。ここで例として中国の発展スピードを挙げたい。貴社も心当たりがおありだろう。さて、吾輩を採用してはいかがだろうか。