現在の視点がいつどのような事情のもとで作られたのかと問う、そういう観点から過去を見る視線も否定する必要がある。
現在の視点との関係の中で過去が問題にされることそのものを否定しなければならない。
鳥はいたが、鳥の色が意識されたことは一度もなかったといえるだけである。