>>946

そうだね。
裁量労働制から裁量月俸制への変化は、
労働時間と賃金の関係を適正化しますということだけです。
会社と労働者にとってもちろん良いことだと思います。当然というか。

労働時間を、会社も労働者も誤魔化しようがないように、
しっかり管理する方向に実際に動いています。これも良いことです。

でも、裁量労働制から裁量月俸制への変化は、
労働(仕事)の内容や体制や環境を変える動きとは無関係ですから、
普通の仕事、過重労働やパワハラ仕事が削減するわけではない。

現状だと、仕事量が減るわけでないので、
労働時間の制限により、仕事の密度が高まります。
結果的に、会社からみて、生産性は上がるはずですので、
”働き方改革”は成功ということでしょう。

でも、現場からみれば、要するに忙しくなるだけです。
給料はでるでしょうが。

要は、今のところ、
労働(仕事)の内容や体制や環境が非道くても法に触れないが、
労働時間と賃金の関係が不適切だと法に触れます。

したがって、法に触れるとヤバイから、
法律(労働時間と賃金の関係)だけは遵守しますということだけです。
流石、コンプライアンス重視の会社ということでしょうか(少し嫌みです)。
今のところね。