10年から20年くらい景気の悪い状況が続いたけど、
社員と会社の努力でなんとか立ち直った。
でも、最近、その弊害が出始めてる。制度や体制や人のマネージメントが、
時代の変化に対応できていない感じがする。

生産性向上のための投資が20年くらい行われてこなかったので、
未だに人頼りで、古くさい設備や制度の中で、人力で仕事をせざるをえなかったり、

単純に人がいないので、個々人が様々な仕事を処理せざるをえなかったり、
特に、中間層がいないので、若い世代とベテラン世代が上手くコミュできなかったり、
それぞれの世代で求められる役割以上の無理をしなければならなかったり、

経営状況が良くなってお金だけはあって、
しかも、バブル世代がトップマネージメント層だから、
必要以上に無意味に実力以上の拡大志向になりがちだし、
なんだかんだで24時間会社のために働けますかの体育会系の考え方で、
それが当たり前の雰囲気を強制するし、

やること自体は減ってないし、減らす気もないけど、
働き方改革で就業時間管理が厳しくなって仕事がまわらなかったり、
逆に働き方改革対応の仕事が増えて無意味な仕事が更に発生して、
忙しくなったり。

会社自体は儲かっていて、経営状況は良く、それ自体は良いことなんでしょうが、
なんというか、非常に働きにくい状況なんだよな。