★信金マンの一日★

5:30 起床、埼玉奥地の多額ローンの我が家から金庫までは1時間30分かかる
ブスな嫁(元金庫職員)は朝メシ作る気は全く無くトドの様に寝ている。 いきなり朝から人生の後悔ばかりが絶望的に押し寄せる。
7:45 金庫到着、通勤電車の長旅で既に疲れてしまった。 いつもと同じ金庫の看板を見た瞬間鬱になる。
8:00 今日の訪問予定を確認する、とても一日では回りきれない数だ・・・
8:15 朝礼。朝から支店長が預金残・融資残の減少を大声でがなりたてる。
8:30 渉外課の朝会議。課長から一人一人今日の目標数字と予定を詰められる
「何処で何を獲ってくんだ!」「今月の定期のノルマどうすんだ!」等、 一日で最も嫌な時間だ・・・とりあえずできもしない予定を怒鳴られながら 答える。
9:30 外回り開始、暑かろうが寒かろうが、上下背広のみ認められない、春・秋以外は 地獄である、必死で自転車をこぐ。
11:30 訪問予定を必死でこなすが全く定期も融資案件も年金も獲れないまま まもなく午前が終わる、必死で死にかけのボケばばあに頭下げまくる。
12:00 昼メシ食う暇もなく午前中の伝票整理。もちろんその間も課長からの罵声は続く。 「午前中全く成果無いじゃねーか!」「朝言った数字は絶対やってもらうぞ!」 気が狂いそうだ・・・
13:00 再び外回り出発。しかし何か獲れるあては全く無し。ただ定期積金の集金に追われる。
14:00 定食屋のお客の所で集金ついでに遅い昼食、安月給なのでいつも一番安い日替定食だ。
14:15 食べている最中、突然携帯が鳴る。金庫からだ、「すぐに店に帰って来い!」との事。 嫌な予感だ、昼メシゆっくり食べることもできないのか・・・