>>600
あの頃に金庫によってだいぶ方針が分岐したよな。
うちはマイナス金利発表の頃に預かり資産手数料の重要性に経営陣が気づいて、重点推進項目を融資から預かり資産手数料にシフトする舵を切った(当時は「うちは保険屋か!」って内部の反感もあったが)。
一方、うちの隣の信金はマイナス金利のうちに低金利で事業性融資の量を稼ぐ方針をとったよ。
結果として、隣の信金はガバガバ審査で運転資金融資にプロパー1%未満を乱発ってメチャクチャなことやりだして、うちの客が結構肩代わりされた(紳士協定ほぼ無視)。
その後、その隣の信金は事業性融資の量を稼いでもまだ金利上昇は先になるってことに今頃気づいて、今期から預かり資産手数料にシフトした。
その方針転換のアナウンスは、笑っちゃうような話だけど、平日の昼間に全支店の営業担当者をホールに集めて理事長が直々にしたらしいよ。
なんだかなーこいつらって思いながら周りの信金は見てたわ。
影響として、事業性融資をメチャクチャな金利と条件で荒らして回っただけだったしね、そいつら。