これ現実にあったお話

研究の意義・・アレね。口頭試問とかで言わされるだろうけど。副査にあたる教員が意地悪な質問わざとしてくる
 「この研究の意義はなんだかなあ?」
 難しくって答えるの戸惑うことは普通にあるんだよ。だって考えてもみ?そんな斬新な研究ホイホイ出て来る訳ないでしょうに。
 実験手続きがちょっとばかし違うだけでまあ似たような論文たくさんあるだろうし。
 でさ・・実際にあったんだ。背景に教員同士の仲が悪かった、要は運悪く「副査」に派閥違うのがついてしまったんだ。
 口頭試問の際に「意義は?なにさ、ね答えてよ」意地悪したらしい。
 思わずとち狂ってパニクった挙げ句・・・彼はこういったのだ「お、おお、オレのお、オリジナルですう」
 其処で撃沈だ。
 点数の案配でその御仁は留年決定だ。気の毒に。修了試験だったから。主査1名+副査2名・・その形式がマズかったとみている。
 主査の(指導教官だからさ、相応に加減してくれるんだ)点数だけでは、副査一人ならなんとか埋めあわせる事出来るわけだ。
 副査が2人がミソ。80点+40点(この場合だと平均して6割だ。ギリギリC評価を与えられる)
 ところが     90点+40点+40点(こうしちゃうと57点くらい?6割きってしまうのだ。それでDだ。不可なんだよ)