『リクナビ』がブラック企業への最大の入口に――
リクルート事件の反省なし、グレーゾーンで儲ける汚れた遺伝子
http://www.mynewsjapan.com/reports/2338

政府が昨年3月より、労基法違反を繰り返した“ブラック企業”の求人掲載を
ハローワークで拒否する規制をかけた結果、締め出されたブラック企業たちは民間を頼らざるをえず、
なかでもシェアトップの『リクナビ』が労せず儲かる構図となっている。
企業が支払うリクナビ掲載料は最低でも90万円〜で、
就活イベントへの参加やSPI試験代行、面接官・リクルーターのトレーニング、
パンフ制作に研修提供なども含めると、
「不人気企業では、新卒の学生1人を採用するため300万円支払うケースもある」(リクナビ営業)。
だが「黒でなければやる」企業体質を持つ同社は厚労省が書類送検した悪質334社を
はじめブラック企業の採用広告掲載を続行。
バブル期並みの人手不足のなか、カネの力で綺麗にラッピングしてくる
「ブラック企業&リクナビマイナビ複合体」に騙されないよう、学生は最大限の注意が必要だ。
【Digest】
◇リクナビを利用した結果、無職に
◇ハローワークは「是正勧告2回で不受理」を義務化
◇「ブラック企業とは取引しない」というルールがない
◇ファクトなしの“虚偽答弁”ばかり