みずほ証券 旧新光証券の契約社員に過剰ノルマかけ退職強要、雇止めのうえ口封じ図る
http://www.mynewsjapan.com/reports/1804

04年、新光証券に「実質的には正社員」と説明を受け契約社員扱いで入社した
新井瑞穂氏(仮名、40代後半)は、年収800万円超で順調にキャリアを積んでいたが、
リーマンショック後の09年5月、新光がみずほ証券に吸収合併され暗転。
旧新光の人たちは、収益が格段に低い中小型リテールのM&Aがメインの部署に集められ、
達成困難なノルマを課せられた。新井氏は、ノルマ未達を理由に退職を強要され、
踏み止まると、雇い止めされ放逐、口外禁止の誓約書まで送り付けられた。
現在、会社を相手取り地位確認を求め係争中だ。吸収合併後の出身による身分主義、
“宗主国と植民地”の二重賃金、ドライに斬られる非正規の哀しみ…日本の労働法制の理不尽が凝縮した事件を詳報する。
【Digest】
◇みずほ証券との合併を機に暗転
◇旧新光社員に過剰ノルマを課しリストラの嵐
◇「希望退職募集に応募しなくても次回の契約更新はない」
◇地位確認を求め提訴
◇吸収合併の哀しみ