ITが好き、プログラミングが得意、自分でアプリやwebサービスを開発したい!という素養のある学生の方は、
間違っても絶対にITゼネコンと関わってはいけません。近づいてもいけません。
IT・プログラミングが好きであればあるほど、ITゼネコンで働くのは多大な失望を招く過酷な経験になるだけでなく、
IT技術に対するあなたの期待を完膚なきまでに破壊し、その後あなたが仕事に取り組む姿勢はもとより
キャリアにも甚大すぎる最悪のダメージを与えることになるでしょう。

ITゼネコンのSEがやることは、進捗をExcelで管理して、下請けの尻を叩いて、コスト削減して上に報告することです。
新人研修やOJT以外で多少触れた後、プログラミングをメインに仕事する人間は1%もいないと思ってください。
あなたの大好きな、Java,Ruby,rails,Python,Scala,Haskell,C#,HTML/CSS/Javascript,Swift,Android Studio,Unity,etc..
これらを仕事で扱うことは社内でこの先何10年待ったとしてもまずありません。
信じられないかもしれませんが、ITゼネコンにはプロレベルでコードを書けるSEはほとんどいないのです。
もう何年も何十年も仕事としてプログラミングから遠ざかってるのですからそれは無理もないことなのです。

ITゼネコンが業務システム使うJavaですら、実際に社員が直接コーディングする機会はほとんどないでしょう。
かといって、ITゼネコンの孫請け企業あたりに入社して、望み通りプログラミングができるポジションになったとしても、
その時はほぼ間違いなくとんでもない超絶ノルマ&ブラックな労働環境で、低賃金で酷使され使い捨てになることになります。

「仕事がわかるようになるまで、とりあえず3年は泥のように働け!」みたいなお偉いさんの言葉を真に受けて、
エンジニアとして最も成長できて価値ある貴重な期間を無駄にしてしまうと、
あなたのキャリアや人生に限りなく深刻なダメージを与えるのは間違いありません。
例えるなら、大谷翔平君やダルビッシュや田中マー君が貴重な20代をグラウンド整備員で過ごしてしまうようなものです。

ITゼネコンでは、いろんな仕打ちに耐えて言われた通りに何年耐えても、その先に得られるものは無いことを断言します。