名経営者に学ぶ

『息子に社長を継いだが、会長にはならなかった高田明ジャパネット創業者』

退任を公言したとき、会長職として残るという選択肢もあったかもしれませんが、私はその道は選びませんでした。
指揮命令系統が二重構造になっては社員が困る、
経営者としての権限を譲るなら、全部譲るほうがいいと思いました。

そうして社長退任後の1年間だけはテレビショッピング番組の制作指導とテレビ出演を続け、
私なりに考え続けてきた「伝えること」をスタッフに受け継がせ、共有する期間としました。

そうして2016年1月にはテレビショッピングからも「引退」し、今は自由の身を謳歌しています。