早稲田大、「こころの診療室」勤務の看護師をパワハラで“心の病”にして退職に追い込む
「はっきり言います、使えません」
http://www.mynewsjapan.com/reports/2153

早稲田大学の保健センター「こころの診療室」(精神科)で学生向けに心の問題を
サポートすべく働いていた非常勤看護師(40代前半)が、年下の専任職員から
威圧的・強圧的な業務指示を受け続け、心身ともにボロボロになり精神科に駆け込んだ末、
14年10月末に退職を余儀なくされていたことがわかった。
救いを求め面談した上司の前事務長は、「ここで裸になれって言われたら指示を拒否していいが、
そこまで言われてないなら従え」「多少威圧的な専任職員の対応でも口答えは許されない」と
いった趣旨の発言をし、「(直接の上司である)専任職員の言動はハラスメントのひとつ」と認めつつ、
「パワハラとわかる証明が難しい」と、訴えても無駄と言わんばかり。
専任職員から理不尽で威圧的な業務指示を受け、ときには無視されても耐え忍ばなければならない、
立場の弱い早大非常勤職の実態について、今も傷がいえない当事者に話を聞いた。
【Digest】
◇時給2千円、条件自体は悪くない
◇突然、専任職員が休み、勤務時間中も研究テーマの相談
◇「北野さん あなた仕事しているように見えない」
◇古いロッカーを使って
◇「今までにない怒りと鬼のような形相だった」
◇ダメ押しの“カルテ運搬事件”
◇1時間の半睡眠、動悸、腹部圧迫感、食べられず……
◇「ここで裸になれ」と言われたのなら業務指示を断っていい
◇「はっきり言います。使えません、そういう人は」
◇パワハラされても専任職員に従え
◇ほんとうに怖い話
◇早稲田大学は、東京労働局のあっせんを拒否