タイ湾の2つの天然ガス田の権益を巡る入札で、タイ政府系の資源開発大手がいずれのガス田も落札した。うち1つのガス田で約40年の生産実績がある米シェブロンと三井石油開発の企業連合を破った。

これまでエラワンではシェブロン・三井石油開発連合、ボンコットではPTTEPがそれぞれ操業してきた。2022〜23年に現権益の終了を控え、タイ政府がその後のガス生産を担う事業者を募っていた。シェブロン・三井石油開発連合とPTTEPの一騎打ちとなっていた。

三井物産は日本経済新聞の取材に対し、三井石油開発の石油・ガス生産に占めるタイの比率が7割と明かした

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38901270T11C18A2FFE000/