他県でも運動会が時短化の傾向?

子どもの「時短運動会」どう思う?賛成vs反対多かったのは…
9/10(火)

小中学校の運動会のピークシーズンは、秋から春に移りつつあります。開催時期が変わると同時に、
運動会の簡素化や時短化も進んでいます。今回は、小学生以上の子どもがいる女性133人に
“時短運動会”についてのアンケートを実施しました。


子どもの「時短運動会」どう思う?賛成vs反対多かったのは…

時短化の傾向についてどう思う?
5割の母親が運動会の時短化を実感!

続いて、今回多数派だった時短化に賛成の意見です。圧倒的に多かった意見が、
近年の暑さによる体調不良を案じる声でした。

(1)熱中症が心配

「暑い中、子どもたちの熱中症が心配なので」(38歳・主婦)

「暑すぎる。鼻血に嘔吐に大変です」(34歳・主婦)

「日本の天候が変わって、日差しが強すぎるので昼で終わりにしてほしい」(45歳・総務・人事・事務)

「熱中症対策には良いと思うが、昔のように家族とお弁当を食べる事がないのは淋しい」(52歳・営業・販売)

実際、気象庁のホームページによれば、10月の歴代最高気温の上位は、ほぼ過去10年の記録で埋まっています。
さらに、35度以上の日も近年急激に増加しています。10月になると35度を超える日はめったにありませんが、
夏が去っても残暑が長引く傾向が続いていますよね。

さらに、複数の意見が集まったのは、以下の4つの意見です。

(2)これまでの運動会が長すぎた

「朝から夕方近くまではやはりつらいし、子どもやお年寄りは体力がもたない」(32歳・主婦)

「校庭が広くて見えないから、拘束時間は短くていい」(36歳・主婦)

「人数が多いので子供の出番は少ないのに一日いなければいけないので疲れる」(40歳・主婦)

秋空の下、家族で重箱のお弁当を囲む……という風景は、少しずつ消えつつあります。
物足りない、つまらないという声もありましたが、近年の気象から子どもたちを守る
ためにはやむを得ないと考える保護者も多くいます。
日本の運動会文化は今、大きな岐路を迎えているようです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00010002-kufura-life&;p=2