宮城でまた新しく放射能がれき焼却はじまった・・・


福島第1原発事故7年目にして、モニタリングポスト撤去、汚染物質は試験焼却

2018/03/23 12:00 PM
 福島第一原発事故後の被曝の影響を正しく検証するどころか、7年目の今、有耶無耶にされ意図的に拡大されようとしています。
その一つが、福島県内に設置された3000台のモニタリングポストのうち、約2400台を撤去しようとするものです。
原子力規制委員会によれば「1年間の平均で、1時間当たりの空間線量が0.23μSvを下回る」線量の低くなった場所だからという理由ですが、
今現在ウクライナの健康被害が深刻なチェルノブイリの安全基準が0.0171μSvだったことを考えると、
とても安心して子供達を遊ばせる線量ではありません。
 もう一つは、福島第一原発事故で生じた8000bq以下の汚染廃棄物を、20日から宮城県で試験焼却し始めたというものです。
安全性に強い疑念がある中、住民の反対を押し切って進められました。
3月22日の全国の放射線量グラフでは、宮城県だけが異様に高い数字を示しています。
 原子力村の人間に規制委員会の委員長をさせることを、広瀬隆氏は「殺人的」と正しく批判しています。