女性に増えている息切れ、医療系の番組で取り上げていた
取り上げていた症例は、3年前()に急に息切れをするようになり、最初は病院でも病名不明だった
心臓の細胞を採取して調べたら ミトコンドリア に異常が見つかったというものだった
ミトコンドリアの異常が原因となって、むくみ も起こる(K-Na恒常性の乱れで細胞内に水が入るためと思われる)

ミトコンドリアが減少し、細胞内で稼動するクエン酸回路が減っていくと
人体のエネルギーとしてのATPの生産量が減ってしまう
たんぱく質の合成は細胞内の小器官補修やDNA補修に必要だが、化学反応を進めるために
ATPを必要とする。糖だけでなく脂肪もたんぱく質もエネルギーにする場合はミトコンドリアの
クエン酸回路を利用するので、ミトコンドリアが減少すると影響が出てくると思われる

ミトコンドリアはたんぱく質が多く含まれ、ベータ線などの放射線によりたんぱく質分子が切断されると
たんぱく質の再分解(ATP消費)、利用できない部分を捨て(ATP消費?)、ミトコンドリア再生成(たんぱく質&ATP消費)
体内の放射性物質が増えるにしたがって、このように消費されるATP、たんぱく質が増える
(細胞内の小器官が破損した場合でもほぼ同様と思われる、放射線で生じたフリーラジカル由来の破損もある)

細胞維持のためのATP消費量の増大は、日常生活における活力の低下につながり、
ミトコンドリア再生用のたんぱく質が足りている間は大きな影響が表に出ることはないが、
たんぱく質が不足してしまうと、ミトコンドリアの減少につながりそうだ
(たんぱく質のリサイクル割合がどの程度か気になるけれど見当がつかない)