ここまで書いてきた部分で、栄養素として要求量が増えそうなのは…

・フリーラジカルの増加に伴う
抗酸化物質…ビタミン類、一部のミネラル類、ポリフェノール類

・細胞膜の損傷に伴う
不飽和脂肪酸…オレイン酸、αリノレン酸等

・細胞骨格、細胞内小器官の損傷に伴う
たんぱく質

亜鉛もDNA複製に使われるだけでなく、抗酸化にも使われることもあるらしく
細胞の修復で必要となる栄養素を、メカニズムと関連させて明確にしたいところ

あとは人体内で幹細胞がどのように働いているか
ある程度メカニズムは想定されているけれど具体的に幹細胞がどういう配置かは不明なことが多い
血液なら骨髄とかわかっているものもあるけれども
がんに至る流れは間違いなく幹細胞が絡んでいるはずだけれど

細胞膜の柔軟性を維持するために不飽和脂肪酸の要求量はかなり増えている可能性もある
マーガリンは人工的に不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸に変換している点は留意
極端に植物性脂肪の摂取が少ない人って結構多いんだろうか