血圧サージ、このスレでも何回か出てきている単語だが
血圧の上下は急性疾患のきっかけに過ぎないのであって、その裏には
弱った血管、詰まりやすくなった血管という下地があることを忘れてはいけない
生活習慣、食べ物も大きな変化がないのに、血管の弱った人がこれだけ増えたのはなぜか?

この時期になると見かける「ゆず湯」の報道
ゆずの表皮にある芳香成分が湯に溶け出し、それを身体が吸収し効果を発揮
ゆずを用意するのは大変という方は、ラベンダーなどのアロマオイルを数滴(2滴以下がよさそう)
浴槽に垂らしてから入るという方法もあるらしい

アロマオイル=精油=エッセンシャルオイルで、お店で選ぶときは
ロット番号、ラテン語(学名)の植物名と採取部位、成分分析表の付いた本物を
まがいものも結構多いので注意
高知ユズの精油を使えば、お手軽にゆず湯が楽しめると思う
木曽ヒノキや北海道モミなどもあるらしいので、入手できるなら試してみてもいいだろう

なお精油の成分を体が吸収するためにぬるめで10〜15分程度の入浴がいいらしい
すでに心臓の弱っている人は事前にお医者様に相談したほうがいいだろう
ラベンダー精油については、冠血流予備能の改善効果もあるらしい
Relaxation effects of lavender aromatherapy improve coronary flow velocity reserve in (以下略)

ハーブの作用について、機序までわかっているものとそうでないものがある
人体でそういった作用があることは確認できるが、どの物質がどう作用するかはわからないもの
これが現代の科学知識を集めても、まだ不明のものが結構多い
こういったものは、物質の組み合わせで作用していると考えられている

そういえば、最近京都大学が既存薬品の組み合わせから
アルツハイマーの進行に関わるとされる特別なたんぱく質の合成を阻害する
3種類の薬の組み合わせを発見したという報道もあった