もうひとつが解離定数の問題。
>>56 で「イオン」と特に書かれている理由。
食塩の場合、NaCl → Na + Cl とほぼ100%分かれます。

ところが、炭酸カルシウムの場合は、10%位しかイオンで存在しません。
(正確な値は、>>61 のリンク先の解離定数を使って計算してください)。
イオンが1/10になるとのことですが、固体分については、膜孔径より大きなものはほぼ100%除去できますが、
孔径よりも小さなものは全通します。
物質によってことなります。セシウム・ストロンチウム等がどのような物性を持っているのか、ネットでは公開されていません。
平衡定数や溶解度積等の数値がみつかりません。
したがって、間違っているときがあります。水酸化カルシウム・マグネシウム・鉄の例。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%85%B8%E5%8C%96%E7%89%A9

福島が爆発してから1年半。これだけの時間がすぎたのですから、これら定数が公開されても良い時期になっています。
これらの定数は、環境によって大きく変化します。平衡定数の2−3桁のずれは常です。
塩化ナトリウム水溶液中では90-100%の活量係数となる硫酸イオンですら、海水中では10-20%程度に落ちます。
何か公開できない、或いは、公開させない理由があるかと思います。