>>463
医療関係の数値は、色々ある。http://lab-tky.umin.jp/patient/ketueki.pdf
多くの場合、液体試料を円筒セル(血沈セル等)に入れて、光を当てて吸光度を計っている。
だから、ランバートベールを円筒セルに拡張して使っている場合が多い。
http://kccn.konan-u.ac.jp/chemistry/ia/contents_02/06.html
「差を取る」ということは、何かの測定値αと測定値の標準偏差βとして、α±βの差を計算する場合が多い。
ただ、医療関係だと、標準偏差を使っていない場合、平均偏差等を使っている場合があるけど、こっちは略。
ランバートの式を見ればわかるとおり、βの値は「検出できる最小値」ではない。
今の自動血液などの測定器は、複数の検量線を使い分けてダイナミックレンジ(測定範囲)を広げている機械が多い。

ある測定値の差が有意差を得られない場合、機械の測定精度だけを考えると、検出限界の範囲内の差しかないわけではない。
同じ検量線を使っている場合ですら、βの2−3倍程度の差がないと有意とはならない(t表読めますね)。