TDSメータのppm数値は、「電気の通しやすさ」を示した値でしかない。
「安全である」とか「危険である」とかを語っている数値ではない。
70ppmと表示されたら「70ppmの濃度の食塩水と同じ程度の電気の流れやすさである」と言う事をしめしているだけ。

浄水場出口で80ppmの水道水が、蛇口から150ppmの水道水ででてくるなら、
差の70ppm分は、「何かの電導性の物質が増えたため」とはわかる。

その蛇口につながる屋内配管の材質が鉛配管なら、
「鉛イオンふえてんじゃね?やばいかも・・」と言う懸念はでてくる。
鉄の配管なら、
「鉄イオンふえてのかな。味が錆び臭いほどではないから、まぁ、いいか」と言う、
割り切りをする考え方もあり。

RO浄水器を取り付けていて、その浄水が、2ppmなら、
「80ppmが2ppmへ40分の1になってるから、『何かの電導性の物質』の量が、40分の1になってる」
という事は確認できる。

『何かの電導性の物質』は、塩素、カルシウム、マグネシウム、金属水道管の成分、etc,etcで、
極微量の、セシウム、ストロチウムが混じっていても、その「極微量」がも40分の1になってる、という
安心感は担保できる。

ちなみに、硬水ミネラルウオータのコントレックスは950ppm超え
もし、福島の家庭の庭の水たまりの水が500ppmという値だとしても、
「後者の方がヤバい」と解釈すべき。