宇宙放射線による年間被ばく線量はその地域の高度が最も影響する。
日本では人口の99%が高度400m以下に住んでいるため、高度変化は現実的には問題がない。
年間被ばく線量は0.26mSv程度である。
世界的にはチベットやメキシコ・シティは高地にあるが、そこでがんが多いという確実なデータは出ていない。
特殊な場合として航空機があるが、日本より地磁気緯度の高い米国で1年間に飛べるだけ飛んだとしても年間線量は8mSv以下である。
宇宙飛翔体では1日あたり中性子込みで1mSvなので、その滞在時間に依存して年間線量が決まる。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-01-06-04