この考え方は、マウスに発がん性物質を注入し、セシウム137を使って、ある一定
方向からマウスに長期間放射線を当て続けたら、特定の放射線の強さのときだけ
ガン抑制の効果があり、その強さから低くても高くてもあまり効果がなかったと
いう話からだ。なぜ、その固有値の時だけなのかという理由ははっきりしないの
だが、放射線が水によって遮蔽されるということは、体内の水分によっても遮蔽
されることも考えられ、体の特定の部位で留まったということなのかもしれない。

で、最初の内部被曝と外部被曝を同列に扱ってはいけないというのは、内部被曝
というのは放射線源を複数取り込んでいて、制御できない放射線治療機が暴走し
ているようなものと想像してもらえばいい。