【スペクトル】自作系・GS-1100Aのスレ【分析】 3
GS-1100A(GS-2000A 他)は1台で高圧電源と前置増幅器を兼ね備え、
シンチレーション検出器と組み合わせることにより安価にγ線のスペクトルを
見ることができる機器です。
シンチレーション検出器から得られたパルス信号を音声信号としてPCへ入力し、
PRAなどのソフトウェアを利用することでパルスの数を数えたりスペクトルの表示
ができ、さらにFitzPeaksの利用で核種同定などの高度な分析が可能になります。
▼ベクモニ2011
http://blog.livedoor.jp/kabuworkman-becqmoni/
▼本体GS-1100A BEE RESEARCH
http://www.beejewel.com.au/research/Bee_Research/gamma_spectacular.html
本体はeBayオークションなどで入手できます
▼解析ソフトPRA、InTune入手先
http://www.physics.usyd.edu.au/~marek/
▼核種同定ソフトFitzPeaks入手先
http://www.jimfitz.demon.co.uk/fitzpeak.htm
▼basamaさんのblog /分析方法、解析ソフトの使用例などの紹介
http://basamablog.wordpress.com/
▼mikageさんのGS-1100Aレヴュー
http://www.mikage.to/radiation/gs1100a.html
▼akikan311さんのGS-1100A計測比較
http://www.youtube.com/watch?v=qEN4-g4HATo
GS-1100AはPCのUSBポートから電源を取り、PCの音声入力へ信号を出力しますが、
PCの品質により電源、内蔵音源等のノイズが信号に混入してうまく計測ができな
いことがあります。
こういった場合、以下の対策が効果的なようです。
・PCのUSBポートは使用せず、USB充電器などから電源を取る。
・外付USB音源を利用する。
GS-1100Aで実績のあるシンチレーション検出器
・Ludlum 44-2 φ1"×1" NaI(Tl)
・Ludlum 44-10 φ2"×2" NaI(Tl)
・GX-1 φ1"×1" NaI(Tl)
・GX-2 φ2"×2" NaI(Tl)
他色々なプローブを皆さんお使いです。
GS-1100Aでスペクトル取得に不向きなシンチレーション検出器
・プラスチックシンチレーター
GS-1100Aに限らず、A2700を用いた分析など自作系で幅広く活用してください。
【スペクトル】自作系・GS-1100Aのスレ【分析】 2
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/radiation/1326791418/ すみませんどなたか教えてください。
ベクモニをインストールしてプローブとGS-1100Aをつなぎました。
セッティングにはituneとPRAというフリーソフトで調整が必要なのだと聞き、
ituneでのセッティングまでは無事に出来ました。
しかしPRAでのセッティングに苦戦しています。
ベクモニを使うときには、ituneやPRAってやっぱり必要なものなのでしょうか?
(それとも必要ない?)
もう一つ、ピークが350eV位からしか立ち上がらないのですが、どうしたらなおるのでしょう??(泣 >>222
シンチやPC、音源がなにか、は置いとくとして。
> ituneでのセッティングまでは無事に出来ました。
これが本当ならはPRAでもベクモニでもスペクトルがとれるはず。ならPRAは不要
> もう一つ、ピークが350eV位からしか立ち上がらないのですが、どうしたらなおるのでしょう??(泣
プローブのキャリブレーションは終わってますか?
波形学習の画面で下限閾値が1.0になってるならもうすこし下げてみては? 本家BeeResarchのHPにベクモニが登録されていますね。
http://www.gammaspectacular.com/index.php?route=product/category&path=69_89
>>222
Intuneを使わなければいけないのは古いバージョンのPRAの時の話。今はPRAやベクモニのみで
スペクトルは取れます。設定(PCのボリュームの調整)がうまくいっているかの確認用ですね。
うまく設定ができてるのに駄目な場合はあります。プローブが中古の場合です。NaI(Tl)結晶や
PMTが不良と言うこともあります。中古品の場合19XX年物なんてのはざらですから。
新品や球露屋さんの動作品のプローブとかなら設定がまずいだけかもしれません。 俺も最初そんなんだった気がする
ボリューム調整したら治ったけど とにかくボリューム調整がキモだよね。
そのためにも、見えるならやさしおと、近所にあれば汚染土、贅沢を言えば線源があると調整は楽。 >>223-226
ありがとうございました。
皆さんの助言をもとに色々いじってみたら大分使えるようになりました。
何もなしの状態と、やさしお、汚染土壌を測ってみて
ちゃんとセシウムの3つのピークが確認できました! なら次は、両方ともシンチのそばにおいて30分程度測ってはエネルギー校正のくりかえしかな。
あと波形学習とサンプリング周波数の設定、ヴォリュームと校正係数の設定。まずはそこが次のゴールか。 eBayに出てたロシアのUSB接続のCsI(Tl)シンチレーターは球露屋さんの所に(もう売り切れだけど)
売れそうなのはなんでも扱って検証してくれるありがたい存在。次は稼動中の5インチシンチを売るらしい。
eBayに出てる5インチクラスのシンチは退役した払い下げ品ばかりだからまともなのはないんだとか。 何これ
マジで買おうかな、、、
GS買おうかずっと迷ってたけどこっちの方が安価っぽい、、、 この値段、高いか安いかわからん。
ロシアンCsIは買ったんで回路とケースをキットで出してくれるとうれしいんだけどな。 http://qsl.net/k/k0ff/1Bicron%20Square%20Section%20NaI(Tl)%20Scintillator/Scintillator%20project/Scintillator%2520Side.jpg
外人さんってむちゃくちゃな事しますねw 検出器付きなら安いのでは? 本体だけで測定できるのはいいかも。GSだと本体以外にプローブが必要だし。
プローブの選択やら設定等でいろいろ悩むとか無いので入門用にはいいかも。そこで終わる人なら安上がり。
が測定を始めて、もっと高感度に、もうちょと分解能を高くとか欲がでて大きなプローブが欲しくなると・・・ >>233
その手の改造はありますよ。LudlumのサーベイメーターをGSの代わりに使う人もいます。きちんとスペクトルも取れて
ました。簡単な改造でできるらしい?。海外の掲示板。その時Stevenも参加していてしきりにGSを薦めてました。
海外だとゲルマニウム半導体検出器の出力を自作でスペクトル解析してるすご腕の人もいましたよ。冷却が必要
だからお金かかるでしょうけど。 球露屋さんがサーベイメーターから信号を取り出すテストを始めてる。Ludlumのガイガーから取り出すのは
見たことがある。そのうち球露屋製のスペクトル信号を取り出せるアナログガイガー機がでてくるかも。 この場合の信号ってピだけ?電圧も?
俺のもやってみるかなあ。 >>239
GS-1100Aと同じオーディオ信号じゃないかな。アナログガイガーには高圧電源もあるしプリアンプも
内蔵されてる。でも球露屋さんは別に1石のプリアンプを搭載して実験してるみたいだ。GSもどき? stevenからメールが来た。新たなフリーソフトが出たらしい。Theremino MCA 。PRAもバージョンアップ7.0に。
中華製だけどGS-1515ってプローブも紹介されていた。
GSシリーズも新型はリプル低いね。1mV。数値だけ見ると松定プレシジョンの超低リプル高圧電源を凌駕。
電圧やら温度やらの安定度は度外視してだけど。PCのUSB電源が低リプルじゃないと性能を生かせないが。 だいぶ過疎ってきたけど、次の災害が起きないうちにスキルを上げとかなきゃ。スペクトル取得アンプを計画。GSシリーズの
1石じゃなくもう少しマシな多段増幅(トランジスタアレイ使用)。電源は5Vで。パーツ類はおおよそ集まった。
当初メーカー製(ORTECとかキャンベラ)のプリアンプのデットコピーをするつもりだったけど複雑で断念。NIM-BIN
規格で正負電源も何種類も必要。そもそも海外仕様のパーツがない。探すとLudlumのデスクトップスケーラーなど
のプリアンプ部がうまく動けば使えそう?
自作する為の道具集めに、回路図集め、海外からのパーツの調達。思ったより時間がかかった。やっと小物パーツも
集まりぼちぼち製作開始の予定? 作るよりいろいろ構想を練るのが楽しかったりして費用は増えるばかり。GS何個
も買える出費してしまった。うまくスペクトル取得できたらレポするつもり。 これにつなげる携帯MCAがほしい、ガイガーボッドみたいなの >>243
> これにつなげる携帯MCAがほしい、ガイガーボッドみたいなの
GS-1100Aに外部USA電源繋いでオーディオケーブルのの途中に抵抗かます。変換コネクタでiPhone
かIPadにつなげばガイガーポッドが動くよ。GS-1100Rなら充電電池内蔵でそのまま付属ケーブルで
繋げる。本家のサイトで確認して。
http://www.gammaspectacular.com/products/sound_card_spectrometry_drivers/GS-1100R 誰も話題にしてないけどベクモニバージョンアップしてるな ほんとだ。今回のバージョンから英語版になっちゃてます。日本語はDLLで日本語化して使う形。
GSの本家のサイトでもしっかり紹介されてるし、国際化するのは必然か?
海外ユーザからの要望でまた進化するかもしれない。でもあまり高機能化して使い辛いにくくなるのは・・・
イージーモード、エクスパートモードとかあるといいかも。理系じゃない人でも使えたらありがたい。
球露屋さんが高電圧計を売ってる。2000Vまで計測できるからGSの出力電圧を測るには手頃?
が接続がBNCなのがね。BNCの耐圧は500V。良質な物を使ってるようだけど商売にするならもう少し
いい物を。せめて絶縁の為に透明プラケースにいれてRG-58ケーブルでMHVプラグ位は。
自己責任でと言っても電撃を食らうと厳しい。グルーで封印してるとは言え回路むき出しで2000V は・・・ とはいえMHVやらSHVはパーツ売ってないか、売ってても高かったりするからなぁ。
結局安BNCハンダ付けして互換性万歳だったりするけど。
Cコネクタって何て不便だ、と思ってたがSHVと比べたら天地ほど差があってワロタ >>246
素人モードはK-40とPbとBiで勝手に3点校正モードも入れてくれるとうれしいかも。 >>246
1GΩ+1MΩ くらいで 1/1001 分圧して
オペアンプでボルテージフォロア組んで
980円テスターで検電汁 耐圧2000Vの1GΩは入手困難だから
100MΩ×10直列が安上がりだな
サトー電気に100MΩ×10本が800円くらいで売ってるぞ
中華カーボンだが ww >>247
MHVは普通に買えます。千石あたりでBNC-HV-P62/U ¥525円。RG62、RG59用。
耐圧(2.3KV)の高いRG59/Uケーブルを使います(オヤイデでm/252円)
千石・オヤイデにはBNCでRG58用もありました。RG58(1.9KV)ケーブルはやはりオヤイデにあります。
SHVは扱いが極端に少ないようで、ネットで買えるのは海外通販でしょうか。秋葉の専門店ならあるかも?
Cコネクタになると海外通販頼り。CコネクタはBNCの変換ができるので便利です。オス、メス両タイプあり。
SHVは変換コネクタは無く、MHVはあるけど1万円近いです。なんでS・MHVは変換ケーブルがいります。
>>249
> 1GΩ+1MΩ くらいで 1/1001 分圧して
自力で解決できる人はいいですね。自分はそのまま直読する道を選びました。菊水の高電圧計の中古を
入手。テスト用に高電圧電源も出力表示のある松定製を入手しました。0〜2KVまでは直読できます。
Ludlumのマニュアルには1Gと100Kで分圧してデジタルテスターで電圧を測れと記載があります。ただ1Gの
抵抗とかは入手が難しい(eBayには15KV、1G、4W 1%が10ポンドほどで出てますが)のでちょいと作る
には面倒です。できた物の信頼性が怪しいので中古に走りました。 分圧用の抵抗はデジキーで入手できます。
これ位は再現性よく作れる知識が無いと、他の部分でミスってる可能性もあるので
練習の意味も含めて作ってみる事をお勧めする。 アドバイスサンクス。元々文系のですのでその手の知識は少ないか。せいぜい雑誌見てステレオアンプを数台作った位。
高電圧関連の物を作った経験ないし。危ない部分は既製品で。温度特性、電圧安定性、リップル等自作ではとても満足
のいくレベルの物は作れません。PMTを使う実験で高電圧の安定性は一番重要ですので、ここは日本製の中古を使います。
菊水の高電圧計、松定の高電圧電源、低リップル電源等が入手できました。一番高く付いたのはNaIシンチレーターですね。
実験用に1から5インチまで数本(ジャンク含む)。1本新品買った方がよかったかと・・・。 シンチレーターはいろいろ買えるようになったけど
PMTがぜんぜん売ってない
フォトダイオードじゃかなりイマイチ 秋月の激安の高圧コンデンサとダイオードと蛍光灯用高圧装置で
これもどきを作ってみたけど
とりあえず安定してる みなさんは光学グリスはどちらで買われてますか?
売っててもあんなに量はいらない・・・ >>257
> みなさんは光学グリスはどちらで買われてますか?
ハッピーシンチレーターさんで小分けして売ってる。球露屋さんも売っていた時あった。 >>259
ハッピーさんはどうやら以前見た店でした。
そのときは在庫がなかったけど復活していました。有り難うございました。 Nalシンチ2インチとPMT3インチ入手したけど
どうやったら上手く接合出来るんだろう、、、
シンチ側に塗りこんでヘラで平にしてグリグリ押し当てればいいのかな??
接合した後何で固定すればいいんだろう
グルー?なんかでやったらまずいかな?
どうやっていいのか悩んで先に進めない、、、 >>261
> Nalシンチ2インチとPMT3インチ入手したけど
球露屋さんなら光学グリスを塗って太い熱収縮チューブで保護する。そのな感じのシンチを売ってました。
がっちり固定したいなら光学セメントを使う。BICRONのBC-600等。光学グリス並の高い物?
シンチとPMTがずれなければいいのでグリスを塗った後、PMTもシンチもテープでぐるぐる巻き。遮光の為
通常は黒いテープを使うようです。包帯巻いたミイラのように・・・
PMT管保護の為に適当なアルミハウジングなどに収めればシンチレーターのできあがり。 しっかり遮光しないまま動作させるとPMTの内部を痛めるので遮光はしっかりと。
バラックでテストするなら暗箱等を使うとよいです。
絶縁性能の高い日東の絶縁テープ No.223Sなどがよいかも。
http://oyaide.com/catalog/products/p-1542.html
CRTの消磁コイル用。19mmx20m。294円なり。 >>262-263
レス有難うございます
球さんとこから仕入れたPMTなんだけど
太いチューブ売ってなくて、おまけに伸縮強くて割れたらと、、、
下の絶縁テープ買ってみます
難しそうなら球さんとこ送って組み上げてもらおっかな、、、
今日ホームセンターで良さげな接着剤あったので買ってきました
接着と言うか何度でも付けたり外したりできて
薄い両面テープみたいのになる新しい製品でした
グリスで接合した後、接触してるところにシーリング見たいにして固定できそう
分解する時も外したあとシリコンオフで除去できそうな物質だった
どうしよ
取り敢えずチャレンジしてみよっかな 私はグリスで接合した後、台所用のアルミテープでぐるぐる巻きにしてます。
巻く前と後では明らかにノイズと思われるカウントに違いだ出たので、一定の効果はあるかと。
今はちょうど良い太さの金属パイプ探してます。 PMTの使用上の注意ですけど。PMTの頭の部分にはコーティングが施されています。使用時は傷をつけたり
しないように丁寧に扱いましょう。溶剤等で拭く場合は剥げないか確認してから使いましょう。剥げると性能の
低下を起こします。端っこで確かめて色落ちや変色が無いか確認してから使うといいでしょう。
PMTの胴体部にテープ等を巻く場合は絶縁性の高い物を使う。でないとリーク電流が流れる場合があります。
手の油とかもよくないそうです。アルコールで脱脂とのこと。ヘッドオン型のPMTの場合磁気シールドの有無は
顕著な性能の差に。地磁気や室内の磁場の影響を諸に受けるそうです。縦とか横とか持ち歩くとか・・・
通常磁気シールドにはパーマロイ材を使うようです。球露屋さん辺りで中古ハウジングを探すしかなかなか入手
できませんが。精密測定を前程に考えた場合のことです。GSシリーズでちょっこと使う分にはそう差がないかな?
製品のシンチレータしか持っていないのでそこまで考慮したことないのですが、自作の時は少し考慮しておくのも。 ちょいと皆の知恵を貸してください。
hishou.ddo.jp/~bbs/up/img/up7480.zip
これの、γ線出してる核種を教えてください。というか考えられる出所は何なんでしょうか。
サンプルは当地からほど近い産廃施設に搬入されたものとのこと。
5-10mmの白〜褐色の石のようですが、脆くてすぐに砂状に崩壊します。
現地では周辺が0.03uSv/h程度の環境で、近接で0.2uSv/h程度。
1mでは0.6-0.7uSv/h程度と聞いた気がします。
1年以上前に、放射性ガレキがこっそり搬入されたとか何とか言われて採取したものを頂いたのですが
当時1"NaIでは何が見えているのか分からず放置。思い出して久々にプローブを当ててみたらこんなものが。
さらに必要な情報があれば追加で問い合わせてみます。
使用機器
GX-2S + GS-1100A (750V) + TASCAM US-100 96kHz 16bit(ベクモニ上の設定) + ベクモニ0.991
鉄筋コンクリートの建物内で、5cm鉛ブロックで遮蔽 Bi-214
609 keV 46.1%
1120 keV 15.1%
1764 keV 15.4%
Pb-214
242 keV 7.4%
295 keV 19.3%
352 keV 37.6%
K-40
1461 keV 10.7%
判然としないピークもあるけれど、概ねそれらしきところに山が出ているので
Pb-214 + Bi-214 + K40ではないでしょうか。
U238の系列核種を含む天然由来放射性物質・・・石灰岩の石ころ? ありがとうございます。
なるほど、Pb-214 + Bi214 で納得できそうな気がします(K-40はBGにも出ますので有意ではなさそうです)。
が、石灰岩は概して出す放射線量は少ない印象があるので、そこがどうか(見た目でも石灰岩とは異なる印象です)。
あと石灰岩を産業廃棄物として埋め立てる、というのもちょっと不思議な気がします。
地理的に製鉄工場からさほど距離がないので、製鉄時のスラグ(製鉄は鉄鋼石とコークス(石炭)と石灰を混ぜて燃やし、不純物を石灰岩に溶け込ませた上でスラグとして廃棄します)はどうかと思ったのですが、
製鉄スラグのスペクトルなんてのは見つからないし。
鉄鉱石だと、かのガラパリのモナザイトなんかを含むようなのもあるので、ひょっとしたらこっちが由来?
もうちょっと調べてみます。 その石の写真はないのか?見た目が違うとか後出しされても・・・ 失礼。こんなんです。
http://hishou.ddo.jp/~bbs/up/img/up7502.jpg ベクモニ専用の自作シンチレーションカウンターでベニクモってものがあるみたいですが、
作ったことがある方はいらっしゃいますか? >>273
それです。
試しに一つ作ってみようかと思って、手軽そうだったので。
ただ、ICチップの交換とかはやったことがあるのでハンダ付けは問題ないと思うのですが、
何分、回路のことは全くといって良いほど分かりません。
耐圧50V1pFのセラミックコンデンサーだけ別に買ってるようですが一般的なものと何が違うのかとか?
作った方が居たら使い勝手含めて少し教えて頂きたいなと。 >>275
> 試しに一つ作ってみようかと思って、手軽そうだったので。
測定器とかお持ちですか? 又は借りたりできますか?
発振してたりノイズまみれになっていないか確認できないと・・・
オシロスコープ、ファンクションジェネレーター、テスターなど。
キットじゃないのでパーツの違いや多少のことは解決できないと。
センサー部の加工やケーブルの扱い。アナログの世界は案外
細かなノウハウが無いとうまく動かないことがありますので。
コンデンサーは小型化の為と書いてありますね。1Gの抵抗は入手性も
あるでしょう。作るなら作者のHPに数種類この手の回路の作例があり
ますのでよく目を通すといいと思います。 >>276
テスターはあります。オシロも大丈夫です。
が、肝心のどこをどう測ってどうなれば正常なのかが分からないです。 >>278
> が、肝心のどこをどう測ってどうなれば正常なのかが分からないです。
出力にオシロを繋いでGSシリーズのと同様は波形が観測できたら正常です。
パルスが観測できずノイズしか見えないならセンサー部の製作にしくじって
いるかもしれませんね。 球露屋さんが最近高電圧発生ユニットまで扱い始めた。良質な高電圧だと精度の高い計測ができるんだけど
それに見あう計測部が無い。スペクトル出力がある測定器とかあれば簡単なんだろうけど、正式の物はとても高い。
自分で高電圧発生ユニットをeBayで買って製作を模索すると、既存の中古高圧電源を買うのが簡単という
結論に。作るとケースに駆動電源に、SHVやMHVのコネクタやら高いんだ。ケース加工するのも面倒だし。
ヤフオクだとこんなのが。HVは1KVまでだけど正負使えるのがいいかも。
http://page16.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u46172247 シンチレーターはまだ持ってないのですが今更ながらどう言う仕組みか知りたく来ました。
シンチレーターが光ってそれをPMTが拾って電気パルスになるのかな?
んで、ここが分からないのですがGSってそのパルスを音声に変えて出力して
PCに送ってベクモニで解析してるって事でしょうか?
GM菅とかのガイガーもカウント時に音声(と言うかチャープ音?)出ますが
GSの音声ってのはどう言う感じの音声なんでしょう?
なぜ音声でそれぞれのエネルギーの強度がわかるのか勉強不足でわかりません
GM菅を外してシンチプローブ繋いでそこから出る音をPCに送っても無理なんでしょうか?
とんでもなく幼稚な知識ですみません、、、m(__)m 線量(率)を測るなら、パルスの数だけわかればいいのでGM管と同じ。
エネルギー分析(スペクトロメトリ)をやるならGM管ではダメ。シンチで。
音はパツン、パツンという感じのノイズ。
GM管ではエネルギーに関わらず同じ大きさの音が、シンチだとエネルギーに応じた大小の音が出る。
ガイガーカウンタの音声の仕組みがわからないけど、必要な高電圧と必要なアンプが入っていれば理屈としては使えそうな。こっちは識者に任せます。 な、なるほど!
カウントだけでなく強弱の違いが判別できスペクトル分析できるのがシンチ+GSなのか、、、
実は自分、球○屋さんでアナログスケーラーっての買ってその後何本もGM菅使ってたんですが
そのスケーラーの後ろにレーコーダーアウトとかスケーラーアウトとかフォノ出力とかあるし
>>281さんが言ってた自由に高電圧も出せるし、もしかしてこれってそのままシンチプローブ繋いで
音声出力繋げば使えるの?なんて思ってました(^^;
正直シンチのデバイダ回路どころかGM菅の分圧とかすらもわかりません(滝汗
直結してHVいじって陽極が焼け切れないとこまであげて弄ってる程度のおバカです、、、orz >>284
アナログスケーラーではエネルギーの分析はしないのでその情報は内部処理の過程で消されて
います。エネルギー情報の無い各種出力を分析してもカウント情報しか得られません。
回路構成上前段のプリアンプ出力にはまだエネルギー分布の情報が含まれているはず。それ
を取り出せればスペクトル分析ができるかもしれません。球露屋さんもそう言いつつまだ実現した
機種はまだ無いようですが。
GSの中身はPMT用の可変高圧電源回路+1石のプリアンプです。高等な回路ではありません。
既存の部品をうまくローコストにまとめたアイデアと工夫の賜物です。 いいねえ。感度も悪くなさそうだからサーベイメーターもどきにも使えそう。
いくらくらいなんだろ。 30万程度で安価な測定器ですってこれだったんだろうか・・・
測定器ってなんであんまり特徴無いんだろうな。ってデザインで買わんなそういえば。 検体の放射能強度によってエネルギーがドリフトしてしまうのって私だけでしょうか。。。
放射能が強い検体を測定すると全体に高エネルギー側にシフトします。
例えばCs合計3000Bqくらいの検体と、Cs合計100Bqくらいの検体とで比較すると、
Cs137ピークで50keVくらい、K40ピークは100keV以上大幅にシフトします。
結局検体毎に係数補正するしかないのでしょうか。
測定環境はGS-1100A + E-MU0204 + Bicron3インチ + ベクモニです。 >>294
> 放射能が強い検体を測定すると全体に高エネルギー側にシフトします。
電圧が変動してるんじゃないでしょうか。Bicron製3インチだとラボ仕様のシンチレーターでしょうか?
デバイダ回路の抵抗値がGSの仕様より低いのではないでしょうか?
ネット見ましたけど5.6Mほどになると100Vは低下してしまうそうです。高エネルギーになると
なおさら電流が流れるので電圧低下する。それが影響していそうです。後温度変化にも
敏感で冬場だと50Vとか変位はしちゃうとか。
球露屋さんみたくデバイダ回路を60M程度の高い抵抗値で使う手もあります。 >>294
波形が密になりすぎて、複数の波形が重なってしまうと当然シフトしますよ。
たとえば40Kのパルスに、その他の小さいパルスが重なると当然シフトしますよね。 >>296
ベクモニとか、ベクモニが参考にしたピークプロファイル判定だと、波形で弾かれないのかな。 高電圧電源の高度な安定が無いと分解能が悪化。また単純なアンプでは波形が重なりパイルアップが起こり出力が
飽和。飽和してからソフトで分離しようとしてもという感じでしょうか・・・
GSを使いいろいろ試すと粗が出てしまうようです。高電圧の高度な安定を得るには専用の高電圧ユニットが。
アンプもプリアンプだけじゃなく波形整形やディスクリミネータを持つ本式な奴が欲しいってところ。 >>297
波形が目に見えて変形しているような場合しか弾けない。
重なった波形がきれいな波形ならそのままカウントされてしまう。 >>295ご指摘のデバイダ回路が原因の気がしてきました。
医療関係かなんかの取外しというUSEDプローブなので、確かに仕様詳細不明なんです。
GSにつないでみたらCs-137 662keVでFWHM 9%程度のスペクトルは取れたので、
問題ないのかなーと思っていたのですが。
GSが温度変化に弱いという情報は聞いていたので、GS内部と、オーディオデバイスと
プローブ表面に熱電対くっつけて温度モニターしながら計測しています。
ずーっと一定温度を保っているのになぜかドリフトが収まらず、どうしてかなーと
ベクモニやマイクボリュームの設定変更など試行錯誤していたら、検体の濃度で
ガコーンとシフトすることに気が付きました。
パイルアップ等の影響も確かにあると思うのですが、これで目に見えてシフト
するのであれば他のユーザーからも指摘がありそうですので。。。
デバイダを開けてみましたが、どこかに抵抗追加すればいいのかな・・・
デバイダの回路設計について参考になりそうなウェブページや文献など
ありましたら情報提供お願いしますm(_ _)m >>300
チャッピー検出器を開発されたチャッピーさんもGSの高エネルギー領域での性能低下が
あることを指摘されておられました。回路的に対策してみても改善は見られなかったとか。
> デバイダを開けてみましたが、どこかに抵抗追加すればいいのかな・・・
1個追加すればいいというか抵抗値の変更は、中にある全部の抵抗を変更します。
狭い場所に追加というのは大変ですから全部取り替えることになる大変な作業。
なのでPMTソケットを新たに買って新規にデバイダ回路を組むのが一番簡単です。
で抵抗値なのですが各メーカー事にだいたい決め打ちで決まっているようです。代表
適な値で使っていますね。
BICRONの場合
http://www.detectors.saint-gobain.com/uploadedFiles/SGdetectors/Documents/Electronics/Voltage-Divider-Legacy-design.pdf
ADIT
http://www.et-enterprises.com/files/file/technical-information/rp069colour.pdf
Ludlum(球露屋さんが参考にしてると思われる2インチ44-10)
http://www.ludlums.com/images/stories/product_manuals/M44-10.pdf 湿気で動作が不安定になる。
高電圧部分の何処かでリークしているみたい。 >>302
> 高電圧部分の何処かでリークしているみたい。
インバーターの出力の1MΩの抵抗を調べてみたら? 焼けていないか? http://www.utsunomia.com/y.utsunomia/spectrometer/spectrometer.html
シンチレータ方式γ線スペクトロメータで遊ぼう
ガイガーカウンター製作&計測ワークショップを主催されてる宇都宮さん所のHP
湿気対策やら自作するときの参考になりそうですよ。一時話題になったロシア
製のUSBシンチレーターの記事も出ています。 ベクモニ2011 0.998βが出てますよ。
http://blog.livedoor.jp/kabuworkman-becqmoni/archives/30069275.html
0.998β更新内容
・選択領域のFWHM表示(簡易計算)
・自動エネルギー校正(スタビライザ)
・ROI毎の個別表示色設定
・エネルギー校正のツールビュー化
・測定終了時のサウンド再生機能
・その他GUI改良、バグフィックス等
だそうです。 近日発売のままになってるTACの携帯型 γ線 スペクトロメータ T-GMK2-S
もとネタは広島大学の「MPPCとシンチレータを用いた携帯型放射線検出器の開発」
http://www-heaf.hepl.hiroshima-u.ac.jp/gakkai/butsuri1303/nakagawa1303.pdf
研究が進む(製品化)といいですね。ベクモニ等ソフトは進化してきているけどGSは
ちょと粗が見えて・・・ 前スレのGS-11215 New Gamma Spectrometry Packageと2" GAMMA Scintillation
Detector Radiation Probe -Stainless Steel -Bicron Plasticで
お世話になったものです。
CsI(Tl)シンチレータ 1インチを入手し、上記のBicron Plasticと置換し、
2インチのPMTと組み合わせた結果、下記のようなスペクトルとなりました。
千葉県北西部、木造建築1階リビング、遮蔽なし、4時間
ttp://getworld.ddo.jp/pt/file/1377089124.png
同敷地内汚泥枡の汚泥(2012/3/1 採取 100g)、遮蔽なし、1分
ttp://getworld.ddo.jp/pt/file/1377089398.png
同上、遮蔽なし、6分
ttp://getworld.ddo.jp/pt/file/1377089485.png
となりました。1.5*1.5Nai(TI)と比べ、計数率は1/3ほどに
なりましたが、分解能は、向上したようです。
GS-1100Aで900Vです。 >310
3例目は5分でした。訂正します。<m(__)m> 2013/12/31 ベクモニアップデート来てました。 0.998β→0.9981β
使用期限の延長(2014/1/04〜) 一般人が広くスペクトル見始めると都合がわるいもんだから
上流で東電の下請けが買い占めてるかもな >>316
毎度毎度買い占めてたら、量産効果で安く出回ってると思うけどな >>319
今更だけど、GS-1100-PRO を使ってる人はいますか?
GS-1100A で、一時間くらいウォームアップ後に測定開始してるのですが、動作直後から安定していると嬉しいです。 >>319
精密電子機器は30分以上のウオーミングが常識だし、真空管なら1時間でしょうね、
USB安定化電源も使ってるし、魅力はあまり感じませんね。 SrI2(Eu)シンチレータ
ttp://www.le-algorithms.co.jp/products/sri2