>>79>>81
肉体上の小さな奇形(知能は正常)だけでの中絶は考えものですね。
しかし、染色体異常などによる知的障害を伴う障害を持ってる場合はその限りではありません。
家族や兄弟や、それに親戚も含めてどれほど苦しむことになるか考えてあげてください。

一人で食事ができない場合、成人後も毎日食事の世話をしなくてはならない。
一人でトイレができない場合、成人後も毎日トイレでお尻を拭いてあげなくてはならない。
小さいうちはいいですよ。赤ん坊の間は食事もトイレも親が世話するのが当然です。
でも、成人後もその世話がずっと続くとした場合、誰がその世話をするのですか?

染色体異常の知的障害の子供(特にダウン症)が生まれたのが原因で、
離婚、子殺し、無理心中に至った悲惨な事例がたくさんあります。

それだけじゃありません。もっと重要なことがあります。
兄弟がいる場合、小学校時代はそれが理由で学校で苛められることがあります。
それから、兄弟が就職や結婚にあたって不利になることもあります。

ですので、染色体異常などによる知的障害を伴うとわかった場合、他人事のように
無責任に簡単に産めなどとは言うべきではありません。
家族や兄弟がどれほど苦しむことになるかを考えてあげてください。その点だけはご理解ください。

それ以外の、知能は正常な小さな奇形であって、将来自立できる期待が持てる程度の障害であれば、
その程度の理由で中絶すべきではないという意見には同意します。
この場合は、離婚、子殺し、無理心中に至るようなことはほとんどありません。