>>844
>>874
アブラハム、はい、よいところに注目されましたね。

アブラハムとその父親であるテラは、
もともとヤーウェ一神教ではありません。
彼らの出身はチグリス・ユーフラテスのメソポタミア文明が起きたところです。
シュメール→アッカド→バビロン(バビロニア第一王朝) 
と変りますが、多神教です。

アッカド王朝はメソポタミア地方を軍事て治めようとしたため
すぐに戦乱がおきますから、荒れます。
バビロニアは、ハンビラム法典や粘土に楔型文字を彫りつける文字使用、
太陰暦、60進法など、軍事的な治め方でなく文化と東西の交易流通で栄えますが、
大きな河がある、そのようなところは狙われます。
逃れた人たちがいた事でしょう。追放のような事もあったかも知れません。
まさしく、ここが聖書で書かれているエデンです。
現実的な場所です。

子アブラムを連れて父親のテラが他に移動したのは、ハランという場所でした。
いつであったかはっきりしない。
アブラムは、多くの民の父となるとありますが、もともと多神教ですから、
特にイスラエルの父ではないし、アブラムより先にシュメール、メソポタミアの
多様な多くの民の顔ぶれがあるのです。

しかし、ヘブライ=イスラエルの記録では、自分達の為の記録にしますから
見えにくいのです。
(続く)