>>721
わたしもatheistさんと同じ考えです。
(以前は勘違いしていましたが。^^;)

位格は独立した存在ですが、
各位格の本質は一人の神ということだと思います。

ここで大事なのは、
『なぜ未来の出来事を完全に知っているのは父なる神だけなのか?』
です。

1.父なる神だけが未来の出来事を完全に知っている。
2.子なる神や天使たちは未来のでき事を完全には知らない。

子なる神と天使たちは、人に神のみ心を示してくれる存在です。
ということは、子なる神や天使たちが知っていることは、
いずれ、人にも知られてしまうということになります。

ということは、
子なる神や天使たちが未来の出来事を完全に知っていれば、
いずれ人も、未来の出来事を完全に知ってしまう、
ということになります。

しかし、
未来の出来事を人が完全に知ることは許されないのです。
なぜでしょうか?

それは、
父なる神のみ心には、この世界の未来の完成形が、
すでにあり、そしてそれが必ず成就するためなのです。

もし人がそれを事前に知ってしまうと、
人には自由意志がありますから、
神は、人の自由意志を考慮して、
未来への道筋を変更する必要があります。

しかし、それもまた人に知られてしまうと、
人が未来を知ることと、神が未来を変更することの、
無限循環に陥ってしまいます。

神であっても未来への道筋を無限に変更し続けるわけにはいかないのでしょう。
ですから、神は人に未来の出来事を完全に知られるわけにはいかないのです。
つまり、未来の出来事は父なる神だけが知っている必要があるのです。