ユダヤ教の歴史の本は、一通り読み終えたのですが、何度もぞくっとしながら
眩暈がするような世界です。 きついので、時を置いて又読んで見たいと思いますが。

いま、「京キリシタンの伝承を歩く」という貴重な本を読んでいます。
教科書にも載っていた、フランシスコザビエルですが、
日本は、最も荒れた、下剋上と群雄割拠の戦国時代だったため、
荒れ果てている京でもぼろ布をまとう様な日本での生活であり、
わずか2年で、今は時ではないと、日本を去りますし、
ザビエルは、京市内の都にいたのは、わずか11日でした。
日本人ヤジロウに日本の優秀たるを聞き及び、一緒に来日したザビエルは個人としては
大変、その生い立ちや誠実な人柄は、記録されているのですが、
この人もまた、個人の資質や想いと違うキリスト教者に死後用いられたかと、、、、

盲目の琵琶法師がザビエルに感銘を受けトレストの名となり、戦乱の山口県で、
難民への炊き出しや、施しに従事しました。
日本のイエズス会の修道士となったロレンソです。

日本に来た西欧人で、日本人を高く評価して、その文化研究をし始める方が
おられますが、ザビエルもそのはじめの一人だったと思えます。
(つづきます)