>>282

>西方教会で言う聖霊すなわち正教会でいう聖神は、父なる神と、子にして神であり人でもあるイエス・キリストとともに、三位一体を構成する。...
>問題は、正教会では「聖神は父より発する」とされるが、カトリック教会では「聖霊は父より、子からも発する」とされる点の相違である。...
>「フィリオクェ」を巡ってはその後も東西教会で見解が一致せず、結局1054年の大分裂(大シスマ)を生んだ。
>この辺の解釈や根拠をコズモさんのプロテスタントはどう教えていますか

「フィリオクェ」に対するプロテスタントの見解は、
正教会側の「聖神は父より発する」のようです。

私の見解は「聖霊は父より、子からも発する」です。

しかし、三位一体により、父なる神も子なる神も、位格は違え、
一体の神なのですから、父なる神から発せられた聖霊も、
子から発せられた聖霊も、同じ神から発せられた聖霊とみなされるので、
結局は、「聖神は父より発する」も正しいということになると考えます。

父なる神から発せられた聖霊も、子から発せられた聖霊も、
一体の神から発せられた聖霊なのですから、
本質的な違いは無い、ということです。