無限な統一の理念の下にある単純な歩みに過ぎず
その都度繰り返し現れてくる諸々の矛盾を通して更に先に歩みに導いていくに過ぎず。

しかしそこに一つの進歩があるということは
理念を通して無限に接近するべく
求められてるところのものが
諸々の事物の本性のうちで横たわっていることをも示唆しているのです。