神は彼岸に存在し、神の命令である善のためにこの世で努力し、有限であるがゆえに、
やり残した人格の完成のために、来世、天国、魂の不死が要請される
と宗教は口をそろえて言う
端的に言って彼岸は此岸の投影、人間の精神の一契機、魂の不死はある意味ない
しかし神または絶対者は存在する、むしろ神のみが真の意味で存在する
感性的なものは全て有限であるから、真の意味では存在しない